怨歌劇場 (宙コミック文庫 漢文庫シリーズ)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #332874 / 本
- 発売日: 2007-01
- 版型: 文庫
- 248 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
焼け跡闇市から蘇った日本!
野坂文学の原点『火垂るの墓』ほか全12篇を、私漫画家・滝田ゆうが描く!
同世代を生きた二人の天才の珠玉作!
カスタマーレビュー
名作、火垂るの墓
滝田ゆうの描く、ちっちゃな節子が哀しく愛しく感じられて涙がとまらなかった。20頁ほどの短編ですが、セリフのないコマもひとつひとつが何かを語りかけてきて濃密に原作の世界を時代の空気までを感じとることができるように思う。衰弱して人形を抱いて横になる節子に、空襲から逃げるときに失くしてしまった片方の下駄の吹き出し・・・。蚊帳の中に蛍を放った翌朝の「ホタルのお墓つくってんねん」、石を並べてままごとのような「兄ちゃん、どうぞ」のくだり。この号泣したくなるような気持ち、忘れてはいけないと思います。多くの人に読んでいただきたい名作です(是非、教科書なんかに採用されて小さな子供たちにも読んで欲しいなと思います)。
他の11編も野坂昭如の独特の世界観(戦後の影を引きずる昭和の臭い)と同時にこれまた滝田ゆうが描く独特の画世界が堪能でき、個性的なふたりの傑作だと思います。野坂昭如、滝田ゆうの両氏によるまえがき、あとがきも貴重です。




