城山三郎と久野収の「平和論」
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #294696 / 本
- 発売日: 2009-05
- 版型: 単行本
- 159 ページ
カスタマーレビュー
城山三郎と久野収の「平和論」考について
少年時代から「平和な世界」「平和な世の中」を築くためには、戦争のための武器を棄てることだと信じてきました。
しかし、ソ連が侵略してきたら、北朝鮮が攻めてきたらという「脅威論」に、「非武装中立論」が押し流されてしまいそうな気がしていました。
しかし、久野先生の「非武装中立論」に、「これだ」と、自分は間違っていなかったんだと勇気づけられました。
全世界に誇れる「日本国(平和)憲法」を遵守し、こどものように単純な心で「武器のない世界」の構築を願います。
GHQに押しつけられた憲法を改正するなどと、その責務を無責任に投げ出したA倍お坊ちゃまなどに言われたくありません。
「日本国(平和)憲法」は押しつけなどではなく、時の幣原喜重郎内閣が草稿したものです。
しっかりと歴史を勉強してからのたもうてもらいたいものです。
また、戦争を出来る国家構築を目指すZ民党への捨て石になる覚悟で、「個人情報保護法」の制定に反対をし、M上誠一郎なる人物に正面から噛みついた城山先生の志が、必ずや今後の平和世界の構築に活かされていくものと信じます。
後世の人間がいかに過去の人の思想を知るのが難しいかを体感できる本…要するに佐高が悪い。
戦前のかなり古い世代というのは、ちょうど終戦時に青年期を迎えていることもあるのか、平和について考えつくしているところがあります。そして物事もしっかりと見た上で、考えて、さらに述べています。城山三郎しかり久野収しかり、しっかりと考えているので、その辺はちゃんと読み取りたいところです。
ただ、本著の場合は、大きな問題が1つあります。編者が佐高信という点です。
正直なところこのお二方の思想をちゃんと伝えてるようには読めなかったです。
むしろ、このお二方の思想を自分がさも受け継いでるんだみたいな雰囲気が前面に出てて、いかにも自己正当化のために先人の考えを使ってるのがミエミエで嫌なんですよね。
佐高という人は、なんか知らんけどAMAZONのレビューだと比較的★が多くて、さもすばらしい本を書いてるように見せてますけど、実のところ嫌いな人への揶揄と、好きな人の異常なまでの賛美、それに自己正当化しかやってない人なんですよね。
はっきり言って特に新しい視点とか研究分析とかそういうことをやってるわけではないです。
もしもこのお二方の思想をちゃんと知りたい方は、ちゃんとこのお二方の書いた本を読むことをしたほうがいいと思います。
しかしこういう優れた考えをした人々の文に、ろくすっぽ考えることができない悪筆家が解説とか注釈入れるってのが最近目立つようになってきましたね。
いかに自己正当化するために、古い思想人の思想を使おうとしているか、そういう昨今の文化人の底の浅さを感じてしまいます。
勘弁してもらいたいものです。




