あなたの子どもを加害者にしないために―思いやりと共感力を育てる17の法則―
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #26107 / 本
- 発売日: 2005-07
- 版型: 単行本
- 221 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
無意識の内にこんなにも子どもたちの人生を奪ってしまっていたのか!
衝撃と共に、自分とわが子の関係、そして自分と自分の親の関係を振り返ってしまいます。
この本からは、“子は親の鏡”という言葉の意味が真にわかります。
言って聞かせることではなく“親の振り見て子は育つ”ことがよく理解できるでしょう。
不安な社会の象徴となった「少年A」。
“異常”のレッテルを貼られようとしていますが、殺人に至る特異な世界観も家族との関係の中から紡ぎだされたことを知るとき、人は居住まいを正さざるを得なくなります。
では、どのように親は自分の姿に気づけばいいのか?
それは「思いやりと共感力を育てる17の法則」にわかりやすく提示されています。
子どもの姿を通して親が自らの姿勢に気づくとき、親自身が救われ、子どもも救われるのです。
また会社に引きこもるお父さんたちに向け、「家庭が大事」と言えるためのしっかりした考え方が示されています。
かつて組織改革を成し遂げた著者が身をもって紡ぎだしたその哲学は、最近ようやく言われ始めたワーク・ライフバランスの動きを促進させるでしょう。
著者は、完璧な人間はいないという立場に立っています。
子どもは家族だけでは育てられない。
今やブラックボックスとなりDVや虐待など犯罪の温床となっている核家族を救うためにも、地域を再生することも大切です。その地域づくりの具体事例も説かれています。
内容(「BOOK」データベースより)
今、初めて解き明かされる「少年A」の心の闇!7つの事件の洞察と17の法則が、あなたを子育ての迷いと不安から解放する。
内容(「MARC」データベースより)
今、初めて解き明かされる「少年A」の心の闇。私たち親は、こんなにも無意識の内に子どもたちの人生を奪ってしまっていたのか。子育ての迷いと不安から解放する、7つの事件の洞察と17の法則を説く。
カスタマーレビュー
祝・復刊決定!
絶版の本書であるが、復刊ドットコムというサイトにて復刊が決定した。2008年6月8日に秋葉原通り魔事件が起きて以来、私もその一人だが多くの方が事件を読み解くカギを本書に求め、要望が高まったことを受けたようだ。結果的に本書の復刊を後押ししたのが、再び起きた痛ましい事件だったというのが何ともやりきれないが…。
少年Aの家庭に潜んでいた病理。全てのヒントは「少年A」この子を生んで……という両親の手記の中に隠されていた。著者はカウンセラーの視点から、一見何ということはない両親の言動を見逃さずにとらえ、丁寧に解きほぐしてから再構築し、全く違った物語、メッセージを浮かび上がらせてみせる。するとまるで推理小説のように、パズルのピースが1つずつはまりはじめる。少年Aが両親から何を与えられ、何を奪われていたのかを知るにつけ、酒鬼薔薇の誕生は半ば必然だったのだと思わずにはいられない。Aを先天異常とする精神鑑定結果もあったと思うが、それが主因かどうかは別問題で、本書を読んだ後にそこを見誤る人はもういないだろう。「祖母が生きていたら酒鬼薔薇は生まれただろうか」との問いは示唆に富んでいる。
酒鬼薔薇事件以降も、家族病理に根ざした悲しい事件が後を絶たない。怖いのはそうした家族病理が、誰もが陥りやすく、またはまっても気づきにくい落とし穴であることだ。しかし「知ることは力になる」と著者は言う。Aを蝕んでいた心理学的にネガティブな親子関係(ディスカウント、心理的ネグレクト、ダブルバインド、母子カプセル、共依存、ノンストローク等)を白日の下にさらし、そのメカニズムを解き明かした本書は、我が子を加害者にしないための大きな力になってくれるだろう。
多くの人に読んでもらいたい
殺人・傷害を犯した少年Aの親の手記を、カウンセラーならではの著者の視点から読み取り解説し、親子のあり方について提案した本です。心のありようの図解も詳しく、とても分かりやすいです。
異常で猟奇的と言われた少年Aが、何故犯行に走ったのか、実の親にも理解できないと言わせた少年の心を、著者は見事に汲んでいます。
犯罪の低年齢化が進む今、子育て中の人にはもちろん、多くの人達にこの本を読んで欲しいと思いました。
子育ての方法にとどまらず、親・大人のあり方についての良き本です。
全ての世代の方に捧ぐ
あらゆる世代の方に読んでいただきたい本だと思いました。それは、2つの観点からです。
○子育ての観点から
少年Aの事件を題材に、なぜ少年Aができあがったのか?心理学の面から丁寧に書き下ろされています。現代社会への警鐘にも取れます。私を含め、人が気がつかないうちに、やってしまっている(やってしまいそうだったり、やってしまいがち)かもしれないからです。
子供を育てることの責任の重さを考えさせられました。実際親の視点で書かれているので、子供さんとかかわるお仕事、子育て中の方には、共感できる部分が多いのではないでしょうか?
職業など、何らかの形で子供にかかわる方にもぜひ読んで欲しいなと思いました。
今は親になるのが難しい時代のように思います。男女共同参画社会と提唱され始めました。が、まだまだ実際家庭において子育てを女性が負担することが多いと聞いています。改めて父親も、子供を見守る社会も大事な存在なのだなと思いました。
○1私人として
この本の中には、少年Aの事件だけではなく、生活する1私人として考えさせられることもありました。
個別性を認るゆとりがなく、異質なもの、マイナスを切り捨てがちな、全てにゆとりのない現代において、一番ないがしろにされつつある思いやりと共感力は、全ての世代に必要だと思うのです。
会社での場面、人間関係の場面の解説もあり、現在の自分の人間関係(親子関係、友人関係など)を見直したり、社会のあり方を考えさせられました。
1個人として経験した事が、新たに人間関係を築く時、社会に参加する時、いつか親になった時にも影響してくるのではないでしょうか?





