就職氷河期世代が辛酸をなめ続ける (Yosensha Paperbacks)
|
| 価格: | ¥ 1,000 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #143768 / 本
- 発売日: 2007-02
- 版型: 単行本
- 221 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
【就職氷河期世代が社会の最下層に固定化されてしまう前に】
フリーター、ニート、派遣が出現した時期は、
就職氷河期と重なっている。
ネットカフェに寝泊りする若年ホームレス、
自分探しの泥沼にはまりキャリアパスから外れていった者、
その一方でベンチャー志向者や拝金主義的なヒルズ族も輩出した
就職氷河期世代の知られざる実態に迫る!
雇用の調整弁とされてきた就職氷河期世代1900万人、
景気回復の恩恵は彼らには配分されない!
【雇用環境改善から孤島のように取り残された
就職氷河期世代の怒りは
どこに向けられるべきなのか?】
年功序列、終身雇用の旧日本型システムでは、
入り口となる新卒時の景気さえ良ければ、
人生の「指定席券」を手に入れることができた。
ただ、その切符は途中で売り抜けることができない。
出口間近の中高年時や出口となる定年時の景気次第で、
年収の最大値も退職金の額も定年後の再雇用も決まってくる。
また、老後の年金や資産形成も違ってくる。
「指定席券」を最安値で手に入れ、
最高値で売ることができた世代は、
本当に恵まれていると言えよう。
内容(「BOOK」データベースより)
フリーター、ニート、派遣が出現した時期は、就職氷河期と重なっている。ネットカフェに寝泊りする若年ホームレス、自分探しの泥沼にはまりキャリアパスから外れていった者、その一方でベンチャー志向者や拝金主義的なヒルズ族も輩出した就職氷河期世代の知られざる実態に迫る。
著者について
宮島理(みやじま・ただし)
1975年生まれ。山形出身の大阪育ち。現在は関東在住。東京理科大学理学部物理
学科中退後、IT系企業設立を経て1996年、フリーライターになる。主な著書に、
『現在がわかる!格差社会』(九天社)、『図解 2007年問題のすべてがわか
る』(技術評論社)、『ヒルズではたらく社員の告白~ネット企業って、実際ど
うよ?』(小社、共著)などがある。
カスタマーレビュー
全ての世代に読んで欲しい
本書は情動的なタイトルとは裏腹に、冷静かつ論理的に氷河期世代の「存在」を分析しており、押し付け的な主義主張は殆ど感じられない。それは著者自身が氷河期世代でありながら就職活動をしておらず、「犠牲者」という意識が薄いためかもしれないが、結果的にそれは良い方向に作用したと思う。また内容から推察すると、本書はごく短い期間で書き上げられたものと思われるが、粗雑さは感じられず、実によくまとめられている。特に象徴的な16人へのインタビューや、統計資料を用いた論述は秀逸で、氷河期世代以外の読者でも、難なく実情を理解できる。逆に4章の「既視感」は、氷河期世代が上の世代からどう見られているか?ということに気づかせてくれる(これは大切な視点)。したがって本書は、氷河期世代にとっては現状の再確認のために、それ以外の世代には氷河期世代の苦難を理解するために、ぜひ1度読んでほしい「お勧めの一冊」と言える
つらい世代
著者も氷河期世代の1人であるが、同世代を主観的および客観的に論じている。私も同世代の1人であるが、改めてこの世代の位置付けを考えさせられた。
本書で著者も述べているが、この世代の多くは「再チャレンジ」どころか「初チャレンジ」の機会すら未だ与えられていない。
この世代を理解するため他の世代、特に我々より上の世代に読んでほしい。
アンフェアな社会
読んでみました。興味深い本です。「就職氷河期世代」ですが,この世代は,就職だけでなく,人生そのものが氷河期だといえそうだからです。中途採用の道も開けず,それに伴って年金等の保険料を支払えないから行政サービスからもはじかれる。
就職は青田刈りで今の我々の感覚からすると信じられないような就職をし,年功序列と終身雇用による安定した人生を送っている恵まれた団塊世代,団塊世代が引退してくれたことによって,就職氷河期世代よりはマシに(それでも派遣の合法化やより厳格な学歴採用,新規参入者だけには年功序列と終身雇用は適用しないという社会体制など状況は厳しいが)なった最近の新卒。このような世代間格差はおかしいのではないか。そういうことが書いてあります。
残念ながら,その怒りの先が,「俺たちは苦労しているのに後輩はなんか恵まれてない…?」っていうのはそれは方向性は違うだろと思うし,後輩に怒るのではなく,そういう制度に怒ったほうがいいと思いますが,このようなアンフェアな世代ごとの状況を把握するには,大変参考になる本だと思います。





