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はじめる組込みLinux H8マイコン×uClinuxで学べるマイコン開発の面白さ

はじめる組込みLinux H8マイコン×uClinuxで学べるマイコン開発の面白さ
By 米田 聡

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  • Amazon.co.jp ランキング: #75342 / 本
  • 発売日: 2007-04-14
  • 版型: 大型本
  • 320 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
コンピュータの本当の姿に触れる
マイコンプログラミングの基礎から、H8マイコンボードを入手してuClinux上で自作プログラムを動かすところまで、懇切丁寧に解説します。電子工作とプログラミングを並行して進めながら、コンピュータへの深い理解とマイコン自作の楽しみを体得してください。

内容(「BOOK」データベースより)
CPU・マイコンプログラミングの基礎から、H8マイコンボードを入手してuClinux上で自作プログラムを動かすところまで、懇切丁寧に解説。


カスタマーレビュー

"ある程度力がある初心者"がはじめるにはひじょーにいい本です。5
"ある程度力がある初心者"でなければ結構きついとおもう。

マイコンプログラミングをやったことがないひとや、
Linux未経験者で、DHCPサーバーやNFSサーバーってなに?IPアドレス、ネットマスクってなに?というひとは間違いなく途中からついていけなくなります。
また、実験ボードを自分でつくるセクションがあるのですが、回路図が読めないひとには
かなりきついでしょう。半田ごてをにぎったことがないひとが本書で
いきなりデビューするのはかなり無理があるでしょう。

しかし、PICやH8マイコンを使った電子工作、プログラミングの経験があり、
Linuxの初級レベルをクリアして、「さあ次の段階へいこう!」というひとには、
この本はかなり有用です!組込みLinuxをはじめる上で必要な基礎が固められると思います。
Linuxデバイスドライバの作成、リモートデバッグの仕方など
この本ほど丁寧に書かれている本は現時点では知りません。
「Linuxデバイスドライバ 」の本で挫折したひと(・・わたしのことだが)
はこれで奮起しなおせます。まったくの知識や経験がないのに次のステップには
すすめません。ここで得た知識を土台にすれば、インターフェイスといった本でも
なんとかついていけると思います。

"ある程度力がある初心者"でないけれど、どうしてもこの本に挑戦してみたい、または
挑戦しようとしたけど挫折しまった人は、
次の本で力をつけるとよいでしょう。

【マイコン関連】
H8マイコン入門 堀 桂太郎
マイコン入門講座―H8マイコンによる組込み制御・プログラムの基礎を理解
C言語による組込み制御入門講座―H8マイコンで学ぶプログラミングとデバッグ技法

(こころがまえ)
まずは、秋月電子でマイコンボードセットを購入してみる。
なんかよくわからなくてよいから、とりあえずつくる!
ネットで検索すると、写真つきでゼロから作り方が書かれているサイトがあるので
それをみながらつくるとよい。
イモ半田でもなんでもいいからこわがらずにやってみる!!
熱しすぎてボードから黄色い液体がでてきてもなんとかなる!!
最初は、理屈なんかどーでもいい!!
マイコンでLEDランプの一つも光らせて感動してみる!!
一冊やりとげてみる。すべてはそこからはじまる。
10なんまんも払って何も学べない(・・・わたしのことだが)、
企業のいんちき講習会でるよかよっぽどまし!!
自分で勉強したほうがはるかにまし!!講習会というものは、
わかるひとには退屈で、わからないひとにはまったくわからないものである。

【Linux】
できるLinux サーバー構築編(できるシリーズPRO)
あと、どれでもいいので、Linuxコマンド本を一冊買う。
PCは二台いる。そう、二台いる。中古の5万くらいのPCをもう一つ買えばよい。
まずはやってみる。もちろん、この本一冊でなんとかなるというものでは
決してない。わからないところはインターネットで検索して、わかりやすく
図解されている説明をじっくりよんでとりかかる。
マイコンと同様、10なんまんも払って何も学べない、いんちき講習会でるよかよっぽどまし!!
これをひととおりやりおえたところで、サーバー構築本をかってきてためしてみる。

組み込みの世界に飛び込もうとしているけど、
「マイコンもネットワークもぜんぜんわかんねぇよ!」などと
ほえているひと(・・・かつてのわたしだが)にいいたい。
「ほえてないで、荒れ狂う海に飛び込め!」これに尽きます。





