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システムアーキテクチャ構築の原理 ITアーキテクトが持つべき3つの思考 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)

システムアーキテクチャ構築の原理 ITアーキテクトが持つべき3つの思考 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)
By ニック・ロザンスキ, イオイン・ウッズ

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  • Amazon.co.jp ランキング: #22979 / 本
  • 発売日: 2008-12-03
  • 版型: 大型本
  • 560 ページ

エディターレビュー

内容紹介
3つのキーワードで複雑なシステム開発を救う!!
いまやシステム開発は複雑化の一途をたどっています。これらの開発には優れたアーキテクチャを構築し、堅牢な基盤の上にコンポーネント化されたアプリケーションや、SOAにおけるサービス自体を搭載するようにしていくことで保守性を高めたりコストを圧縮するという努力が日々行われています。しかしながら、システムのアーキテクチャ機構全体を統括できるような、いわゆるITアーキテクトが圧倒的に不足しています。この不足を補うために本書が必要とされています。つまり、さまざまなユーザ(ステークホルダー)がどのような用途を期待しているのかを分析、整理しなければユーザの要求に高品質で応えることができません。また、その要求をどのような視点(ビューポイント)で設計し、さらに設計をトータルに考える思考(パースペクティブ)がもっとも重要であると本書は説いています。

【原題】Software Systems Architecture: Working with Stakeholders Using Viewpoints and Perspectives

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ITアーキテクチャ構築の原理・原則をこれほど分かりやすく体系化した文献が他にあっただろうか。本書は現代のITアーキテクトが学ぶべき「アーキテクト思考」の福音書だ。
IBMディスティングイッシュト・エンジニア 榊原彰

内容(「BOOK」データベースより)
「ビューポイント」と「パースペクティブ」を使って「ステークホルダー」に満足のいくシステムを提供する。精度の高いシステムを構築する3つの基本概念。

著者について
Nick Rozanski(ニック・ロザンスキ)
英国最大の衣類食品小売業Marks and Spencerでエンタープライズテクニカルアーキテクトの職にある。現在、彼のアーキテクチャに関する職務は統合とワークフローに焦点を置いているが、情報アーキテクチャと、ソフトウェアアーキテクトが果す役割と仕事にも非常に関心を持っている。
1980年からLogica、Capgemini、Sybaseなど大小のシステムインテグレータでIT分野に携わってきた。金融や小売、製造から官公庁まで幅広い顧客プログラムで監督的役割を務めている。そのテクノロジーに関する知識は、企業のアプリケーション統合からパッケージ実装、リレーショナルデータベース、データ複製、オブジェクト指向ソフトウェア開発にまで及ぶ。彼はまた、ベテランの技術インストラクタであり、認定内部プロジェクト監査人(internal project auditor)でもある。
Nickは、英国のケンブリッジ大学とマンチェスター大学で教育を受けた。

Eoin Woods(イオイン・ウッズ)
1990年からFord、Groupe Bull、Sybase、そして現在はZuhlke Engineeringでソフトウェア工学に携わり、ロンドン支社を拠点にコンサルタント長として仕事をしている。
主にコンサルタントソフトウェアアーキテクトとして従事し、応用研究やサーバ製品開発、大規模情報システムの実装作業を率いてきた。金融市場分野を専門として、その仕事相手は投資会社から貿易会社まで及んでいる。彼の仕事にまつわる技術的な主要関心事は、ソフトウェアアーキテクチャと分散システム、コンピュータセキュリティ、それにデータ管理である。
Eoinは、ブルネル大学とマンチェスター大学からソフトウェア工学で理学士号と理学修士号を得ている。英国コンピュータ協会および電気学会の専門会員で、公認エンジニアである。


カスタマーレビュー

ITアーキテクトの体系的かつ実践的なガイドブック5
ITアーキテクチャの関心事や課題を、6つのビュー(視点)と、10のパースペクティブ(横断的な関心事)のマトリクスで整理し、それぞれのビューとパースペクテイブについて、典型的な課題と解決パターンを網羅したアーキテクチャパターンカタログです。

体系的ですが、網羅性よりも、現場での現実の課題と、実践的な解決パターンを重視した本で、現場で課題の整理や設計案の作成にすぐに使えるようネタが満載されています。

この本のもう一つの特徴が、さまざまなステークホルダー(利害関係者)のニーズ、彼らとのコミュニケーションを、一貫して重視していることです。

ステークホルダー、ビュー、パースペクティブという三つの軸を明確にすることで、ITアーキテクチャというとらえどころが難しい技術テーマを、みごとに、整理した良書だと思います。

ITアーキテクトとしてスキルアップを目指すかた、現場でITアーキテクトの役割を担って、さまざまな課題を抱えられている方に、お薦めの一冊です。

アーキテクチャのパーフェクトカタログ5
アーキテクチャが貧弱なシステムは開発も保守もしにくく、品質も往々にして良くない。
反対に入念に設計されたシステムは開発も保守も容易で、品質も高い。

これまでの業務経験上、アーキテクチャの重要性を痛感する事が非常に多かったので、アーキテクチャ設計には高い関心を持ち、色々な本を読んだりして勉強してきました。
しかしこの本には自分の中にあった知識のほぼすべてが網羅されている上、これまで気付いていなかった重要な視点やプロセスについても説明されています。
たとえば私の場合、ステークホルダをここまで広範囲にとらえてはきませんでした。
しかしよくよく考えるとシステムを開発し運用していく間には様々なロールを持った人が関わっていることに気付かされました。

システムを設計・開発する際はこの本を手元におき、各章末にあるチェックリストを参考にしながら重要なポイントを考慮し忘れていないか検証していけば、システムのリリース後に大きなトラブルが発生する確率は激減するでしょう。

経験や試行錯誤だけででここまで網羅的なアーキテクチャ設計思想を身につける事は不可能です。
システムを設計する立場にある方はこの本の内容を熟読し、システムに関わるすべてのステークホルダを幸せにしてあげてください。

アーキテクトならずとも読め5
ソフトウェアシステムのアーキテクチャ設計における、視点・原則・戦略・記述法が体系的に説明されている。アーキテクトはもちろん、システム構築に携わる他のステークホルダなど意思決定に携わる全ての方に読んでもらいたい。とは言え、書かれていることがいつも完璧に実践できることはありえず、プロジェクトとは常に妥協点を見出しながら進めていくわけである。しかしながら、ここで述べられているような視点・原則を身に付けていることで、限られた時間制約の中でよりベターな意思決定ができるのではないかと思う。原理を学んで、より優れたシステム構築を実践しよう!でも現実世界はやっぱり厳しいなあ。。。