とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #767 / 本
- 発売日: 2004-06
- 版型: 文庫
- 317 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
「そこ、女の子が捕まってるから」“超能力”が一般科学として認知された学園都市、その「三沢塾」で一人の巫女が囚われの身となった。そして、どうやら首謀者は、魔術側の人間らしい。上条当麻は魔術師ステイルからそう説明され、すなおにうん、と返事をした。「簡単に頷かないで欲しいね。君だって一緒に来るんだから」「…はあぁ!?」真夏の日差しの中、不気味にそびえ立つビルに二人は向かっていく。魔術師、吸血殺し、禁書目録、そして上条当麻。全ての線が交差するとき、物語は始まる―。
カスタマーレビュー
1巻のハードな後日譚
1巻にして重大な障害を背負ってしまった主人公は、どのように周囲と接していくのか?日常生活はどう変わるの?
驚愕するような強大な力を前に、チームあるいは手駒としての主人公たちはどう動くのか。
強力無比の力を振るうキャラクターってどんな人なんだろう。何の為に暴れるんだろう。単独で破壊的な力を行使することは、強い自我やアイデンティティか必要。
そういった後続の巻に引き継がれていく世界の枠組みを拵えたのがこの作品のように思います。故にどうしても作者のエチュードという意味合いが強く感じられてしまい、読み終わると何やら得体の知れないすっきりしない印象が残ってしまいました。5巻やSSのような組み立てにしたほうがキャラクターが活きたような気もします。この時点ではまだインデックスのアクションも迷走中で、お姫様のような頼りない存在です。7巻以降は魔道図書館として活躍する彼女ですが、同じ人物とは思えません。ネセサリウスとしてアウレオルスに対峙させたほうが面白い場面になったのではないかなあ・・・
ただし、作者の作る枠組みに魅力も感じるのは事実で、そういった意味では、錬金術「アルス=マグナ」、アウレオルスの破天荒で、それにどう対処するのか?というサスペンスで読ませられます。
この巻のエピソードは後続のお話でも引用されることが多いので、3巻以降も読もうという方は読んだほうがよいと思います。ただし、今回のメインは敵役の男と完全無欠の錬金術の謎なので、いつものような華はありません。姫神はヒロインとして機能はしていませんので、彼女に期待してはいけません。
欠点は多いですが、シリーズを読むなら読んでおいたほうがいいという点で、点数は付けにくいですが間をとって3点としておきます。
やっつけ小説。
一言で言うなら「なんでもアリ」。ただ勢いに任せて書いたという感じで、話の照準もバラバラ。主人公が記憶喪失という設定も全く生かされていないばかりか、準ヒロインの姫神の存在も希薄。(インデックスに至っては空気。)見切り発車にも程があるだろうと。敵の能力もめちゃくちゃで、おいおい、と苦笑してしまいます。
そしてこのシリーズ全体に言えると思うのですが、設定やストーリーは大体「どこかで見たな」と思うものばかりです。
シリーズを読破したいなら通らなければいけない道ですが、正直二巻でこれでは・・・。
独り善がりな一作。
「幻想殺し」をその右手に持つ上条当麻が、「吸血殺し」こと姫神秋沙の為に一肌も二肌も脱ぐ物語。
・・・。
正直、これ読んだ人達はこの作品からなにを読み取るのでしょうか?
いまいち方向性が見えないこの二巻から。
私が一巻に星四つもつける要因となった三人、「インデックス」「月詠小萌」「御坂美琴」が完全に今作の物語の本筋からはじかれてますよね。
これで評価しろと言われれば、私的には間違いなく星一つくらいの価値しかない。
今作のプラス面をあえて探すなら、一巻の対比としてのテーマを持って書いていることでしょうか。
ただ、マイナス面を言わせてもらえるなら、読み手に届かないテーマほど虚しいことはないと思うんですけど・・・。
それにマイナス面を探しだしたら限がありません。
前作の登場人物の掘り下げもなく、新たに登場人物を増やしていく著者の気がしれないのですが。
一巻の登場人物すら満足にその背景がわからないのに、新たな登場人物にまるまる一冊使う神経が理解できなかった。
今作は一巻以上に説明が不足、または理解しにくいので感情移入はどこですればいいのだろうか。
一巻は個人的にはありだったが、この二巻を読んだ限りでは今作は買うのをオススメできない。
読後のモヤモヤは作中の矛盾や強引さ、なにより記憶喪失をこんなに簡単に隠し通せるのかというご都合さからくる。
買って後悔した作品は久しぶりだ。
なにより後悔が大きいのが、まとめて買ったこれの続きが十巻まであと八巻も残っていることだろうか。





