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改訂版 FreeBSD徹底入門

改訂版 FreeBSD徹底入門
By 衛藤 敏寿, のだ まさひで, 細川 達己, 内川 喜章, 天川 修平, 三田 吉郎, ゆっぴぃ

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  • Amazon.co.jp ランキング: #199168 / 本
  • 発売日: 2002-09-26
  • 版型: 単行本
  • 624 ページ

エディターレビュー

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   本書はPC-UNIX の世界でLinuxと双璧といわれるFreeBSDの入門書である。1997年に初版を発行した『FreeBSD徹底入門』の改訂版であり、前回と同様、日本における著名な開発者によって改訂がなされている。また、本書はFreeBSDの4.6.2-RELEASEをターゲットに執筆されており、前回対象とした2.2.1-RELEASEからのFreeBSD自体の変更にともない、内容も大幅に更新されている。

   本書の最大の特徴は、FreeBSDの理念や設計、実装、使い方を理解するために必要な知識を過不足なく収めていることである。たとえば、インストールひとつとっても、執筆者らが、初心者がよくハマる場所について的確に、その豊富な経験にもとづいて読者を導いてくれる。また、日本語環境まで自動でインストール・設定してくれるLinuxのディストリビューションが増える中で、日本語版が存在せず、世界各国の人々がオリジナル版に必要なソフトウェアや設定を加えて各国語で使用するFreeBSDは、日本語環境の設定ひとつとっても他のPC-UNIXでは味わえない奥深さとよく考えられた簡潔さを感じさせてくれる。

   もちろん、ここでも日本語の表示、入力、印刷まで、適宜必要となるステップを伝授してくれる。本書をひととおり読むことにより、読者はきっと「柔軟かつ強じんという同居しがたい美徳をかねそなえた」FreeBSDというOSの魅力に気づくことだろう。

   本書はWebサーバー、メールサーバーとしての利用よりも、WindowsやLinuxの代わりにFreeBSDを使おうとする読者を対象としており、X Window System、Mozilla(ウェブブラウザ)、印刷やADSLの設定方法などを解説している。PC-UNIXに触れたいけれど、どこから始めたらよいか迷っている読者、なぜ本書は第0章から始まるのだろうというあたりに興味をもつ読者に最適だ。(西谷一真)

出版社/著者からの内容紹介
BSDの魂!
・PC-UNIX初学者向け究極の入門書
・インストールからユーザー環境構築までをこの一冊で手広くカバー
・装いも新たに5年ぶりの全面大改訂
・今回も新版特製「BSDデーモンくんオリジナルステッカー」封入
・CD-ROMはインストーラCD×2枚+特製パッケージCD-ROMの計3枚組

本書は、1997年に刊行され未曾有のPC-UNIXブームの一翼を担った『FreeBSD徹底入門』を5年ぶりに全面改訂したものです。2002年のPC/ネットワーク状況に合わせて構成から練り直し、これからUNIXを始めてみようという方、Windowsに飽き足らない方、LinuxだけでなくBSDも使いこなしたいという方、ざまざまなニーズでFreeBSDを始めてみようという方すべてにオススメできる「初めての人でも安心」な「ただのインストール本ではない」入門書です。

[添付CD-ROMの収録物]
本書に添付されている3枚のCD-ROMには、FreeBSD配布物その他のソフトウェアが収録されています。

◎disc 1 (bootable):installation+packages
FreeBSD(およびFreeBSD(98))をインストールするために必要な以下の配布ファイルが収録されています。disc 1はブータブルとなっており、本CD-ROMをPCに挿入して起動すると収録物中の「日本語インストーラ」が立ち上がります。
・FreeBSD 4.6.2-RELEASE(インストール用配布ファイル一式+パッケージ)
 2002年8月15日に公開された、本書刊行時点での最新リリース版です。
・FreeBSD(98) 4.6.2-Rev01(配布ファイル一式)
 NEC PC-98アーキテクチャ向け移植バージョンです。
 (本書ではFreeBSD(98)に関しては説明していません。)
・日本語化インストーラ
 上記4.6.2-RELEASE向けの日本語化インストーラです。

◎disc 2:more packages
アプリケーションソフトウェアのバイナリパッケージコレクションです。4.6.2-RELEASE用として公式FTPサーバーで公開されているものです。公開物中の1/3強にあたる計2,262パッケージが、disc 1と2に収録されています。本書を利用する際に必要になるものや、日本語環境関係のものを数多く選択しました。(TeX関連は容量の関係で収録されていないのでportsかdisc 3をご利用ください)。

◎disk 3:特製徹底入門CD-ROM(original build packages+samples)
本書を活用するうえで役に立つようにと特別に制作されたCD-ROMです。収録物は以下の通りです。
・本書で説明されているサンプル設定ファイル。
・本書用に独自にビルドされたパッケージコレクション。