1歩進んだ電子工作をしたい人、組込みLinuxに興味のある人へ5
この本はとても面白いです。自信をもって推薦できます。
読みながら実際の作業を行っていくことで、マイコンで動くLinuxマシンが完成します。
実際の物が完成していくというのは、非常に楽しいことですし、モチベーションも上が
ると思います。

ただし、この本を読み進めるには、C言語の初歩とLinuxの初歩の知識は必要です。
C言語については、配列、ポインタ、関数あたりまでが分かっていれはOKです。
Linuxについては、ls、cd、cp、mv、mountあたりのコマンドが分かっていれば、本書の
作業内容を進めていけると思いますが、実際には何らかの問題にぶつかると思います。
大抵その問題は、パスが通っていなかったり、パッケージがインストールされていない
ことによるものと思われますが、それらをネット等で自力で調べられるかどうかの方が
Linuxの知識の有無よりも大きいと思います。

開発環境としては、Linuxマシンが1台必要になります。VMWareでも可能です。実際、私
はVMWareで作業を行いました。
また、LinuxマシンにはCOMポートが必要です。無い場合は、USBとRS-232Cの変換器を用
意する必要があります。COMポートが必要ということは、RS-232Cケーブルも必要です。
使用するケーブルは9ピン-9ピンのオス-メスのストレートケーブルです。
マイコンキットは秋月電子通商のH8/3069LANボードとマザーボードがセットになったも
のを使用します。
組立ては、半田ゴテを1回も握ったことがない、という人はさすがにキツイと思いますが、
それほど難しくはありません。CPUボードの方は完成しているので、実際に組立てるのは
マザーボードだけです。
あと、テスターも有った方がいいでしょう。電圧や導通を確認するのに必要です。

肝心の内容についてですが、組込むのはFedoraやDebianのようなLinuxではなく、組込み
用にアレンジされたuClinuxというものです。
前半は、uClinuxは使用せず、LED点灯、スイッチの利用、割り込み、LCD(液晶ディスプ
レイ)の制御を通して、マイコンプログラミングの基礎を学びます。
この基礎の部分は結構侮れなくて、ベクタテーブルやメモリマップの書き方にも触れら
れており、Windows環境でマイコンプログラミングを学んだ人には勉強になる部分も多々
あるでしょう。
ハードウェアの方は秋月のキットのマザーボードを使用するので、説明書通りに組立て
て、サポートサイトからダウンロードしたソースをコンパイルして書き込めば、特に問
題なく動作させられると思います。

後半では、いよいよuClinuxを使用し、さらにマザーボードを自作します。ネットワーク
に接続してWebサーバーが動けばいいということであれば、マザーボードの自作は必要あ
りませんし、それだけでも十分uClinuxを楽しめると思います。
ですが、スタンドアロンで動くLinuxマシンとなると、自作のマザーボードは必須です。
部品点数は多くありませんが、ピン数が多いため配線作業には根気が必要です。さらに
秋月のキットとは別に買い足さなければならない部品が数点必要となります。

マザーボードの自作と同時進行で、ソフトの方ではLinuxデバイスドライバを作ることに
なります。基本的なドライバの作り方としてLCDドライバ、割り込みを使ったドライバと
してA/D変換が取り上げられています。
最終章では、ハードディスクを追加してLinuxマシン完成となるわけですが、ハードディ
スクはマザーボードさえ完成してしまえば、uClinuの設定とブートローダの設定だけで使
えてしまうので、Linuxの恩恵を感じられる部分でもあります。
Linuxが起動してプロンプトが表示される瞬間は感動ものです。

長くなりましたが、最後に注意点として、初版では何箇所か作業内容の説明書きに誤りが
あり、本書の通りに作業を進めるとエラーでコンパイルできない等のところが出てきます。
そのあたりはサポートサイトの掲示板では修正点が載っていますし、第2版では修正され
ています。
運悪く初版を入手された方はサポートサイトで修正個所を確認してから、作業に取り掛
かった方が良いでしょう。
掲示板はあまりメンテナンスされていないのか、スパムだらけですが、最も初期の頃の
スレッドから確認していけば有益な情報がすぐに見つけられます。

uClinuxを試してみるにはおすすめ4
uClinxuを試してみたくて、同じ出版社の「組み込みLinuxのためのC言語プログラミング 実践組み込みシステム開発 」を購入したが、これは知りたい情報が少なくてひどかった。改めて、この本を購入したが、こちらはわかりやすい。サポートのWebページもあって比較的簡単にuClinuxを試してみることができた。