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「やさしい」って、どういうこと?

「やさしい」って、どういうこと?
By アルボムッレ スマナサーラ

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  • Amazon.co.jp ランキング: #4258 / 本
  • 発売日: 2007-09
  • 版型: 単行本
  • 93 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
私たちは、やさしくされるのが大好きです。「やさしい人は嫌いです」という人は、一人もいません。人の好みは千差万別なのに、こと「やさしさ」に関しては、誰一人として反対しないのです。ところが「やさしさとは何ですか?」という質問には、誰もきちんと答えられません。そしていつも「やさしくしてもらえない」と嘆いているのです。これはとても不思議です。いったい「やさしさ」とは何なのでしょうか? どうしたら、やさしくしてもらえるのでしょうか? 仏教本来の教えを伝える初期仏教のスマナサーラ長老が、今まで誰も知らなかった「本当のやさしさ」について語ります。

内容(「BOOK」データベースより)
「本当のやさしさ」をみんな知らずに生きている―。お釈迦さまの教えを守る初期仏教の長老が幸せに生きる方法を語ります。

著者からのコメント
仏教が言いたいのは、「生命の法則を理解して、自然に生きなさい。よけいなことを考えるなよ」ということです。これだけで人間が救われる道を示しているのです。
だから私たちが、エゴを張らずにいつも自然に生きているなら、素晴らしい社会なのです。それがやさしい社会です。わざわざ「やさしさ」を振り回す必要はありません。本当のやさしさは、自然でいることなのですから。----本文より


カスタマーレビュー

文庫版が出てますよ♪5
この本の文庫版が発売されています。
かわいいイラストが追加されて、とても親しみやすくなってます。
文庫版だと持ち歩きやプレゼントにも良いですね。
ブッダが教えた本当のやさしさ (宝島SUGOI文庫)
(タイトルは改題されました)

「慈悲喜捨」のサマタ瞑想で体得した真のギブ&テイクの心!5
長老は、「やさしさ」という曖昧な言葉に注意を喚起する。
“人間にはいろんな「刺激」が必要です。眼から耳から鼻から舌から身体から入ってくる刺激が必要なのです。その刺激は、他の生命からもらわないとうまくいきません。”(p.27〜28)⇒ だから、“「自分に心地良い刺激を与えてくれる人」は、とてもやさしい。そういう人は、自分が生きていくのに欠かせない、とても有り難い人です。”(p.29)⇒ しかしそれは、“それは他人に「やさしさ」を求めることが、「自分の要求を満たしてくれと、他人に頼むこと」であり、「他人を自分のために使用すること」なのです。これは、あってはならないことでしょう!”(p.30)

学校・職場のいじめ問題や、介護現場のキュアとケアの問題などでは、長老の指摘するように、強いエゴが弱いエゴの生命(やさしさ)を奪う弱肉強食の四苦八苦(p.31)がエスカレートしている。

そこで長老は本当のやさしさを実現するために、“「私が、私が」というエゴを捨てて、より客観的に、より普遍的に物事を見て、「生命が」と考える”ことを提唱する。そこで、見えてくるのが「ギブ&テイクの生命ネットワーク」(p.32〜33)であり、それは「欲しい刺激」を奪い合うことを卒業して「必要な刺激」を与え合う世界であるとする。

そのために必要なことは、生命ネットワークのパーツである個々の人間が「私が」というエゴを捨てることであり、エゴの治療法として、「慈悲喜捨」のサマタ瞑想が分かりやすく紹介されている。「慈悲喜捨」のサマタ瞑想(止の瞑想)と釈尊独創のヴィパッサナー瞑想(観の瞑想)と組み合わせた時、本当の「止観の瞑想」が実現するのである。

表題に「うーん」、と思ったら 役に立ちます。5
「言葉」は考えて、自分のものに。著者と共に考えてみる本です。読みやすく、装丁も工夫されていて、自分のペースで考えるのを助けてくれます。まさに、「やさしい」本です。意味が解かるためには、思い巡らすだけでなく、しっかり筋道立てて考え、日常生活の中で使ってみることが必要です。「エゴの治療法」まで示してあり、傍において繰り返し読みます。