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選挙の裏側ってこんなに面白いんだ!スペシャル

選挙の裏側ってこんなに面白いんだ!スペシャル
By 三浦 博史, 前田 和男

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  • 発売日: 2007-06
  • 版型: 単行本
  • 222 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
超プロが明かす選挙のウラの裏、選挙に行って笑っちゃおう。2007年は統一地方選と参院選が12年に一度重なる「亥年」選挙イヤー。選挙と世間の常識の落差。これぞ選挙の愉しみどころ。これを知れば選挙を二倍も三倍も楽しめる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
三浦 博史
1951年東京生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒。銀行勤務を経て、1979‐1988年国会議員公設秘書。1988年米国国務省個人招聘プログラムにより、米国の政治・選挙事情視察。たった1度の放映で米国世論を変えたジョンソン大統領テレビCM「デイジー」のプロデューサーで、映像の神様といわれるトニー・シュワルツ氏や、ネガティブキャンペナーのディック・モリス氏をはじめ、民主・共和両党の政治家・選挙PR関係者多数と接触。1989年わが国初の総合選挙プランニング会社「アスク株式会社」を設立。以来、選挙プランナーとして数々の国政・首長選挙を手がけ、2007年都知事選では石原慎太郎陣営の選挙参謀を手がけた。1990年米国民主党選挙PR会社FDR社と提携。わが国初の選挙PRキャンペーンビデオ、わが国初の選挙ソフトを販売。また、フォーカスグループ調査や、政治バナー広告の導入等、わが国の選挙に常に新しい風を吹き込んでいる。夕刊フジ、サンデー毎日などの選挙予測をはじめ、その活躍ぶりはマスコミでも数多く取り上げられている。日本選挙学会会員、日本世論調査研究会会員。明治学院大学法学部講師

前田 和男
1947年東京生まれ。東京大学農学部卒業。ノンフィクション作家、翻訳家、編集者として活動する傍ら企画会社「同文社」を経営。行政、企業、組合のPR業務を企画から実施までフットワーク軽くこなすため「一人電通」と呼ばれる。2001年3月千葉県知事選、2002年10月参院千葉選挙区補選、2003年11月第43回衆院選大阪3区に立候補した友人の参謀の一人として選挙に関わる。2007年都知事選では浅野史郎陣営の勝手連として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

候補者を選ぶための客観的なデータベースが欲しい3
 本書は保革の選挙プロを執筆者に得たことで、本書の言葉で言えば“「コンプレックスカバー」がうまく機能している”。リレーのタスキ渡しのような言葉の受け、返しもあって、ここら辺は編集の妙である。
 テレビの選挙特番のような書籍タイトルはプロモーション的には成功だろう。ただ、タレント候補にしても、テレビ演出にしても、PR会社の起用にしても、本書のような裏話にしても、政治や選挙に興味喚起するフックであって、その本質ではない。逆に、ここまであおられなきゃ(あおられても)投票所に足を運ばない、主権者としての我々(もちろん私自身も含む)ってあまりにトホホである。どうせわからないだろう、ごまかせるだろうという為政者のおごりと、権利を持つのに要請しない主権者の怠慢が、政治や選挙の「本質」を隠蔽し続けるのだ。
 本書にも「有権者は基本的に、「政策」と「それ以外のこと」で候補者を選ぶ」ってあるけど、「それ以外のこと」が占める割合はことのほか多い(私の場合)。そこには「政策」、つまり「本質」の部分の情報が、あまりにも欠如しているって要因が大きいのだけれど。例えば、現役の議員をあらためて選ぶのかどうかって時に、前回の公約、マニュフェストが何で、どれだけ実行したか、守れたか、という客観的な評価が欲しい。国会議員の場合だったら、どんな委員会に所属していてどのような発言をしたのか、議会への出席率、いねむり率はどうだったのか、あるいは法案への賛否姿勢なども知りたい。「プロ野球選手名鑑」のようなものでもいいし、Webサイトでもいいんだけど、候補者を選ぶための客観的なデータベースってどこかにあるのだろうか?(私が知らないだけかもしれませんが、ビジネス社でもし企画出版されるのなら一冊買います)。
 枝葉な話だけど、三浦さんの「実は、この国に革新系という層は、団塊の世代を除いていない」ってのには唸ってしまった。

旬な本なので,お早めにお読みください5
 二つとして同じ選挙はないそうだから,この本も時間がたてば古くなってしまうだろう。旬のうちに読んでおきたい。
 選挙の理念は「賢い有権者たちが,候補者らが訴える政策の是非を判断して投票する」というものだが,実際には「政策」と「その他の部分」があり,後者の割合があなどれないが,それは何かというと流動的でもあり,把握しにくい。特に,都市部在住のインテリ(大学の政治学科教授を含む)には実際理解しにくいところだろうが,現場を知らずして真実は見えない。
 本書は,保守系と革新系のプロの選挙参謀が現場を開陳する内容である。

 似た切り口に,「メディアと政治」有斐閣アルマ(2007)の第II部「実際篇」で芹川洋一氏が政治報道・選挙報道をする側から見た選挙ではあるが,語っているのが本書と相補的でおもしろい。

選挙活動をビジネスライクな方向に!?4
 ”選挙PR”、”選挙参謀”、”選挙コンサルティング”

...etc


個人的には、賛成だ。


勝つか負けるかわからない選挙候補者に、必要以上のカネ(税金)は出費すべきではないし、

また、候補者だって本来は選挙活動が目的ではなくて、自分達がやりたい政策なりマニフェストありきなのだから。

時間とお金を費やす場面に合理性や、効率を求める点でどんどん取り入れるべきだと考えます。

ただし、筆者も書いているように、どんなに緻密な作戦をたてて、念入りな手回しをしてもそこには様々な不確定要素が待ちうける。

それは、法律(公職選挙法)だったり、地元警察だったり、某宗教団体によるメディアの世論調査に対する”情報かく乱”作戦だったり、

はたまた自然発生的に湧いてくる”勝手連”だったり...。

良きも悪しきもまだまだ”お祭り要素”が抜けない日本の選挙運動だと思う。

 ※時代にあわせて、選挙活動のスタイルも変化すると思われる。(メディアとの接し方、TWITTERの利用など)
  この本は続編を期待したい。


ーー

1 選挙の常識、世間の非常識(選挙プロと選挙ゴロ
選挙はカネ次第か ほか)
2 勝てる選挙、負ける選挙(野田聖子に学ぶ強い政治家
選挙に勝てそうなタマの見分け方 ほか)
3 情報を制するものが選挙を制す(事前世論調査の威力
調査の精度を狂わす情報攪乱 ほか)
4 選挙のトリビアンになる(ウグイス
追い出し ほか)
5 いまだから明かす都知事選の不都合な真実、好都合な現実―激突対談「勝軍の参謀と敗軍の勝手連大いに兵を語る」