それでもSEになりたいか
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #449325 / 本
- 発売日: 2003-04
- 版型: 単行本
- 211 ページ
エディターレビュー
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コンピューターシステムがこれだけ普及した現在、SEという職業もしだいに一般化してきた。職業として選ぼうとしている学生、仕事上いつの間にか顔を付き合わすようになった人、何らかの形でSEと接点のある人も多いだろう。しかし、SEという職業がどういうもので、ふだんはどんなことをしているのか、何に悩み、どんなことを考えているのか知る人は意外と少ないのではないだろうか。
穏やかでないタイトルが目をひくが、中堅SEの視点からリアルなSEの仕事をやさしい言葉で紹介しているのが本書だ。残業や膨大な打ち合わせ、クライアントや営業との確執から、ありがちなトラブルや職場の困った人、果ては合コンでの振る舞いまで、現場の流儀や空気を絶妙な比喩でユーモラスに伝えてくれる。ここで紹介されるトラブルやプロジェクトマネジメントの悩みは著者の実体験であるが、決して一個人の特殊な例ではなく、SEなら共感と苦笑なしには読めない一般的なものだ。
著者は「私なら入社前にここまで脅されたら多分やめている」と言うが、職業へのプライドと問題意識が全編を貫いているため、単なる業界暴露本に落ちていない。SEを目指す学生には就職雑誌やOB訪問からは決して見えない本当の仕事の中身が見えるだろうし、仕事でSEと関わる人にとっては、彼らの思考パターンや問題意識を知ることで、業務をうまくコントロールしていけるようになるかもしれない。まったく堅苦さのない本なので、多くの人に気軽に目を通していただきたい。(大脇太一)
日経BP企画
それでもSEになりたいか
SE(システム・エンジニア)の日常を軽妙なタッチで紹介した本。SE論ではなく、残業漬けの開発現場や徹夜続きのトラブル処理など、著者が目にした実態を具体的かつシニカルに描いている。
書名からもわかるように、本書はSE職を目指す学生やプログラマを主な読者として想定している。これらの読者に対して、著者は「SEの仕事がいかに人間くさいか」を訴える。ユーザー企業の情報システム担当者や、自社の上司や営業担当者などとの折衝に明け暮れる日々を、ページ数を割いて描写する。人間のやることゆえに不条理に満ちたSEの仕事を明らかにしたうえで、「それでもSEになりたいか」と読者に問う。
突き放しているように見えるが、著者が最後に、「SEはやりがいのある職種であり、愛すべき人々である」と結んでいるのは救いだろう。著者のキャリアや現職は明らかにされていないが、行間から「大手システム・インテグレーション会社に務める30歳前後の中堅SE」と推察できる。
(日経コンピュータ 2003/06/02 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
◆SEの“本当”の現場◆
「SEって、いったい何なの?」 わかるようでよくわからないSE(システムエンジニア)の実態をシニカルに描いたSE指南書。知られざるIT業界の裏舞台とSEをとりまく泥臭い現実、そしてそんな世界をストレスフリーに生き抜くためのノウハウを赤裸々につづる。
情報システムの普及に伴い、SEと名乗る人の数は急激に増えました。が、そもそもSEの仕事とはどんなものなのでしょうか。どんな知識やスキルが必要なのでしょうか。 本書はナマのシステム開発現場と、SEをとりまくドロドロとした現実にスポットを当てています。現実にそぐわない理想論などはいっさいありません。システム開発の現場で直面する理不尽な困難と、それらを巧みにさばくための泥臭いテクニックを、現役のSEが本音で記しています。 ITの最前線で疲れ果て、道を見失いかけているSEにとっても、華やかなSEライフを夢見ているSEのたまごにとっても、SE業の本質を理解し、ポジティブに生きていくために必要な画期的SE指南書です。
1.IT業界をやんわりと斬る 〜結局、会社だしリーマンだし〜
2.事件は現場で起こってるんだ 〜SEのお仕事〜
3.はじめてのシステムプロジェクト 〜プログラマ以上SE未満の人たちへ〜
4.それでもSEを目指す人へ 〜夢よりも野望を胸に〜
カスタマーレビュー
学生さんに読んで欲しい
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ガンダム世代のSEが語るぶっちゃけ話
私もSEをやっています。ここ数年は、PLのほうが多いんですけど。でもこの手のSE本は大好きで、出版されるたびに買っています。
この本は、著者がガンダム世代らしいので、私よりも少し年下かもしれないが、書いてある内容はすごくわかります。Y2K問題、ISO、自作ツール、「仕様通り」・・、全部経験しています。
やる気レスおじさん、労働組合・・、ここらは、いまの会社でもまったく同じです。まるで同じ会社のひと?って思えてしまう。
馬場史郎さんの著作が、SEの理想を熱く語るものであれば、この本は、若手SEの現実をクールかつホットにぶっちゃける本といえます。
最後に一言、この本の著者と飲みにいき、語り合いたいです。
面白い ゆえに少し危険だと思う
「あるある!」とついうなずけるし、読み物としては面白くまとまっていて、著者の知識と文章力には敬意を示したいと思います。SEってどんな職業?って方にはよく実態が分かっていいでしょう。
しかし、免疫のない方には面白いがゆえに鵜呑みにしてしまい、著者の考えをすべて受け入れる危険性があります。
1つは資格について。特に公共の入札案件によっては資格者を揃えることを要件とする事がある。発注者側からすれば少しでもリスクを回避できる指標を「自己評価の実績」より「公平な基準」を使うのは随意契約でもない限りは当然だろう。そうなるとたとえ資格のみであっても会社として都合がよければ資格手当を付けても採算がとれるのではないか。
(人事考課に使うのはどうかと思うけれど)
もう1つは年配層について。GOTO乱発は言語や当時の技術にもよるので仕方ないだろう。しかし、それでいて品質についての意地というか心持ちは並々ならぬものがある人が多いです。コンピュータの技術変遷は非常に速いですが、古いこと=知らなくて良いことではない。どうしてそうしているのか、そこから学べるものは何があるのか、を考え謙虚に学んでいければよいのではないか?と思う。もちろん例外の、使えないおじいちゃんもいます。
その2点で少し星を減らさせていただきました。ただ、SEも幅広いので「これがすべてではない」ことも読者は注意して欲しいところです。



