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本人 vol.09

本人 vol.09
By ひろゆき 堀江貴文 宮藤官九郎 中川翔子 峯田和伸 北村道子 安永知澄 Chim↑Pom 岩井志麻子 小明 井口昇 吉田豪 中村うさぎ 海猫沢めろん

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  • Amazon.co.jp ランキング: #32556 / 本
  • 発売日: 2009-03-10
  • 版型: 単行本
  • 304 ページ

エディターレビュー

内容紹介
巻頭ロング手記
ひろゆき(2ちゃんねる、ニコニコ動画)
「世界の仕組みを解き明かしたい」

読み切り
堀江貴文
「就職しないで生きるには」

読み切り
卯城竜太(Chim↑Pom)
「ピカッの僕からピカの君へ」

読み切り
岩井志麻子
「因業な母親の告白」
挿画=菅野旋

読み切り
小明
「のあちゃんの妹」
挿画=東村アキコ

☆新連載
北村道子
「私の身体論」
第1回・見ること

☆新連載
マンガ
安永知澄
「黒レース白レース」

☆最終回
恥小説
宮藤官九郎
「君は白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」
挿画=皆川猿時

☆最終回
マンガ
中川翔子+井口昇
「脳子の恋」

☆最終回
小説
峯田和伸
「あいどんわなだい」
挿画=青山景

インタビュー
吉田豪
「本人列伝」
第10回ゲスト=山崎邦正

マンガ
松田洋子
「平凡なヨウコちゃん」

考察
中村うさぎ
「自分強姦殺人事件」
写真=中山正羅

小説
海猫沢めろん
「全滅脳フューチャー!!!」
挿画=新井英樹

小説
大塚恭司
「決闘」
挿画=天谷すみれ

面白くない話
宮崎吐夢+河井克夫
「宮崎吐夢の本当にあった面白くない話」

第2回hon-nin大賞結果発表!


カスタマーレビュー

個人的な感想2
作家陣の作品のクオリティは置いておくとして特に今回、目に付いたのが堀江貴文や岩井志麻子の読み切り。そして宮藤官九郎、峯田和伸(銀杏BOYS)の連載終了。うーん…なんかヤバくないか?本人。編集後記では新連載や連載終了の唐突な変動はマンネリ化を防ぐためと書かれているが、文芸誌を今まで手に取ったことのないバカ大学生である私はそれで大丈夫なのかと言いたくなるくらい不安でいっぱいだ。なんか私が創刊号を買った時のhon-ninの魅力って文芸誌で見かけないようなメンツの作品が読めるということだったわけだが、今の本人は文芸誌で見かけるメンツが揃いつつある(と思う。そんなことないんだったら申し訳ない)。真っ先に読んだのは山崎邦正のインタビューだもんなぁ…。

山崎邦正の狂気4
本人より本人に詳しい吉田豪によるインタビュー。
TEAM-0の東京進出や解散における秘話満載。

しかしなによりも、山崎の狂気に対する感覚が鋭い。
解散し、一人になってしまった山崎が求めた狂気。
全てを失い、なにも出来ないからこそ、
なんでもやってやるという結論に行き着く。

結局、自分は普通であることに気付いたようだが、
狂気を求める動作に、ある種の怖さを感じた。


山崎邦正はアホで売っていると思っていたが、
意外なほどに彼の言葉には語彙が豊富。
心理学の勉強もしているらしい。

芸人は馬鹿ではできないというが、
この世界で20年出続けている凄まじさを感じさせられた。


他にもひろゆきインタビューはボリューム満載。結構読み疲れます。

相手の中身を通して対話する2
「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」を作った
ひろゆき氏へのインタビュー

ビビらず回避するスタンスの彼は、
システムを構築するのが好きだと言う。

以下、全部ひろゆき流での思考法

* 頭のイイ人 悪い人
* 深入りしない人間関係
* 一般的な解釈とは違う、自由について
* 仮説の立て方

人や現象を分析するのが好きな人は、
興味を持って読めます。


スタイリスト、北村道子さんへのインタビューは、不愉快。
第一印象として凄くも偉くもないのに偉そうで。

それとも、インタビュアーがよほど非礼で非道かったんだろうか・・・
矛盾した批判がお小言のように続く。

北村道子さんは、熱く、本気で対話をしたいのに、
受け手が捉えきれないまま、進んでしまう。

完全に2人キリでの対話の場ならまだしも、
それが出版された後、読者がどのような印象を本人(北村道子さん)へ
抱いてしまうのか、自分なら想像するが・・・

第三者をあまり意識していない、興味がないような
インタビューでした。 ですが、得るモノが無いワケではありません。

自分がインタビュアーだったら
この視野が狭く、人の意図が読めない姿勢に
ゲンナリするのだろうけど、
野次馬として読むなら、興味をそそられる。

そこには、偏屈で頑固な人間の末路
が映っているのだから。


読んでみて、意外だったのが、
お笑い芸人、山崎邦正さんへのインタビュー

テレビ出演中は、面白い部分がほとんど無いが、
彼の魅力が光るのは、インタビュー形式だ。

物事を始める時の都合のイイ解釈と、
すぐに飽きてしまう展開が数多く、
その飽きっぽさに内包されている狂気が笑えるのだ。

新しい趣味や仕事に対して、あれこれ思案して
初めてみるものの、結果として"何も考えていない"
という姿に見えてしまうところが面白い。