担保物権法 (民法講義 3)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #704710 / 本
- 発売日: 2007-10
- 版型: 単行本
- 239 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
LS及び法学部生のための担保物権法の最新の教科書。設例を設け、具体的な事例を通してわかり易く解説。叙述の仕方に軽重を設け、第2章の抵当権と最後の第5章の非典型担保の叙述に重点を置いている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松井 宏興
1970年大阪市立大学法学部卒業。1976年同大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学、甲南大学法学部講師、助教授、教授を経て、関西学院大学大学院司法研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
良いです。
担保物権の基本書としてはこれでいいと思います。 基本的に判例・通説の解説に徹しています。また、道垣内先生などの見解についても一応触れられています。情報量は必要十分だと思います。 余分な部分は一切カットしてあり、わかりやすい記述なので初学者でも非常に読みやすいと思います。 ちなみに、補充用として平野先生の「民法総合3」をたまに図書館などで参照しています。 本書+補充用の参考書+判例、で新司法試験は十分だと思います。
ちょうど良い分量、穏当な内容。
担保物権法単体の教科書というと、特別法や実務のやたら細かい部分を詳しく書いていたり、学説の検討が延々と続いていたりするものが多いが、本書はページ数も少なく、文字も大きくて読みやすい。単色刷りで、基本的に図表の類は用いられていないシンプルな構成だが、事案が複雑な共同抵当に関する説明の箇所だけはちゃんと図表付きで解説されており、初学者にも理解しやすいように配慮されている。
細かい異説にあまり立ち入ることなく、ほぼ判例・通説の見解に沿った記述で安心感が持てる。唯一私見で独特な説を採っている物上代位の項目でも、別枠の網掛の欄でその説明がされており、判例・通説の立場から統一して読み進められるようになっている。基本的事項に関する説明も丁寧であり、例えば抵当権に基づく物上代位に関する第三債務者保護説と物上代位の本質論との関係については、私は本書を読んで初めて理解することが出来た。
また、全体のページ数は少なめだが、特に抵当権と譲渡担保に関しては記述が詳しく裂かれており、メリハリのある構成になっている。物上代位による差押えと相殺や敷金充当との優劣等、重要論点については網羅されているし、説明が手薄になりがちな集合債権譲渡担保についても詳しい。情報の取捨選択という点では、本書はまさに「司法試験向け」だと言える。シンプルな構成、判例・通説中心の記述ということで、タイプの似ている川井先生の基本書(こちらは担保物権部分の出来がかなり不満)の補充用としてもぴったりである。
つなぎの本
担保物権法に関しては手ごろな本があまりなかったため、
駆け込み寺的に一部に人気を得た一冊です。
ただ、最近はいい本が出てきたので、本書もお役御免というところでしょう。
個人的に物権法テキストは、できればメジャーで、物権と一冊に
なっているものがいいと思います。おすすめは、
野村豊弘『民法2物権』、安永正昭『講義物権・担保物権法』、
松尾弘・古積健三郎『物権・担保物権法』あたりです。
もちろん担保物権に絞ってしっかり勉強するなら、
道垣内弘人『担保物権法』に勝るものは今のところないと思います。




