コロンビア内戦―ゲリラと麻薬と殺戮と
|
| 価格: | ¥ 2,625 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #448192 / 本
- 発売日: 2003-10
- 版型: 単行本
- 341 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
“9・11”から2年、ブッシュ米政権の“対テロ世界戦略”に組み込まれた南米コロンビア。左翼ゲリラvs国軍+極右準軍部隊の戦闘が今も続き、驕れる麻薬資金が乱れ飛ぶ。40年に及ぶ泥沼の内戦に、真の出口はあるのか。
内容(「MARC」データベースより)
9・11から2年、ブッシュ米政権の対テロ世界戦略に組み込まれた南米コロンビア。左翼ゲリラvs国軍+極右準軍部隊の戦闘が今も続き、驕れる麻薬資金が乱れ飛ぶ。40年に及ぶ泥沼の内戦に、真の出口はあるのか?
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊高 浩昭
ジャーナリスト。1943年東京生まれ。66年早稲田大学政治経済学部新聞学科卒業。67年から共同通信社のメキシコ通信員・駐在員、外信部員、那覇支局員、ヨハネスブルク支局長、マルビーナス(フォークランド)戦争特派員、リオデジャネイロ支局長、外信部次長、編集委員、記事審査委員などを務め、2003年、同社を退社、フリーランサーに。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
あまりにも激しく苦いコロンビア
本書は、執拗ともいえる筆致で描かれたルポルタージュ。長期的視野で多くのインタヴューや文献に裏打ちされた、まさにジャーナリストの正道的仕事といえよう。そして飽くまでも民衆、一般市民を機軸におくその視座は健在である。
映画化され日本公開もなされたエメラルド王・早田英志をめぐる臨場感あふれるエピソードを序章に配し、第1章以降、独立期から現代のビオレンシア時代へといたる通史、反政府ゲリラや麻薬カルテルの盛衰と、政官財の深刻極まる腐敗とそれを支える無処罰主義、9.11以降の米国の中南米戦略など現代コロンビアの実情が詳述される。また、各章末におかれたコラムは、幾度となく現場を踏んだ者にしか描くことのできない迫真のエピソードに満ちている。
複雑な読後感が残る。ガルシア・マルケスが『誘拐』で描いたように、これは決して「裏面史」ではない。果てしない金と暴力の正史なのだ。しかしこの暗黒から素晴らしい文化芸術が生みだされているのもまた真実。著者はいう、コロンビアという国への正しい理解のために敢えて暗部を正視しなければならない、と。なるほど単なる暴露趣味ではない、彼の国への愛情が本書の通奏低音となっているのだ。
唐突だが、垣根涼介『ワイルド・ソウル』の読者にぜひ手にとって欲しいところだ。なぜなら本書は、ゲリラ・麻薬・暴力という漠然としたわれわれのステロタイプに、具体的事実をつぎつぎと差しだし矯正をせまる力を備えているのだから。




