商品の詳細
波のかなた

波のかなた
By ジョイ ニコルソン

価格:

この商品は、このストアからは購入できません。
クリックしてAmazonでの購入オプションを見る


5 新品/中古商品価格 ¥ 95

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #1015320 / 本
  • 発売日: 2001-09
  • 版型: 単行本
  • 286 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
波乗りをするように、生き抜いていく14歳の少女
メディナは、海辺の待ちパロス・ヴァーデスに超してきた。両親の結婚生活が破綻し、双子の兄ジムがドラッグに溺れていくなか、彼女はサーフィンに打ち込み、波に挑むことにわずかな慰めを見出していく。せつなくまぶしい、14歳の夏を描いた青春小説。


内容(「BOOK」データベースより)
海辺の町パロス・ヴァーデスに越してきたメディナは学校では嫌われ者。両親の結婚生活が破綻し、双子の兄ジムがドラッグに溺れていくなか、メディナはサーフィンに打ちこみ、波に挑むことにわずかな慰めを見出す―。せつなくまぶしい、14歳の夏を描いた青春小説。

内容(「MARC」データベースより)
海辺の町に越してきたメディナは学校では嫌われ者。両親の結婚が破綻し兄ジムがドラッグに溺れていくなか、メディナはサーフィンに打ち込み、波に挑むことにわずかな慰めを見出す-。切なく眩しい14歳の夏を描く青春小説。


カスタマーレビュー

匂い立つ小説5
私は海で泳ぐのが嫌いだが、この本を読んで思ったことは、全編に描かれる海によって
想像する潮の匂いが自分の波への恐怖心を取り除いてくれたことである。
この多感な少女にとって二つの存在、波と兄。
家庭の中で不穏な空気を吸って育った主人公の兄への恋に似た複雑な気持ちと
浮き沈みの激しい思春期の快楽。そして緩やかで残酷な崩壊。

サーフィンを通して成長する主人公、ただの青春小説に終わらない繊細な作品である。

女の子に5
 主人公は14才の女の子。見ためは児童書ではないし、大人も楽しめる本だけれど、主人公と同年代の女の子、特に、マンガは読むけど本は読まない、ちっともリアルじゃないからっていう女の子に、特にすすめます。この本はリアルです。

 十代って、こどもだからって周りの都合にふりまわされ、一方で早く大人になれって言われ、恋とかセックスとか初めてのことにたくさん直面させられて、ほんとにきつい。そんななか、この本の主人公はすごく強くてかっこいいんです。それも、頭がいいとか口がうまいとか前向きだとか、本にしか出てこないような感じじゃなくて。ただ、傷ついても自分をなくさない。気分次第で危険なこともするけど、結果についての覚悟はできてる。そんな主人公と、主人公とは正反対の弱くてやさしい兄、そしてそんな二人の結びつきが、あざやかです。

 そして、主人公の強さを支えているのが、海とサーフィン。ボードの手入れや、水の気持ちよさ、水からあがったときの寒さ、うまく波にのったときの感じなんかについての部分は、本当に自分がそれを見て、して、感じたみたいにリアルで説得力があります。特に最高なのは、夜の海での場面。

 主人公の家で起こるできごとは最低だし、結末もシビア。でも、読み終わったときの気分はなんだかいいです。たった一人で夜の海のなかにいるみたいな、孤独なんだけど心細くはないような、不思議な気分。
 おすすめです。

ある家族の悲しく美しい物語4
舞台となっているパロス・バーデスは、丘陵地から太平洋が見渡せるカリフォルニア屈指の高級住宅地。たまたま近くに住んでいるので、タイトルに興味を持って手にとってみた。ヒロインのメディナは高校生。ジムという美しい双子の兄がいる。裕福な医者の父が購入したパロスバーデスの邸宅に引越し、新しい学校になかなかなじめないながらも幸せに暮らしていたはずだったが、過食症になってセルフコントロールのきかなくなった母に愛想をつかして父は出ていってしまう。残された兄妹は、サーフィンに打ち込み、傷ついた心を癒そうとするのだが...。英語はとても易しく、短い章に区切られているので読みやすい。パロスバーデスの美しい海が繊細に描写され、メディナのけなげな心の動きが映し出される。悲しく美!しい作品である。