※disc 3に収録されたオリジナル版パッケージの詳細
添付CD-ROM disc 3には、独自にビルドされたパッケージが426個収録されています。これは、本書の第6章以降の内容を利用するのに最適になるように工夫されています。disc 1からFreeBSD本体をインストールしたあと、このdisc 3に収録してあるソフトウェアをインストールするだけで、本書の第6章以降で説明しているような十分実用になるFreeBSD環境が整います。

ports-currentを元に、著者自らが以下の調整を行いながらビルドしました。
・4.6.2-RELEASE後にコミットされた本書にとって重要なパッケージを収録
・4.6.2-RELEASE後に明らかになったいくつかの不具合を修正
 linux_baseのglibc関連のセキュリティホールに対処しました。
 XFree86 3.3.6のパッケージを収録しました。
 X-TrueTypeサーバーをバージョン3.3.6の環境でビルドし直しました。
 XFree86 4.2.0と共にwrapperがインストールされるようにしました。
・依存性の完全なチェック
・同種のソフトウェアは、原則1種類につき1個だけを厳選して収録しました。

さらに、次の2つのメタパッケージが追加収録されています。
・00Mitapkgs-4.6.2(+01Mitapkgs-4.6.2)
 著者の1人がセレクトした実用環境を一発インストールします。
 第6章末のコラムで紹介されています。
・ja-tutorial-pLaTeX-Wnn-1.0
 第9章で紹介されている「日本語環境体験チュートリアル」です。


カスタマーレビュー

読んでみるべき5
とにかく丁寧。
インストールのやり方から、環境の設定の行い方迄、これからFreeBSDを始めてみようと思ったら読んでみるべきでしょう。
本に収録されているバージョンは少々古めですが、ほとんど関係ありません。

旧版を愛読した人から薦められたのですが、自分でもぜひお薦めしたい一冊です。

初心者は買って損しない定番の'インストール本'4
DOS/Vパソコンを持っていて、Windows系OS とか使っていて、
学校か何かで UN*X のシェルをちょっと使ったことがある人が、
これから FreeBSD を DOS/V PC にインストールして、
メールやら LaTeX での文書作成やら日常用途に使おうを思っているのなら、
2002年末までにリリースされたどんな書籍や雑誌よりも
この本は役に立つと思います。

以前に雑誌の付録か何かで FreeBSD をインストールしたことはあるが、
初心者なので苦労し、
日本語環境やプリンタの設定なんかでうまくいかず
常用することを挫折したという人(私です)は、
買って損はないでしょう。

以前、私が FreeBSD上 で TeX や Ghostscript を使おうとしたときに
日本語で問題なく使うためには
どのパッケージをインストールすればいいか分からなかったりしたのですが、

付属CD-ROM の ports/packages は 本書の LaTeX などのセクション
を解説している著者によって独自にビルドされたものがあり、
本の解説どおりやれば何も考えなくても
問題なく日本語文書作成環境がインストールできます。
もちろん、基本的な使い方の分かりやすい解説もあります。

プリンタの設定なども比較的に詳しく載っていますが、

ハードウェアのメーカや機種などによる違いがかなりあるので、
Linux用ドライバをメーカが提供していない日本語プリンタの場合、
Ghostscript に付属のドキュメントや FreeBSDハンドブック などを
参照する必要があるかも知れません。

この本とFreeBSDハンドブックを読めば、
FreeBSD の基本的な設定の仕方について大抵の事が分かると思います。
(FreeBSD ハンドブックは SGMLドキュメントとして
FreeBSD 本体のディストリビューションに含まれています。
日本語訳もあります。とても優れたドキュメントです。
古いバージョンのものなら、
日本語訳の印刷された書籍版も書店で購入できるようです。)

確かに、"定番" と呼ばれるにふさわしい内容であるにもかかわらず、
星5つではなく4つにした理由は、
付属CD-ROMが FreeBSD本体も含めて3枚しかないからです。
この本は、初心者向けであり、
解説書というよりはインストール本です。
それにしては、収録されている ports/packages の種類はかなり貧弱です。

ただし、通常必要になるものは、大体そろっています。
かなり擁護していえば、"厳選" されています。
付属CD-ROM だけで日常的な作業環境を構築することはできると思いますが、
優れたパフォーマンスと美しいデザインを両立させた、
自分に合ったデスクトップ環境を整えるのに必要なコンポーネントは
到底そろわないと考えられます。
"Windows のデスクトップ環境は、
リナックスワールドエキスポと連邦司法省とブルース・スターリングによって

悪者にされた巨大企業の製品だからダサい、というだけではなく、
デザインが醜くて、インターフェースが煩雑で、
しかも 'Click To Focus' で使いづらいのでキライ
自分に合った、優れたデスクトップ環境で作業がしたい"
というのが FreeBSD を使いはじめる動機である人は、
(私ではありません。私は Windows 大好きです。)
本書の付属CD-ROMとは別に、
ports かパッケージを手に入れる必要があるでしょう。
(ちなみに、デスクトップ環境の説明はほとんど何も書いてありません。
というか、そもそも X-Window 周りの説明は全体的に詳しくない。
XFree86 に関する参考書が別に必要になるかもしれません。)

FreeBSDに挑戦4
以前に入門書を見ながらFreeBSDをインストールしたときは,
難しくて途中であきらめてしまったのですが,この本を読みながら進めて,
なんとか使用できるところまで行けました。
FreeBSDの入門書は,多くはないですがその中では,比較的分かりやすかったと思います。