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グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)
By シャーリーン・リー, ジョシュ・バーノフ

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  • 発売日: 2008-11-18
  • 版型: ハードカバー
  • 384 ページ

エディターレビュー

内容紹介
米国ベストセラーの待望の邦訳! “Business Week”のベストセラーにも堂々ランクイン!
ソーシャルテクノロジーが生みだすグランズウェル(大きなうねり)の正体をつかみ、
戦略的に使いこなせ!

ソニー・エレクトロニクスの広報責任者リック・クランシーは、ある「力」に悩まされていた。
その力は、とどまるところを知らずに成長していたが、正体がわからない。ブロガー。
ディスカッショングループ。ユーチューブ。会ったこともない消費者たちが、誰もが
閲覧できるフォーラムで製品を格付けしていた。会社が大切に育ててきたブランドを、
あらゆるものが攻撃していた。従来の広報ツールは何の役にも立たなかった。そう、
本書で「グランズウェル(大きなうねり)」と呼ぶトレンドと格闘しているのであった。

本書は著者らと数百人のクライアントとのやり取りと、数千時間に及ぶコラボレーションや
分析作業から生まれた。その目的はただひとつ---あなたが、テクノロジーの変化の波に
圧倒されることなく、ソーシャルテクノロジーが生みだす世界を航海できるよう支援する
ことだ。どのようにビジネスに活かせるか、収益を上げ、あるいはコスト削減を実現し、
そして顧客とのエンゲージメントを強めているのか、事例に基づいて解説する。さらに、
実用可能なROI(費用対効果)のモデルも提供している。

企業がコントロールできない状況で個人がよりパワーを持つことを脅威と捉える企業も
少なくない。しかし、企業にとって、本当は個人と深い関係を築くための絶好の機会に
なるのだ!さあ、グランズウェルの世界にようこそ。

【原題】Groundswell: Winning in a World Transformed by Social Technologies

内容(「BOOK」データベースより)
現代の消費者はブログ、SNS、YouTube、ポッドキャストといったソーシャルテクノロジーを使って、企業や製品を語り合い、格付けし、選択している。これは世界規模で起きている変化であり、その影響はすべての産業に及んでいる。この社会現象を著者らは「グランズウェル(大きなうねり)」と呼ぶ。グランズウェルは人々の生活だけでなく、ビジネスのあり方にも影響を及ぼしており、未知の事態を前に、多くの企業が頭を抱え、対応する方法を模索している。本書は著者らと数百人のクライアントとのやりとりと、数千時間に及ぶコラボレーションや分析から生まれた。目的はただひとつ―テクノロジーの変化の波に圧倒されることなく、ソーシャルテクノロジーが生みだす世界を航海できるよう支援することだ。顧客との良好な関係を築き、収益を上げ、コスト削減を実現する、ビジネスに活かす方法を豊富な事例に基づいて解説する。さらに、実用可能なROI(費用対効果)のモデルも提供している。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
リー,シャーリーン
大手テクノロジー/市場調査会社フォレスター・リサーチのアナリスト。フォレスターには9年前に参加し、現在はソーシャルコンピューティングおよびWeb2.0分野の代表的な論客として、最も発言を引用されることの多いアナリストのひとりとなっている。現在はブログ、ソーシャルネットワーク、RSS、タギング、ウィジェット等のテクノロジーを活用することで、企業が経営目標を達成する方法を分析している。2004年にアナリストブログを開始。アメリカで最も影響力の大きいアナリストブロガーとして名前が挙がることも多い。現在はジョシュ・バーノフと共同でブログを執筆している。マーケティング/メディア調査チームの元リーダー、サンフランシスコ支社の前代表。フォレスターに入社する前は、マサチューセッツの新聞社コミュニティ・ニュースペーパー・カンパニーでインタラクティブメディアの立ち上げに従事。米国新聞協会(NAA)のニューメディア連盟の元理事。サンノゼマーキュリーニュースでは商品開発、モニターカンパニーでは戦略コンサルタントを務めた。ハーバード経営大学院でMBAを取得。カリフォルニア州サンマテオ在住。夫と二人の子どもたちとともにグランズウェルを満喫している

バーノフ,ジョシュ
アメリカで最も著名なテクノロジーアナリストのひとりであり、その発言はさまざまなメディアで広く引用されている。フォレスター・リサーチには13年前に参加し、現在はテクノロジー/市場調査カンパニーのバイスプレジデントを務める。現在の主要研究分野はソーシャルテクノロジーだが、メディア産業の変化をとらえた画期的な研究でも知られ、その成果をまとめたレポート『Will Ad‐Skipping Kill Television?(CMスキップはテレビを殺すのか)』と『From Discs To Downloads(ディスクからダウンロードへ)』は数多くの論文で引用されている。戦略コンサルタントとして、数々のグローバル企業(ABC、ベストバイ、シカゴ、シスコ、コムキャスト、ロレアル、マイクロソフト、ソニー、ティーボ、バイアコム等)のシニアエグゼクティブを支援した経験を持つ。講演者としても人気が高く、北米諸都市の他、バルセロナ、カンヌ、ロンドン、ローマ、サンパウロ等、世界各地のカンファレンスで基調講演に立っている。フォレスターに入社する前はボストンのハイテクベンチャー数社で経営や執筆活動に従事した。マサチューセッツ州アーリントンで妻と二人の子どもたちと暮らす

伊東 奈美子
東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。IT関連企業で広報・マーケティング業務に携わったのち、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

ソーシャルテクノロジーを理解する一冊5
ブログ、SNS、コニュニティ、Q&Aサイトといったソーシャルテクノロジーによって、企業と顧客の関係は大きく変化している。「企業」「顧客」という二元論的な関係性から、顧客(と呼ばれていた人々)は、企業(の中の人々)にとって、「傾聴」「会話」「応援」「支援」の対象に変化している。さらに、形式的には企業の外にいながら、企業活動の当事者にさえなっている。こうした大きな変化を、本書では「グランズウェル groundswell(大きなうねり)」と呼んでいる。

企業にとって「人と人との関係」をどう再定義しなければいけないかをガイドしてくれる一冊。テクノロジー(ツール)に目を奪われる前に是非、読んでおきたい。

タイトルになっている「グランズウェル」という表現は、残念ながらしっくりしないが、事例の豊富さ、各サイトやコミュニティのデータ、ROI試算などリファレンスとしての価値もある。ディスカッションフォーラム(http://www.groundswelldiscussion.com/)やテクノグラフィックツール(http://www.forrester.com/Groundswell/profile_tool.html)も用意されており、自らがソーシャルテクノロジーを実践している点もマル◎。

今が旬の、戦略本5
消費者がソーシャルテクノロジーを活用して消費生活が変容しつつあるのに対して、企業がそれとどう向き合い、ソーシャルテクノロジーを理解し、活用する側になるべきか、調査と豊富な事例を元に、説いた戦略本。

日本と米国では、国民性の違いや文化的・民族的多様性が異なるので、そのまま日本でも同じ戦略が通用するわけではないと思いますが、ソーシャルテクノロジーを活用できるかどうかは、企業の競争力強化にとって、重要な要素となっていることが、豊富な事例からよく分かります。

まだ日本企業では、ここで取り上げられているような成功事例が見当たらないだけに、現時点では、非常に参考になるでしょう。

新たなき気づきが見つかる5
Web 2.0のServiseに紹介だけにとどまらず、各国の利用状況、factがしっかりとしており内容に説得力がある。
日本がグランズウェルの利用者、投稿者として利用比率が最も高いというのも意外でした。
ここまでノウハウを伝授しても良いのか?と思ってしまうほど勉強になりました。