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平和をつむぐ12歳のメッセージ―地球時代を生きる学力

平和をつむぐ12歳のメッセージ―地球時代を生きる学力
By 西村 美智子

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  • Amazon.co.jp ランキング: #420222 / 本
  • 発売日: 2009-11
  • 版型: 単行本
  • 224 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
対立や暴力の連鎖が絶えない現実。傷つき、苦しみ、にくしみ合う人々…。はたして人と人とは、かかわりあい、愛しあい、手を繋ぐことができるだろうか?

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西村 美智子
東京・啓明学園初等学校教諭。1953年兵庫県生まれ。1976年同志社大学文学部社会学科卒業。2007年中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程修了。日本国際理解教育学会会員。歴史教育者協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

21世紀の市民にもとめられる「学力」像を描く5
 たいへん読みやすい構成になっています.著者のこれまでの実践を,十分にねって,まとめられたことがよくわかります.あつかう内容は,ナチスのホロコースト,日本の植民地支配,ボスニアの紛争など,非常に重要な現代的課題です.それらに対して,こどもたちがしっかりとりくんでいることに感銘をうけました.内容が深刻なものなのに,著者の人がらがじかにつたわるようなあたたかみのある文体でつづられ,読む人の心にひびきます.
「学力」とは,なにか.「まなぶ」とは,どういうことであるか.いま一度,問いなおすことが必要な時代となりました.学習の主体は,あくまでも学習者(こども)です.教科それ固有の課題と,教科のわくをこえた価値ある課題を,こどもたちが共同で探求的・体験的にまなぶこと,それが人類がうみだし,そだてた文化遺産である「人類の知」に血をかよわせ,より創造・発展させていくこと,それ自身が「まなび」です.そして,21世紀の市民にもとめられる能力のわくぐみが「学力」なのです.
 そのためには,「他者との出会い」「自分の生き方への問い」「人とつながり信頼しうるなかまをつくる」こういった過程をふむ必要があります.西村さんのこの本は,「地球時代を生きる学力」と副題にあるように,「学力」について,きわめて具体的な提案をされています.この「学力」のとらえかたは,新学習指導要領への根源的な批判となります.読むと勇気のわく本です.