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企業参謀―戦略的思考とはなにか

企業参謀―戦略的思考とはなにか
By 大前 研一

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  • 発売日: 1999-11
  • 版型: 単行本
  • 406 ページ

エディターレビュー

ブックレビュー社
オピニオンリーダーとして常に最先端で活躍を続ける大前研一氏が,最善解を導き出す戦略的思考法を公開
1975年と77年に刊行され著者の出世作となった『正・続企業参謀』の新装版。手本と解答がない時代,成功のプロセスを自ら考えなくてはならない。そのための入門書としての位置づけだ。

変革しなければならないのは個人であり企業だが,個人や企業が変わるには「こうすれば変わるのだ」という「気概」が必要になる。そのうえで著者は,戦略的計画の核心として(1)目的地に達した場合,守り抜けるものでなくてはならない(2)己の強さと弱さを常に知り抜いていなければならない(3)リスクをあえてとる局面がなくてはならない(4)戦略に魂を吹き込むのは人であり,マネジメントのスタイルである,とポイントを挙げている。さらに,経営者が備えるべき先見性の必要条件として事業領域の規定と明確なストーリーの作成だけでは不十分で,自らの経営資源の配分にムダがなく,また原則に忠実で,かつ世の中の変化に対しては原則の変更をも遅滞なくやっていくという十分条件が備わっていなければならないとする。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)
手本と解答がない今、成功へのプロセスは自らが考えださなくてはならない。オピニオンリーダーとして、常に最先端で活躍を続ける著者の最善解を導きだす思考法を全公開。

内容(「MARC」データベースより)
いまこそ戦略的志向が必要だ。手本と解答がない今、成功へのプロセスは自らが考え出さなければならない。オピニオンリーダーとして、常に最先端で活躍を続ける著者が最善解を導き出す思考法を全公開。75、77年刊の合本。


カスタマーレビュー

考える個人5
~同書は今回で3度目の読書になるが、3度目にして漸くこの本が手放せなくなった。著者はこの本を30代の前半で書いたと言っているが驚きである。私のような凡人と比較すること自体がそもそも間違っているのであろうが、この本が伝えようとしているメッセージは、一般の人が30年で経験した以上のものがあると感じる。この本がなによりすばらしいのは、世にある経営~~理論と言われるものを、著者自身の着眼点から著者自身の言葉で伝えようとしているからだろう。企業経営という枠組みから飛び出し、旅行や散髪といった日常的な問題意識から出発し、一般的に陥りやすい誤った思考プロセスを様々な視点から検証し、考え方の正しい筋道を解き明かしてくれる。確かに読み進むにつれて難易度は高くなり、読みこなすにはある程度の~~知識とセンスが必要である。しかし、なぜ、働いても給与があがらないのか、なぜ、上司は無茶なことばかりいうのか、なぜ、無駄だと分かっていて得意先に出向くのか?我々はこうした日常の問題意識を「所詮サラリーマンだから」という言葉でごまかしていないだろうか。この本は、まさにこのような日常的な問題意識に対する回答を我々にだしているのだ。我々は~~ニンジンを追いかける馬ではない。「考える個人」である。この本の読書のコツは、ここに書かれている内容がどれだけ自分の「身近な問題意識」とオーバラップできるかにあると思う。3度目の読書が終わった今、新しい発見を期待して4度目にチャレンジしたいと考えている。私はしがないサラリーマンであるが、この本を読み込むことで、著者の足下にでも近づけられ~~ればいいな、と期待している。そして、明日の仕事に少しでも役に立てられればな、と考えているのである。~

駄本100冊以上に価値あり5
1975年に出版された本書は今読んでも内容的に古さを感じさせない。
それどころか、この本を読めば、今巷に溢れている戦略関係の書籍の数々が、この本の足元にも及ばない駄本であることがわかるだろう。

内容は戦略思考についてであり、図表やフレームワークも結構出てくる。しかし、単なるマニュアル本ではなく、図表やチャートを表面的に真似ようとしているうちは、本書を消化できていないのではないだろうか?何度も読んで、目の前にある自分の課題を自分で考える。その繰り返しで漸く本書を「読んだ」といえるのかもしれない。駄本100冊読むなら、本書をぜひ「読んで」みてはいかがだろうか。

「考え方」についての座右の書4
 「考え方」のテキストとして、ぜひ、読んでおきたい秀著です。ただし、内容を理解できても身に付けるまでには反復練習を繰り返さなくてはなりません。そこがこの本を活用できるか否かの分かれ目でしょう。

 本書は、戦略コンサルタントの雄、大前研一の実質的な処女作「企業参謀」の新装版です。1975・1977年の「正・続企業参謀」の出版から、新装版は20数年が経過していますが、内容と構成はまったく変更されていません。しかし、「考える方法」という根本的なテーマを掘り下げて書いているため、その内容は今日でも十分に価値があります。ただし、実質的処女作ということもあり、後年の「サラリーマン・サバイバル」等に比べると文章がかたい印象を受けます。読破するのに意外と時間がかかりました。

また、大前氏には珍しく、PPM(Product Portfolio Management)やリスク分析といった手法の紹介が幾つかあります。大前氏の後年の著書では分析ツールの紹介はほとんど見かけなかった記憶があるので印象に残りました。