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セロひきのゴーシュ (福音館創作童話シリーズ)

セロひきのゴーシュ (福音館創作童話シリーズ)
By 宮沢 賢治

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  • 発売日: 1966-04
  • 版型: 単行本
  • 56 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
ゴーシュは動物たちの助けをかりてセロの練習をします。「賢治を描いては最高」といわれる画家の絵をそえて1冊に仕上げられた、文学のすばらしい贈り物です。

読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:小学低学年から


カスタマーレビュー

同質の作家と童画家の出会い5
ご存知のように、このお話は宮沢賢治の作です。彼の作品は不思議で豊かな空想のイメージからなるものが多いのですが、それだけに、そのお話を目に見える形として絵にするという作業は、写実的な力量で補いきれるものではありません。それを可能にしたのは、若い頃からスケッチや写生にこだわらずに、記憶の中にろ過され沈殿したイメージを絵にし続けてきた茂田井武だからこそと思われます。

宮沢賢治作品の中でも一番完成度が高いといわれるこの『セロひきのゴーシュ』に、茂田井武が持病の喘息でなくなる晩年に、これほど力強いイメージの挿絵を仕上げたことは驚きです。

宮沢賢治と茂田井武の出会いに、感謝。5
これは、いいですよ。

きっかけは、BS2で、絵本の紹介の番組があっていて、
ゴーシュが一人で聴衆のまえで弾く場面の紹介があって。

ひと目で引き込まれて、すぐ買ってみたのです。

テレビでも言ってましたが、絵が文章に負けていない。
ほんとにそう思いました。すばらしい絵です。
この絵を観たいときに観れるだけでも、買った価値があるというもの。


もちろん、文章もすばらしい。
ゴーシュの家にやってくるどうぶつたちと、ゴーシュのかけ合いが楽しい。

ねこなんて、頼まれたわけでもないのに、まだ半熟のトマト(しかもゴゴーシュの畑の)をもってきて、最初に言う言葉が、

ああくたびっれた。なかなか運ぱんはひどいやな。」

なのだ。しかもこうつづく。

なんだと。」
ゴーシュがききました。
「これおみやげです。たべてください。」

勝手で、えらそうで、奔放で、でも憎めないやつ。
こういう人いるよなぁとか思ってしまった。

てなかんじで、くる動物くる動物が、特徴あって、楽しい。
ほんと楽しい。
にこにこしながら、ときには声をあげて笑いながら読みました。

宮沢賢治と茂田井武の出会いに、感謝。

文章と絵の競演5
 誰かに褒めてもらいたい自分がいたら、何よりもまず、自分で褒めてあげないと。いつかきっと、自身の素晴らしさに気づきますように。
 茂田井さんの絵も手伝って、賢治の温かい風景描写や、人を驚かせるような描写がより、鮮明に伝わってきます。