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日本人のための憲法原論

日本人のための憲法原論
By 小室 直樹

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  • Amazon.co.jp ランキング: #47127 / 本
  • 発売日: 2006-03
  • 版型: 単行本
  • 492 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
日本人の知らない民主主義と憲法のすべて。
編集者シマジくんとの対話形式という、ユニークな内容で話題を呼んだベストセラー『痛快!憲法学』が読みやすい愛蔵版に! 学校では教わらない憲法と民主主義の「奥義」がこの一冊で分かる。

内容(「BOOK」データベースより)
西洋文明が試行錯誤の末に産み出した英知「憲法の原理」を碩学が解き明かす。

内容(「MARC」データベースより)
日本国憲法はすでに死んでいる! 憲法が拠って立つ民主主義の正体を歴史的・学問的に明らかにし、現在の日本がどうして閉塞状況に至ったかを解明。聖書学、政治思想史、経済学、社会学などあらゆる学問を総動員した憲法講義。


カスタマーレビュー

小室直樹の入門本として5
私が初めて読んだ小室直樹さんの著書はこの本の改題前の「痛快!憲法学」でしたが、はっきり言って衝撃でした。内容が、憲法だけでなく、世界史、キリスト教、経済、数学、政治とあまりに多岐に及んでいて、その知識量に驚かされると同時に、もっと早く(できれば大学時代のような若いときに)こういう本を読んでおけば、その後の読書の分野も違っていただろうに、と悔やまれてなりません。この本の内容はある意味で小室直樹さんのエッセンスだと思いますので、彼の本を読んだことがない方はまずこの本を読んでみて、もし気に入れば他の本も是非読んでもらいたいのですが、もし肌に合わない、というなら他の本を読んでも恐らく面白くないかもしれません。とにかく、この本は、知識を増やすことの楽しさを教えてくれた私にとっては貴重な1冊です。

何のための憲法?5
 私自信、この本を読むまで法律について考えたことがなかった。六法が憲法、民法、商法、刑法、刑事訴訟法、民事訴訟法の6つで構成されていることが知っていたが、それぞれの役割について微塵も考えたことはなかった。

 この本の中に、刑法は誰に対する法律なのかという問いかけがある。私は当然「犯罪者」に対する法律と思っていたが、実はそうではないという事実に驚愕した(実際「人を殺すな」なんて法律は存在しない!)。考え方としては、仮に刑法を破ることができる人は誰かと考えた場合、それは裁判官に他ならない。なぜならば、裁判官が刑法に基づいて判決を下すからである。ということは、裁判官は刑法により縛られているということになる。

 裁判官のみならず国も同じことで、憲法がなければ、国は私たちに対して何でもできることになる。例えば、国は国民の財産を奪ってもいいということになれば、自由に奪うことができてしまうのだ。だからこそ、国という強大な力を抑える必要があり、そのために憲法で国を縛らなければならないという理論である。

 このように、憲法どのように形成されていったのかが時代を追って書かれてあり、非常に興味深く読むことができた。おススメの一冊である。

「痛快憲法学」と内容は同じです。5
「痛快憲法学」の愛憎版。あちらは書籍が非常に大きな
サイズで横書き。こちらは、四六版で縦書き。とても、
読みやすい形式であり難い。
他の原論シリーズと書籍のサイズが整うのも嬉しい。
ずらりと書棚に並べるだけで美しさに興奮します。

日本国憲法は死んでいると宣言した小室直樹は、巷間に
広まる常識を次々と転倒させる。
民主主義と憲法は、議会制度と民主主義は、本質的には
関係がない。
そう語り始めながら、憲法学と名づけた書物で小室直樹は
ひたすらデモクラシーについて論じる。
憲法と関係のないというデモクラシーをなぜ論じるのか。
訝しく思いながらも読み進めると、ついには、真の民主
主義を日本に根付かせ、憲法を作動させると、資本主義
経済が蘇り日本は復活するのだと、説得されてしまうこ
とになる。スリリングな読書体験。