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大人もぞっとする原典日本昔ばなし―「毒消し」されてきた残忍と性虐と狂気 (王様文庫)

大人もぞっとする原典日本昔ばなし―「毒消し」されてきた残忍と性虐と狂気 (王様文庫)
By 由良 弥生

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  • 発売日: 2002-03
  • 版型: 文庫
  • 298 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
誰の心の奥底にもある、残忍性と禁断―。それは理性の力でどんなに蓋をしようとしても、隙間から漏れ出し、生き延びてしまう…。『日本昔ばなし』の中の子殺しや子捨て、山姥の子ども食いの話、そして奔放な性の匂い…表立って語るのがはばかれるような人間の暗い面を炙り出す話には、『グリム童話』同様、人間の深層心理として世界に共通する面があります。日本の風土にじっとりとしみ込んだ人間の本性の恐ろしさと巧みな知恵、その豊かな「泉」を心ゆくまで堪能してください。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
由良 弥生
幼少の頃より、日本や世界の読み物文学に興味をいだき、学生時代は文学を専攻。世界各国に伝わる古典や伝承を研究している。地域をこえて共通する比喩のイメージに関心をもち、初版『グリム童話』を再現することに挑戦、ベストセラーに。当時の世相、風俗、恋愛、さらには隠された人々の深層心理を探り、大胆に再現描写するその巧みな筆致は多くの人に支持され、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

なんだかなあ・・・1
期待はずれ。                          似たようなシリーズでグリム童話のがあったけど、それ以下。全然怖くないし、原書より脚色されている部分もある。           子供だましの本しか読んでいない人には新しく感じるかもしれないが、柳田の「日本の伝説」や「日本の昔話」を読んでいれば当たり前の話だ。日本古来の特性を、やれ狂気だ、それ禁断だなどと言うのは現代人の感覚だ。

興味深い3
洋の東西を問わず昔話しの根底にはおぞましい物語が隠されている事は以前より他の作家の著書でも
語られてはきたが,それぞれの物語の後の解説が成程と思えるものと,う〜ん,これはどう考えてもこじつけだなと首を捻る物とに分かれた。物語自体に無理な設定のあるものも多かったが,世界中で
類似した話しが伝承として残されている以上,矛盾を感じながらも昔の人は純粋なんだと感じた。
 「かぐや姫」から読んでみたが,解説を読んでそういう解釈だったのかと,感心した。
山姥がよく登場するが,ある物語では前半に登場する母親の母性愛の闇の部分で,子供の自立を描いている等へぇ〜と思ったり,う〜ん,そうかなぁと思ったり。でも読んでいる間はどきどきしたり,次はどんな話しだろうと,休みなく最後まで読んでしまったが,それなりに引き込んでいく魅力を
兼ね備えた本ではあると思う。