ダルタニャン物語〈第7巻〉ノートル・ダムの居酒屋
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #422614 / 本
- 発売日: 2001-04
- 版型: 単行本
- 379 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
マザランの死により、のちに太陽王と謳われるルイ14世の親政が始まる。一方フーケの陰謀を探るダルタニャンは遂に銃士隊長の辞令を手にする。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木 力衛
1911‐73年。1936年東大仏文科卒。1937‐39年日仏交換学生としてパリ大学に学ぶ。帰朝後、アテネ・フランセ講師をへて、1950年学習院大学教授。この間、東大、慶大、早大、明大等の講師を歴任。モリエールを中心とするフランス文学・演劇についての著・訳書多数。1958年岸田演劇賞受賞。第6回(1969年度)日本翻訳文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
恋の時代
ダルタニャンがやっと銃士隊長に。長い道のりだった。そしてまた敵味方に分かれる四銃士。昔を懐かしむのは読者も同様になってくる。そして恋物語の時代の始まりが。
自己告白と処世術のデュエット
不義の恋におちたギーシュを告発も咎めもしないラウルの優しさは真の情愛だ ラウルの夭折は時々 意地悪なアトスに対する天罰だ 善人 正義漢はよく知りすぎていて読む気がしない展開に終わりそうなのにダルタニャンもラウルも相手のあらゆる挑発 問いかけ 暴走に対し いつも適切に正義を貫きとおし千変万化の悪に比べ凡庸に思えがちな正義にも緻密 奥深さ 自在をあらわした 凡庸のなかの非凡は真の天才のなせるわざだ また五人 主人公がいるのに出番も役割もほぼ平等に割り振り 活かし
本筋に関係なさそうなエピソードや人物を本筋に収斂させ 長大で事件も数多く起きながら分裂した印象を与えずラストですべて収束するストーリー作りの巧みさにおそれいった
ブラジュロンヌ子爵夫人という正統な立場を選ばずに不倫に走るラ・ヴァリエール 冷淡な周囲の人々はラウルを絶望から救わない それでも出さなかったラウルの手紙に感動した 自己陶酔はあるものの愛ゆえにすべてを赦す境地が書かれていたからだ 自分が深傷を負う前から 深傷を負った後も他者の精神的苦痛や真摯な渇望に共感できる稀有な魂の持ち主ラウル
正体でありブランドであるアイデンティティを高度なエスプリで発揮する 王侯貴族のヴァイタルインタレストを結集した 明晰も眩惑も深淵も聖性もある各時代に一あればいいような傑作だ




