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企業変革の核心 「このままでいい」をどう打ち破るか

企業変革の核心 「このままでいい」をどう打ち破るか
By ジョン・P・コッター

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  • Amazon.co.jp ランキング: #112284 / 本
  • 発売日: 2009-03-05
  • 版型: 単行本
  • 229 ページ

エディターレビュー

内容紹介
チェンジマネジメントの世界的大家であるコッター教授を有名にしたのは、『企業変革力』(原題Leading Change)で提唱した、変革のための8段階のプロセス。

変革に成功した組織の多くは、以下のプロセスに従っていた。まず、「危機意識を高める」、ついで「変革推進チームをつくる」。そして、「適切なビジョンをつくる」「変革のビジョンを周知徹底する」と続き、「従業員の自発的な行動を促す」「短期的な成果を生む」となり、「さらに変革を進める」「変革を根づかせる」で完結する。

本書は、このプロセスの第一段階「危機意識を高める」に焦点を絞り、企業変革の最大の難問である「危機意識」をいかにして高めていくかを豊富な成功・失敗事例から説き明かす。
変革の大敵は、自己満足と、偽の危機意識。コッターは、こう説明する。
「自己満足に陥った人は『このままでいい』ので何もしようとしないが、偽の危機感に突き動かされた人は『何かしなければ』とやみくもに行動に走る。(中略)前者はぬくぬくと現状に甘んじ、後者は不安や怒りに駆られる。」

コッター教授が伝授する本物の危機意識を高める基本戦略は、「頭(理性)と心(感情)の両方に訴えかけ、目を覚まさせ、行動を促す」。この基本戦略に沿った4つの戦術も詳述されており、使えるマネジメント本になっている。

内容(「BOOK」データベースより)
変革の大敵は、自己満足と偽の危機意識。8段階変革プロセスの難所をチェンジの理論家が詳説する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コッター,ジョン・P.
ハーバード経営大学院松下幸之助記念講座名誉教授。専門はリーダーシップ論。マサチューセッツ工科大学とハーバード大学卒業。1972年からハーバード経営大学院で教鞭を執り、1980年に33歳で正教授に就任、終身在職権を得た

村井 章子
翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

企業変革の核心である危機意識を如何に醸成するか4
企業変革をするために必須の危機意識に特化して書かれた内容である。
激しく環境が変化する現代において、一つの成功に満足していては企業の持続的な成長・繁栄
はありえない。企業が成長・繁栄を維持するには、企業変革が必要であり、常に危機意識を保つ
ことが重要なのはいうまでもない。
しかし、実際のところ危機意識を保ち続けることは非常に難しい。
そこで本書では、危機意識を維持し、企業変革へと結びつけるための方法を成功・失敗事例も
ともに事例をあげながら解説している。
その方法は主に以下の四つである。

・内向きな組織を外向きの組織にすること
・リーダーが危機意識を行動で示すこと
・危機を逆手にとって自己満足を払拭すること
・変革否定論者を退場もしくは無力化すること

各章の終わりには内容のサマリがあり、また事例を用いて非常に簡明に書かれているのでわかり
やすいのだが、事例が少し一般化されすぎているきらいがあり、注意していないとさらっと
読み飛ばしてしまうことがある。
諸々の制約があってのことだと思うが、もう少しリアリティのある事例が書かれていた方が、
より興味深く読めた気がする。

企業変革の成功は危機感の持続にかかっている4
 企業変革が叫ばれ、そのプロセスを題材にした本がたくさん出ている。変革に挑戦する企業も多い。なぜなら、世の中の変化の加速度が増しているからだ。環境の変化に追随できない企業は淘汰される。しかし、企業変革に挑戦する企業でも成功するのは10%であると著者は言う。
 成功する企業に共通するポイント、それは良い危機感を持つことである。原題が「危機感」なのだが、邦題は少しもったいぶって隠している。
 まずは危機感を持つこと。危機感なしで始めた改革はうまくいかない。
 もう一つの注意は、悪い危機感というものがあることだ。無駄な対応や誤った改革プロセスにより、忙しくなったのだが、さっぱり変革は進まず成果が上がらず徒労感だけが残る。この場合、次の変革に取り組もうとしても、かなり難しいだろう。
 危機感を持つのは1人から始めても良い。そして、本当に顧客のためになることについて考え、行動を起こすのだ。仲間を募ってもいい。上司に相談してもいい。事業部長だろうが社長だろうが、怯んではいけない。本当に良い危機感であれば、共感して仲間が増えていくだろう。ハートが大事だそうだ。

危機意識を生む事例が豊富!5
組織改革の為には「危機意識の醸成が必要」とは著者が前著「企業変革力」から書いている最重要事であり、本書はその「危機意識をどう組織で生み出すか?」にフォーカスした本。

こういった本の場合、学術的な論文みたいな記述が多いかと思うが、
本書では具体的事例(●●社の●●さんはこうやって危機意識を組織で醸成しました。。)
が多く書かれており、とてもわかりやすい。

また上記事例が、若手からトップまで様々な階層のものがあるので、
自分がどの層にいても、危機意識をどう生み出すかが理解できる。
(逆にこうやったらダメだった、というような失敗例も多くのっている)

自らの所属する組織で少しでも変化を起こしたい人は、
本書の事例を参考に、とりあえず何か行動にでてみる、ということをオススメする。