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時の扉を開いて (ソフトバンク文庫NV)

時の扉を開いて (ソフトバンク文庫NV)
By クレスリー・コール

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  • 発売日: 2009-10-16
  • 版型: 文庫
  • 520 ページ

エディターレビュー

内容紹介
RITA賞受賞シリーズ、待望の第2弾
運命を呪い、死を願うヴァンパイアのセバスチャン。感情を失い、ヴァンパイア殺しを生きがいとするヴァルキリーのケイドリン。宿敵同士のふたりが出会ったとき、ふたたび時が動きだす……RITA賞受賞作『満月の夜に』に続く、大好評シリーズ第2弾。


変化(へんげ)した兄によって、ヴァンパイアにされたセバスチャン。運命を呪い、みずから死を願う彼の前に現われたのは、悲劇的な事件がきっかけですべての感情を失い、ヴァンパイア殺しを生きがいとするヴァルキリーの「凍てついた心のケイドリン」だった。
敵対しあう種族のふたり。しかし、セバスチャンはケイドリンが運命の相手の「花嫁」だと知る。彼女もまた、セバスチャンとの出会いによって、1000年ぶりに感情がよみがえった。
「花嫁」として一途の愛を捧げるセバスチャン。憎むべきヴァンパイアでありながら、身も心もひかれていくケイドリン。ふたりの運命は、さまざまな種族に大きな混乱をもたらすが……
RITA賞受賞作『満月の夜に』に続く、大好評シリーズ第2弾。

内容(「BOOK」データベースより)
兄の手により、ヴァンパイアにされたセバスチャン。運命を呪う彼のまえに現われたのは、妹を殺されたことですべての感情を失い、ヴァンパイア狩りを生きがいとするヴァルキリーのケイドリンだった。出会った瞬間、セバスチャンは彼女が運命の相手である「花嫁」だと気づく。ケイドリンもまた、憎むべき相手に身も心も溶かされてしまう。同じ折り、大規模な宝探しレースが開催され、魔法の鍵を入手すべく、ふたりはレースに参加するが…RITA賞受賞作『満月の夜に』に続く大好評シリーズ第2弾。

著者について
クレスリー・コール(Kresley Cole)
元アスリートで、プロのコーチとしても活躍。その後、作家に転進し、2003年にロマンス作家としてデビュー。スコットランドを舞台としたヒストリカルを上梓した後、2007年に『満月の夜に』(ソフトバンク文庫)で、RITA賞のパラノーマル部門最優秀賞を受賞。不死の者の世界〈ローア〉を舞台としたシリーズは大好評を博し、現在7作目まで発表されている。


カスタマーレビュー

凍てついた心を溶かしてくれたヴァンパイア5
不死たちの世界”ローア”の世界を描いているシリーズの二作目で、感情をなくしている”凍てついた心のケイドリン”(ヴァルキリー)が今回のヒロインです。
妹たちをヴァンパイアに殺されたことで自他ともに認めるヴァンパイアハンターとなったケイドリン。
ヴァンパイアを探してロシアまできた彼女は古い古城で悲嘆にくれたヴァンパイアと出会います。
このヴァンパイア、無理やりヴァンパイアにされてしまった元人間ということもあり、化物になってしまった自分をひどく嫌悪していて生きる目標もありません。
そんな彼がいきなり感情を高ぶらせた瞳をし、ケイドリンを「花嫁」と言います。
「花嫁」は永遠を共に生きる運命の相手。ケイドリンにとってこの世で一番なりたくないものでもあります。
しかし生きる目標を得たヴァンパイアは彼女を必死で追いかけまわし、しかもそんな彼を好きになってしまう自分がいて・・・、感情を取り戻しつつあるケイドリンは自分の気持ちに戸惑いを覚えます。

二人の仲を急激に進展させることになる「タリスマンズ・ハイ」という宝探しゲームが今作の最大の見どころで、優勝賞品が「過去に戻れる鍵」ということもありゲームはとても白熱しています。
妹を取り戻したいケイドリンをはじめ、死んだ伴侶を取り戻したいボウエン(ライキー)、過去のゲームでもライバルだったルシンディア(セイレーン)などなど、いずれも必死さが伝わります。ケイドリンを「花嫁」と言うヴァンパイアのセバスチャンはケイドリンに協力する形でゲームに参加するのことになります。
女性に不慣れな彼はなんとなく可愛い感じの印象を与えつつ、「花嫁」を力強く守ろうとする男らしさを兼ね備えた魅力的な男性。「満月の夜に」と同じくメロメロヒーローでツボを押さえています。
永遠を生きる彼らにとって「花嫁」や「伴侶」といった存在は生きる糧でもあるようで、想われる女性はなんとも羨ましいかぎり(笑)。今回もドップリと不死者の世界を堪能できました!

次回作は、今回の作品で身体がぼろぼろになりながらも必死でヒーロー、ヒロインに立ち向かってきたボウエンが主人公とのこと。伴侶を求める切望がビシビシ伝わってきて幸せになってほしいと思っていただけに、早くも楽しみです。