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MBA財務会計  日経BP実戦MBA〈3〉

MBA財務会計 日経BP実戦MBA〈3〉
By 金子 智朗

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  • Amazon.co.jp ランキング: #258362 / 本
  • 発売日: 2002-06
  • 版型: 単行本
  • 285 ページ

エディターレビュー

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   ちまたに会計の本はあふれているが、「けっきょく、どれを手にしてもよくわからなかった」と嘆きの声が聞こえてきそうなものが多い。そんななかこの1冊は、はしがきからして「好感度大」のわかりやすい本だ。著者は工学系大学院で学んだ公認会計士。しかし、会計のロジックに対するアプローチは、型にはまった実務家のそれではなくて、清新なコンサルタントの視点を伴ったものだ。

   「MBA」というと、アメリカのテキストの翻訳で、格好はよいが日本語の文脈で理解しようとすると今ひとつピンとこないものが少なくない。本書は、「MBA」をイメージのレベルにとどめて、むしろ誰にでも親しめる手ごろな会計書に仕上げることに成功している。いわば、「会計専門家ではないがその知識を必要としている、国際派を標榜するビジネスパーソンのための、ジャパニーズ・テイストの本」である。しかし、だからこそ多くの読者層に、強く支持されるに違いない。

   全編は4部構成29章立て。第1部「原則編」では、図表を使って会社と会計の基本的なしくみが生き生きと説明されている。第2部「個別取引編」では、会計初心者にもわかるよう、仕入、売買取引、原価計算、経過勘定など簿記的な論点をカバーしながら、資金調達、株主総会のトピックスまでが解説されている。第3部「会計ビッグバン編」では、キャッシュフロー、連結会計、時価、税効果会計、退職給付会計などの論点が勢ぞろいし、さらに第4部「分析編」では、収益性、安全性、生産性、成長性を軸に、さまざまな分析ツール、株主関連指標が紹介されている。

   「日本の簿記の本は退屈、かといってMBAの翻訳書もイヤ」というホンネで本を選ぶ人にはおすすめの1冊である。タイトルこそ内容とわずかに「違う」感じもするが、読み進めるうちに「大学で受けた会計学の講義や、あくびの出そうな簿記講座は一体何だったのだろう」と感激する人がいて不思議のない、即効性抜群の1冊だ。(任 彰)

出版社/著者からの内容紹介
気鋭の実務家・学者が執筆する「MBAを超えるMBA」好評シリーズ第三弾。
少ない原理・原則から財務会計の基本と全体像をロジカルに理解することを主眼とし、ビジネスに携わる全ての人を対象に"わかりやすく"解説した、実務に直結した内容です。また、日本の制度・法律に沿った実践的解説が類書とは異なり、ビジネススクールではむしろ学ぶことができない内容でもあります。会計の原理・原則、貸借対照表や損益計算書のミクロ構造から、個別取引での仕組み、連結、時価、税効果、退職給付といった会計制度の改革、財務分析まで、自らロジカルに考え・理解できるように解説した画期的な一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
気鋭の公認会計士が財務会計の基本と全体像をロジカルに解説する新しいアプローチ。


カスタマーレビュー

一気に読める、経営者必読の書5
会計に関するほとんどの書物はテクニカルな知識をこれみよがしに詰め込んだ専門書で読む気が起こらないものですが、この本は一気に読めます。会社経営を行う上で必要とされる会計知識の基本と本質が、「なぜそうするのか」という素朴な疑問に答える形で説明されており、かつリース取引や税効果会計、退職給付会計といった難解な事柄についてもポイントがすんなり頭に入るよう配慮が利いた書きぶりで好感が持てます。
「MBA」というタイトルが却って読者層を狭めてしまうようで残念な気もしました。

最高の経理の本5
タイトルのMBAが本書の価値をむしろ下げていると思う。
MBAとは関係なく、そんな権威ぶった本ではなく、会計の本質を鋭く、しかも分かりやすく説明しているすばらしい本だと思う。
会計に携わるものは、本書のようなきちんとした筋の通った理論を身につけた上で、会計を経営に生かすことに真剣に取り組んでもらいたいと思う。

分かりやすい良書4
著者は理系の大学院修士課程を修了している会計士というだけあって、無味乾燥な会計ルールを、「いわゆる」理系スタイルで、その背景にあるいくつかの原理原則から分かりやすく明快に解説する。このため、非常に理解しやすく、会計ルールの意味や意義が記憶にも残る(少なくとも理系の私にとっては)。

最初に読む財務会計の本として自信を持ってお薦めできる良書。
良書だけに、図中の誤り(p.227)や数式の欠落(p.251)が残っている点が残念である。Reprintで修正されることを望む。