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家族パラドクス―アディクション・家族問題・症状に隠された真実 (シリーズCura)

家族パラドクス―アディクション・家族問題・症状に隠された真実 (シリーズCura)
By 斎藤 学

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  • Amazon.co.jp ランキング: #92569 / 本
  • 発売日: 2007-10
  • 版型: 単行本
  • 186 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
人はなぜ悩み、苦しむのか。本書では、家族機能やアルコール依存などの嗜癖(依存症)研究で著名な著者が、摂食障害の当事者やDVに悩む家族からの相談に隠された真実を読み解く。「母に暴力をふるってしまう」「何もかも捨ててしまいたい私」など、現在の家族に潜む問題を浮き彫りにする1冊である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
斎藤 学
家族機能研究所代表。1941年、東京生まれ。慶應義塾大学医学部を卒業。アルコール依存・薬物依存などの嗜癖(依存症)研究の第一人者。過食症・拒食症、児童虐待など、多岐にわたる「現代社会の病」をつきつめていくと、健全に機能していない「家族」のあり方にその要因をみることができると説く。独自のスタイルで治療・研究を行い、各方面から厚い信頼と支持を得ている。セルフヘルプ(自助)グループの活動支援、執筆、講演などでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

他人に話せないことが書いてあった。5
私は、自分自身のことが嫌いです。
私の家族のことは、それに以上に大嫌いです。
こんな話、理解してくれる人などこの世にいる筈もなく、私はこれまで誰にも話さず生きてきました。

書店で見つけたこの本の表紙には、”白い眼”をした家族が描かれています。
まるで、私の家族の“肖像画”のようでもありました。

この著者の本を読むのはこれが初めてですが、何より、この本の中で話されている相談者の言葉が
私には衝撃的でなりません。
なぜなら私がこれまで誰にも話せずにいた真実が、この本の中でそのままの形で語られているからです。
しかも、そんな魂の叫びにも似た話にじっと耳を傾け、寄り添う人がいるという事も知り、私は自分の体が
スッと透明になるような感じでした。

もしかするとこの本は、誰にでも薦められるものではないのかも知れません。
きっと、私のように生きるのが辛い人だけが、そっと静かに出会うべき本なのです。

一気に読み終えた今、なぜか夢中でこのレビューを書いています。

相談者の声がすごい4
本書に掲載をされている12のケースに登場する相談者たちが発する言葉には、それぞれ重みがあり、それに対する斎藤学氏の歯に着せぬ物言いが、おもしろさをかもし出している。相談に隠された真実はどこにあるのか、読み進めながら謎を解いていくのも一つの楽しみといえる。

「なるほど」って感じです5
自分自身精神的な病を抱えていることもあって斉藤学氏の本は何冊も読んでいます。

精神科医である著者は「オープンカウンセリング」という形式の珍しい治療方法を実践しています。

この本は過去の事例から12のケースを題材にして著者の治療的アプローチを紹介しています。

一通り読んだ後でもう一度パラパラとめくってみると、一つの種明かしが「はじめに」の中にありました。

「患者に寄り添うどころか、彼らの『症状という鎧』の弱点を見つけて、そこを攻め、もっと有効な防御法を教えて鎧を脱がせてしまうのだ。」(「はじめに」より抜粋)

これは彼の過去の著作にも通じるところがあり、「なるほどそういうことだったのか」と感じました。

ここに紹介されるケースは氷山の一角かと思いますが、彼がいかに「鎧」を攻略するか、お楽しみください。