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ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 SKMT

ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 SKMT
By 見城 徹, 大貫 妙子, 友部 正人, 元 ちとせ, Shing02, 大谷 能生, しりあがり 寿

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  • 発売日: 2009-04-13
  • 版型: ムック
  • 245 ページ

カスタマーレビュー

本で 坂本龍一を「聴く」ということ5
 音楽家である坂本龍一を 活字で「聴く」本とも言うべきか。

 本書を読む限り 坂本とはきわめてフットワークの軽い芸術家であることを強く感じる。音楽に限らず、学生運動、政治、哲学、IT、メディア論、環境問題など、その時々の「旬な話題」には必ず首を突っ込んでいる気がする。

 ミーハーと言ってしまうことも出来るかもしれない。但し 坂本の場合 その「首の突っ込む時期」が 周りより半歩から一歩早いところに 彼のエッジ性が見てとれる。ミーハーを「流行に 後から ついていく人」と仮に定義したとすると 坂本の「早さ」はミーハーとは言わないとも思う。それは紛れもなく才能である。

 そんな坂本だけに 本書で坂本が語る事、坂本について語られる事の ジャンルは多彩であり振幅も激しい。その 「多彩な振幅」は ある意味で 音楽的である。本書で坂本を「聴ける」としたら そんな振幅に音楽を感じる事だと思う。

中身が濃い。4
中身が濃くて、買ってから読み終えるまでかなりの時間を費やしてしまった。やはり坂本氏が自分の言葉で語った部分が一番興味深いのだが、他の人々の坂本龍一論も学ぶべきところがたくさんある。それにしてもたくさんの仕事をしている人だ・・・・。ソロアルバムはベーシックに回帰した頃からほとんど聴かなくなってしまったが、YMO時代と並行して出されたソロやその後、POPを目指したアルバムあたりまでは全て購入していた。時代を築いた坂本氏はやはりすごい。私生活には・・・触れないことにしよう(苦笑)。