ユリイカ2005年9月号 特集=水木しげる
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商品の詳細
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- 発売日: 2005-08
- 版型: ムック
- 245 ページ
カスタマーレビュー
玉石混淆(特集・水木しげる)
本号は水木しげる先生の特集です。
水木先生の対談、復刻マンガはファンにはたまりません。「年譜」は「ミニ」というのは
名ばかりで、詳細な情報がつまっています。作品の考証に重点をおいた文章や証言も収穫
です。
一方、評論は着想の域を出ておらず、岡崎乾二郎さんの談話をのぞけば、水木作品を再発
見する一歩手前、もしくはずっと手前にとどまっている印象をうけました。
詩誌か?漫画誌か?
詩に関心を寄せる物として、こういう企画自体、嫌悪である。
水木しげるの世界とカバラ、錬金術=バラスケスの世界をくっつけようとしているのは、どうみても牽強付会であり、鬼太郎=ニート論は、もう笑うしかない。…霊界の存在がどうして、労働しなくては、ならないのか?鬼太郎の世界で唯一、俗気=金銭欲を帯びているネズミ男は、創作上、話の展開上の方便のようにむしろ思えるのだが、彼がいないと、妖怪と人間界の接点ができない。ゆえに、話が恐怖にならない。人間と接点があるから、恐怖漫画として成立するわけで、接点なくしては、ただの異界に話になってしまい、恐怖漫画として、商品にならない。



