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詩集 月に吠える (愛蔵版詩集シリーズ)

詩集 月に吠える (愛蔵版詩集シリーズ)
By 萩原 朔太郎

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  • 発売日: 1999-10
  • 版型: 単行本
  • 286 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
内的世界を鮮烈に描く魂の詩。初刊のデザインの香りをつたえる新しい愛蔵版詩集シリーズ。

内容(「MARC」データベースより)
とほく、ながく、かなしげにおびえながら、さびしい空の月に向つて吠えるふしあはせの犬のかげだ-。巷をさまよう「病める犬」を配して近代人の不安を描き、詩壇に衝撃を与えた詩集。初版のデザインを模した装丁で再刊。


カスタマーレビュー

完全版「月に吠える」3
朔太郎詩集は腐るほど出版されているが、
「月に吠える」の完全版が読める本は全集以外ではこれだけである。
少々値が張るが、ハードカバーで文字も大きく、装丁がホンモノの詩集らしい。
朔太郎に興味のある方におすすめの一冊。

追記)
SDP Bunko版でも全篇が読めるようになったが、
装丁まで楽しむとなると、こちらの版にした方が良いと思う。

心に深く染み入る名詩集である5
 北原白秋序、室生犀星跋という詩集。白秋は言う「清純な凄さ、それは君の詩を読むものの誰しも認め得る特色」 犀星は「特異な世界と、人間の感覚を極度までに繊細に鋭く働かして」「苦悶を最も新しい表現と形式」によって表わしたと言う。
「竹とその哀傷」では、地底に根を張る竹の繊毛に思いを寄せる繊細鋭敏なな神経でうたう。
「悲しい月夜」では、月に吠えている犬を哀れみ「青白いふしあわせの犬よ」と呼びかける。
「さびしい情欲」では、よにもさびしい私の人格は、情欲をもてあまし、憂愁に沈んでいる。
「見知らぬ犬」では、どこへ行くのわからない見知らぬ犬に自分を重ねて、淋しさを感じる。 恩地孝の挿絵・装丁がまた詩想に合って、心に深く滲むすばらしい詩集になっている。