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それでも私は腐敗と闘う

それでも私は腐敗と闘う
By イングリッド ベタンクール

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  • 発売日: 2002-05
  • 版型: 単行本
  • 277 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
大統領の疑惑を追及する彼女に、暗殺予告が──。深刻な政治腐敗に苦しむ南米コロンビアで、想像を絶する巨悪に一人果敢に立ち向かう女性国会議員、衝撃の自伝。

内容(「BOOK」データベースより)
麻薬組織と癒着した深刻な政治腐敗に苦しむ南米コロンビアで、不正を糾弾しつづける女性国会議員がいる。彼女の名は、イングリッド・ベタンクール、40歳、二児の母。33歳で初当選、大統領の収賄を追求しはじめた矢先、証人が次々と消されていく。この国では暗殺、誘拐など日常茶飯事だ。そしてついに彼女のもとにも暗殺予告が届いた―。渦巻く陰謀、族議員の圧力、捏造されるスキャンダル。想像を絶する危険にさらされ、それでも彼女はひとり闘う。祖国再生のために。恵まれた生い立ちを捨て、みずから苦難の道を選んだ闘いの半生を、イングリッド自らつづった本書は、前大統領から刊行を妨害されながらもフランスでベストセラーとなった。巨悪に立ち向かう真摯な生き方が胸を打つ、感動の自伝。

内容(「MARC」データベースより)
麻薬組織が政界を支配する南米コロンビアで、不正を糾弾し続ける女性国会議員。渦巻く陰謀、捏造されるスキャンダル、そして殺人予告-。想像を絶する危険にさらされながらひとり闘う彼女の半生記。


カスタマーレビュー

一粒の麦4
父親は大統領候補と目された大臣兼ユニセフ大使、母親も有力政治家であり、幼い頃から海外で教育を受け、パリで豪邸に住み文化人(ガルシアマルケスやネルーダ)を集めてパーティを開いていたという何不自由ない少女時代。まさに絵に描いたような上流社会の何不自由ないお嬢さんだったイングリッド。
その後フランス人の外交官と結婚し子供にも恵まれ、彼女の人生はそのまま幸せな少女時代の延長となるだろう、という事は多くの人、彼女を含めて思っていた事であろう。
しかし彼女は母国の不条理に気づいてしまった。麻薬密売によって増長したマフィアや貧富の格差、政治家の腐敗、そんな世界に目をそむける事が出来ず、すべてを失う覚悟で家族と離れ、さまざまな嫌がらせや脅迫に臆する事なく戦いを挑んだ。
そして大統領選挙に出馬を表明、投票日の数日前誘拐されそのまま彼女の行方は知れない。

彼女を「風車に向かったドンキホーテ」とたとえた人もいる。彼女が戦いを挑んだ相手はあまりにも巨大で、大抵の人はその不条理を承知でも諦めた戦いを放棄する。彼女は悠然と戦いを挑んだもののあまりにも非力だった。その戦いを無謀という人もいるし、彼女は巨大な敵との戦いに負けたかもしれない。
しかし、彼女の行動と彼女に起こった悲劇は多くの人にコロンビアの現状を知らしめる事となった。
そして第二第三のイングリットがあらわれて、彼女にその後何が起こったかを解明する日、そして彼女の願った祖国のあるべき姿がいつか現実となる事を祈りたい。

果たして他人事なのか?4
本書は、何不自ç"±ãªã„家庭に育った一人のå°'女が両親の後ã‚'追い、æ"¿ç•Œã«å...¥ã‚Šã€æ"¿æ²»è...æ•-と戦う、国ã‚'æ•'うために。そã-て国会議å"¡ã‚'へて大統領選に出馬ã-たã"の女性は、選挙ç›'前に誘拐され、今も行æ-¹ä¸æ˜Žã€‚
まるで映ç"»ã®ã‚ˆã†ãªè©±ã ãŒã€ç¾å®Ÿã€‚彼女の住む国はコロンãƒ"ア、彼女の名前はイングリッド・ベタンクール。

彼女は、家æ-ã‚'愛する普通の女性、ã-かã-å®¶æ-ã®å'½ã‚‚狙われ、離婚、子供たちとも別å±...するç"Ÿæ'»ã€‚ã-かã-「それでも私はè...æ•-と戦う」姿勢は感動的である。

å½¹è€...あとがきでは「ï¼'8ï¼'0å¹'にスペイン植æ°'地から独立ã-て以来、å†...戦が絶えず、ゲリラや麻è-¬çµ„ç¹"の台頭ã‚'許ã-ている。æ-¥æœ¬äººã«ã¨ã£ã¦ã‚³ãƒ­ãƒ³ãƒ"アのイメージは誘拐報é"やテロ事件で話題に上る危険な国という程度のものでなかろうか」と書か!ã‚!Œã¦ã„る。本自伝に書かれたコロンãƒ"アのå†...æƒ...は、â' ã€€æ±šè·ã¯ã¯ã³ã"り、â'¡ã€€å›½æ°'にあきらめムードが広がっており、â'¢ã€€è³„賂ã‚'å-ã'å-るæ-è­°å"¡ãŒè·‹æ‰ˆã-、â'£ã€€æ"¿æ²»ã‚¹ã‚­ãƒ£ãƒ³ãƒ€ãƒ«ãŒçµ¶ãˆãšã€â'¤ã€€éº»è-¬ã‚„殺人もæ-¥å¸¸èŒ¶é£¯äº‹ã€ã¨æ‚²æƒ¨ãªçŠ¶æ³ã§ã‚ã‚‹ã€‚
ã-かã-ながら、である。â'¤ã"そ違え(不æ°-å'³ãªæ®ºäººäº‹ä»¶ã¯å¢-えているが)â' ï½žâ'£ã¯ç¨‹åº¦ã"そ違え本質的にはæ-¥æœ¬ã®ç¾çŠ¶ã¨å¤‰ã‚ã‚‰ãªã„ã¨æ„Ÿã˜ã‚‹ã®ã¯ç§ä¸€äººã§ã‚ã‚ã†ã‹ï¼Ÿ

æ-‡æ˜Žå²å®¶ã€ï½±ï½°ï¾‰ï¾™ï¾„゙・トインビーは、国家やæ-‡æ˜Žã®è¡°é€€ã‚'もたらす最大の要因は「自己決定能力のå-ªå¤±ã€ã§ã‚り自らのå†...部の「虚ろなるもの」と指æ'˜ã-た。コロンãƒ"アにはã"のような有å¿-が現れた。ではæ-¥æœ¬ã¯ï¼Ÿã€€èª­å¾Œã‚„や背筋に冷たいものã‚'感じた次第である

どんなドラマよりも面白い5
この本を読むとコロンビアの政界がマフィアの強い影響力の下にあることがよく分かります。かつて米国はコロンビア大統領がマフィアの手先だと言って激しく非難してからは、大統領候補者は皆、本人または家族の誰かがマフィアの被害を受けている者ばかりになり、米国もおいそれと非難できなくなりましたが、実態はそれ程変わっていないはずです。この本を書いた後、ベタンクール女史は実際に誘拐され、昨年やっと救出されましたが、その時、サルコジ仏大統領には感謝の声明を出したにも拘わらず、実際の救出にあたったコロンビア政府に対しては感謝の言葉がなかったのは、ベタンクール女史のコロンビア政界に対する不信の念からでしょう。翻訳もうまく読みやすい本です。私がこの本を直接薦めた人からも、お礼の電話をいただいたくらい面白く、一気に読める本です。