米軍再編
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #179391 / 本
- 発売日: 2006-11
- 版型: 単行本
- 449 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
戦略なく後手にまわった日本同床異夢の在日米軍再編には危険が潜む。日米同盟、そしてアメリカを考えるための本格書。
内容(「MARC」データベースより)
外務省・防衛庁が掴めていない米軍再編の全容を明らかにし、安保条約や地位協定の改変など、日本が突きつけられる課題を指摘。在日米軍と基地の将来を考えるための「軍事的現実」を網羅。この1年間の変化を中心に書き下ろす。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
江畑 謙介
拓殖大学海外事情研究所客員教授/軍事評論家。1949年、千葉県銚子市生まれ。上智大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。1983~2001年、英「ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー」の通信員。1999年より防衛庁防衛調達適正化会議(現防衛調達審議会)議員。2000年より内閣官房高度情報通信社会推進本部「情報セキュリティ専門調査会」委員/2005年より「情報セキュリティ政策会議」有識者構成員。2001年より経済産業省産業構造審議会安全保障貿易管理小委員会委員。2005年3月より拓殖大学海外事情研究所客員教授。2005年4月~9月外務省「対外情報機能強化に関する懇談会」メンバーなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
米軍再編の意味とは
現在、米軍は世界規模で再編成が行われている。日本のマスコミでは、沖縄の基地問題や厚着キャンプへのアメリカ第一軍団の司令部移転問題に絡みクローズアップされている。しかし、日本で取りざたされている問題点も重要であるが、米国が何故、再編をするのか戦略的見地からマスコミは問題点を掘り下げていない点が気になるところである。
本書は米国がどのように国家戦略を達成するために米軍を再編していくかという視点で冷静に分析された資料と言える。米軍は四年ごとに見直しが行われる「米軍戦力構成の四年次見直し」(通称:QDR)に基づき、北朝鮮への対応、対中国戦略、対中東戦略、対テロリズムなど様々な事象に対応するため、米軍再編を進めていることが分かる。
この米軍再編成の主な目的は、素早く紛争やテロとの戦いに備えることである。このためには、部隊の装備見直し、世界各地に展開する部隊の再編、基地の統廃合などが含まれている。この米国の世界戦略構想を見直す課程の中で日本の基地再編や部隊再編に結びつくのである。これらのポイントを押さえコンパクトにまとめられてのが本書の良いところである。
圧倒的な情報量
先日他界した日本を代表する軍事学者であった江畑氏の作品。氏の作品は確かにマニアックであるが、氏は事実関係の把握を何よりも得意としており、本書も圧倒的な情報量を誇る。米軍に関係する情報はインターネット上に氾濫しているが、そのほぼ全てが英語のためか、なかなか日本人にはとっつきにくいものがあり、米軍それ自体に関する日本語の書物は驚くほど少ない。そんな中、QDRや国家安全保障戦略から在日米軍再編までストーリー立てて論じている本書は実に貴重である。氏の分析は往々にしてディテールに向きがちで、大局的な分析はあまり得意にしていないように思えるが、ディテールも含めて情報を集めたいという人にとって氏の作品はもってこいである。最後に、氏のご冥福を祈りたい。




