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勇気ある人々

勇気ある人々
By ジョン・F・ケネディ

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  • 発売日: 2008-01-10
  • 版型: 単行本
  • 392 ページ

エディターレビュー

内容紹介

だれの人生にも、自分自身の“勇気”を問われる瞬間がある。――ジョン・F・ケネディの伝説的名著、待望の復刊!

「国が自分のために何をしてくれるのかではなく、自分は国のために何ができるのかを問いかけていただきたい」――その優れたリーダーシップ、信念と良心、そして勇気にあふれる行動と発言によって全国民の心をとらえ、今なお世界中のの人々を魅了する偉大な政治家、ジョン・F・ケネディ、アメリカ合衆国第35代大統領。

キューバ危機の解決や人種差別との戦いをはじめ数々の問題に果敢に取り組んだ20世紀最高のリーダーが、自らの理想とし、心の支えとしたのは、アメリカの歴史に名を残す偉大な先人たちだった。逆境にあっても自らの信念を貫いて生きた「勇気ある人々」。ケネディは、そうした人々のエピソードをもとに、自分の信じる生き方を描き、一冊の本にまとめた。それが、全米大ベストセラーとなり、ピュリッツァー賞を受賞した本書『勇気ある人々』だ。

政治は一つの舞台に過ぎない。どんな人生であろうと、われわれは皆、ある時、自分の勇気を問われる瞬間に向き合うことになる。そのとき人は何を思い、何を守り、何を賭けて行動するのか。本書に登場する人々の、夢と幻滅、栄光と挫折、称賛、非難、妥協、苦渋の決断など、それぞれの生きざまから、われわれは何を学ぶべきなのか。ジョン・F・ケネディが、当時そして未来の読者に向けて、渾身の力をこめて書きのこした情熱と気迫の人間論。

(本文からの抜粋)
本書で私は彼らの人生を、つまり、彼らが命をかけた理想や守り抜こうとした主義主張、彼らの美徳、罪、夢と幻滅、受けた称賛、耐え抜いた誹謗中傷などを、的確に紹介しようと努めた。……彼らの人生にはどれも、……地元の人々の心を動かし、この国のあらゆる地域に住むあらゆる市民の人生を豊かにしてくれる何かがあったのだ。

内容(「BOOK」データベースより)
20世紀最高のリーダーが渾身の力をこめて書いた人間ドラマ。なぜ彼らは、あえて苦難の道を選んだのか?時代を超えてよみがえる、情熱と気迫の人間論。1950年代の全米大ベストセラー、ピュリッツァー賞受賞作、待望の復刊。

著者について

【著者】
ジョン・F・ケネディ (John Fitzgerald Kennedy [1917-1963])
アメリカ合衆国第35代大統領(在職1961~63年)。マサチューセッツ州に生まれる。ハーバード大学卒業後、海軍に入隊し第二次大戦中に太平洋戦線での作戦に参加。戦後、政治家となることを決意し民主党に入党、1946年にマサチューセッツ州から下院議員選挙に出馬し当選。52年には上院議員に選出された。議員として活躍する一方、病気療養中に執筆した『勇気ある人々』はベストセラーとなり、ピュリッツァー賞を受賞。60年の大統領選挙で民主党の候補者指名を受け、「ニューフロンティア精神」を掲げて共和党候補ニクソンと闘い当選、史上最年少(43歳)で大統領に選出された。キューバ危機の回避やベルリン危機への対応など冷戦下の外交問題で成果をあげ、内政面では公民権運動を保護し人種差別と闘ったことで知られる。63年、テキサス州ダラスで遊説中に暗殺された。

【訳者】
宮本喜一(みやもと・よしかず)
翻訳家、ジャーナリスト。1948年奈良市生まれ。71年一橋大学社会学部卒業、74年同大学経済学部卒業。同年ソニーに入社し、主に広報とマーケティングを担当。94年マイクロソフトに入社し、マーケティングを担当。98年独立し、本格的に翻訳・執筆活動に入る。主な訳書に『ジャック・ウェルチ わが経営』(日本経済新聞出版社)、『トム・ピーターズのマニフェスト』(ランダムハウス講談社)、『ビジョナリー・ピープル』(英治出版)などがある。著書に『マツダはなぜ、よみがえったのか?』(日経BP社)がある。


カスタマーレビュー

勇気ある政治家、さて日本に何人いるのやら〜5
自分のこと、そして自分の選挙区のことしか考えない政治家と、国や国民のことを考えて、たとえ自分の選挙区の人々から反対されようとも、自分の信念に従った行動を貫く政治家の違い。それは、真の勇気をその政治家が持っているかどうかである。これが本書によって、著者のジョン・F・ケネディが、私たち読者に最も言いたかったことであるように思う。

本書には50年前のジョン・F・ケネディ著、下島連訳『勇気ある人々 良心と責任に生きた八人の政治家』(日本外政学会、昭和33年6月15日)にはない「序文 ロバート・F・ケネディ 」「付録:刊行50周年に寄せて キャロライン・ケネディ、ジョン・F・ケネディの軌跡」などの貴重な文章も新しく付加されていて、ケネディファンならずともぜひ手元に置いておきたくなる1冊となっている。日本外政学会の翻訳本には当時「訳は生硬で、二、三度読み返さないと頭にはいらぬ箇所が多く、この点が惜しまれる」という書評もあったが、この新訳はとても読みやすく、政治に無関心といわれる若い人にもぜひ読んで欲しいと思う。

ケネディ本というと暗殺本やスキャンダル本ばかりが目立つ中、ケネディを知るには必須ともいうべき本書(その昭和33年版は絶版で入手が困難となっていた)が、こうして復刊されたことはケネディファンとして本当にうれしい。

JFKいいですね。5
演説と暗殺で有名ですが、映画にもなった政治危機をのりこえた政治家。
今、日本の、米国の、世界の政治に明確な意思をもった政治が必要な時代だと思います。
政策を平易な言葉に、人気を力に変えたJFK。
その政治を参考にするために読みたい。

重圧のもとでの気高さ5
ケネディはアメリカ史の先達8人に学んだ勇気を定義するために、
「重圧のもとでの気高さ」というヘミングウェイの言葉を用いています。
時に、勇気ある行為は、世間には反逆のように映ることがあります。
が、それは真理にもとづく反逆であり、それは真理の頂を目指す、孤独な戦いに耐えうる者のみに許される気高い行為です。
ケネディが20世紀の冷戦下において成し遂げたこと、
自国の矜持と世界平和での苦汁下において成し遂げたこと、
理想と現実のはざまにおいて成し遂げたこと。
それらを正確に理解しようとするなら、勇気という言葉は必要不可欠です。

旧訳よりも、新訳である本著の方が、訳のみならず注釈、構成の点においても、はるかに読みやすいと思います。09013