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法廷会計学vs粉飾決算

法廷会計学vs粉飾決算
By 細野 祐二

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  • 発売日: 2008-06-12
  • 版型: 単行本(ソフトカバー)
  • 264 ページ

エディターレビュー

内容紹介
「公認会計士vs特捜検察」の著者の第二弾。

日興コーディアルグループ、日本航空、NOVAの決算数字を俎上に乗せ、中央青山監査法人を筆頭とした大手監査法人の現状にも舌鋒鋭く迫る。

2007年2月、みすず監査法人(旧中央青山監査法人)の解散が発表された。日興コーディアルグループが、粉飾決算に関連して証券取引等監視委員会から史上最大の5億円の課徴金処分を勧告され、特別調査委員会が監査を担当した旧中央青山監査法人が事件に組織的に加担していたと報告書で明らかにしたことがきっかけとなった。

日興コーディアルグループの「粉飾」を最初に暴いたのは誰か。それは、本書の著者、細野祐二氏である。氏は前著『公認会計士vs特捜検察』で詳述したように、キャッツ事件に絡み、粉飾容疑の共犯として逮捕、拘留され、一、二審敗訴後、最高裁に上告中の身である。

自身が会計士のプライドを賭して「粉飾ではない」と裁判で論証しても、「国策捜査」の壁は極めて厚いのが現実である。そこで、会計学の研究の一環として「粉飾」の研究に取り組んだ。その最初のターゲットとなったのが、日興コーディアルグループの決算だった。2005年12月、会員向けレポートに発表した「疑惑の特別目的会社」は、その後、メディアに大きく取り上げられ、国会質問にまで至り、ついには4大監査法人の一角であるみすず監査法人の解散に至った。

英米ではフォレンジックと呼ばれる公認会計士の専門業務がある。法廷での会計学である。本書のタイトルには、著者がわが国初の法廷会計学を駆使して真実を明らかにしたとの自負が込められている。

内容(「BOOK」データベースより)
真実は、必ず数字に現れる!JAL、日興コーディアル、NOVAなどの財務諸表を「会計仕置き人」が読み解いた結論とは―。日興コーディアル事件の引き金となった衝撃論文を収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
細野 祐二
1953年生まれ。75年3月、早稲田大学政経学部卒業。83年3月、公認会計士登録。78年10月から2004年までKPMG日本(現あずさ監査法人)およびロンドンにおいて会計監査並びにコンサルタント業務に従事。2004年3月、キャッツ株価操縦事件にからみ、有価証券虚偽記載罪の共同正犯として逮捕、起訴された。一貫して無罪を主張。一、二審で敗訴、現在、最高裁に上告中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

数字から見る企業のストーリー5
この原稿から、日興コーディアルの粉飾が表沙汰となり、中央青山監査法人の解散につながったのだからすごい。

著者がいうには、会計の実務と論理をおさめれば決算書の粉飾を見抜くことなどたやすいという趣旨のことを書いておられるが、数字のエキスパートにだけできる技であろう。

決算書の数字だけでその背後にある企業のストーリーを僕たちも持ちたいものだ。
検察は、この人と裁判をしている場合ではない。この人を内部に迎え入れ、悪い奴らを摘発するべきだと思う。

マニアックかつ高度な会計知識4

マニアックかつ高度な会計知識を身につけたい方にぴったりの著書です。

会計を勉強しているだけの方は読まない方がよいと思います。
かなり専門的な知識を事前にお持ちでないと、混乱するだけではないでしょうか。

う〜ん。。。1
同じ公認会計士として一言。この本を公認会計士以外の方が読む際は注意してください。時系列にしたがって、作者の手記が記載されているため、あくまで情報は過去において作者が検討したものとなっています。現状の会計処理や、その後明らかになった粉飾事実とは異なる内容も散見されます。また、記載内容はあくまで作者独自の分析によるものであり、事実ではありません。同業者として本に記載されている会社の情報は関与していた方から聞いたり、自分も関わったりしましたが、作者の分析内容とは異なる事実も多いと思います。それらについてのコメントがなく、一方的に作者が正しいかのような表現があり、??と思う点も多かったです。