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あなたの会社にお金が残る 裏帳簿のススメ

あなたの会社にお金が残る 裏帳簿のススメ
By 岡本 吏郎

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  • Amazon.co.jp ランキング: #27061 / 本
  • 発売日: 2004-06-26
  • 版型: 単行本
  • 269 ページ

エディターレビュー

内容(「MARC」データベースより)
「決算書」では儲かっているのに、なぜお金がないのか? 下手な節税や脱税をしたら、余計にコストがかさむだけで何の意味もない今の時代、会社にお金が残る仕組みを作る方法を伝授。合法的「裏金」製造法で会社を守れ!


カスタマーレビュー

タイトルにそそられて買ってしまいましたけど損したとは思っていません4
一瞬、裏金?と思わせるタイトルは、それだけで勝ちって感じですが、いたってマジメな会社のお金の使い方の本です。

ものすごく儲かってる会社とか、決算書の真の数字が把握できてる経営者の方には不要な本。とりあえず会社は回ってるとか、会計事務所が作成した決算書の説明を受けてわかったような気がしたり、言われるまま税金とか支払いしている中小企業の経営者の方は読んでみる価値あると思います。

私の場合は、この本を読んでから著者の「会社にお金の残らない本当の理由」
を読みましたが、会計については素人なんで、なるほどと思う箇所が結構ありました。

著者が書いてるポイントは、そもそも決算書は、税額を決定するためのものだから、会社にとって必要な数字で現状の正しい数値と状態を知り、無駄な税金は減らす。さらに役員報酬の名目上の金額から本当に必要な額を引いて、残りは会社のイザという時のために留保しておく。これが裏帳簿で、これを活用することで、会社にとっては無意味な決算書の数字からは離れて、現実的な数字を管理して会社の状態を認識する。
確かにこれらは、そこそこ黒字で回ってる会社ならばすぐに実践すれば、大型の事業計画以外では銀行借入なんてせずに経営できるはず。

だから赤字の会社には、役に立たない本とも評価されていますが、私はこの著者がいう計算方式でやってみれば、現実を再確認することができる思います。どこに赤字の原因があるのか見極めて、確かに著者がP188からP190で書いているように、この計算方式で成立しないならば事業として成り立たないから根本から考え直したほうがいいと書いているように、現実を知る指標になると思います。

だいたい世の中の多くの中小企業の経営者は、会社に経理担当者を置いて、会計事務所に毎月顧問料を支払いして、決算書が出来たら説明を受けて税金を支払って、不足したら借り入れして、と、そんな風にしていることが多いと思います。でも、そのままにしていると先細りあるいは倒産といつも背中合わせでいるわけで、自分の会社を守りたかったら、売上を上げていくことは、一番大事だけど、同時に使い方も研究しなくてはだめですよね。
会社の数だけ事情は違うと思うので、この著者の方法だけがすべてではないので、色々研究して組み合わせて実践するにしても、会社の実態を知るためには役立つのではないでしょうか?

読みにくいね3
”裏帳簿”って言葉がインパクト強すぎてついつい買っちゃったけど、内容的にはう~んって感じです。理由その①やはり数字の話を文章中心で説明するのはわかりづらい。恐らく中小企業の社長が読んでも、理解できない人が多いと思う。理由その②裏帳簿を作る為には、会社の利益を出すことが前提条件。日本の中小企業の90%以上が赤字の中で、果たしてどれだけ裏帳簿を作ることができるのでしょうか?
ランチェスターの原則から考えれば、優先順位は財務より顧客開拓だよなって思った本でした。

売れる本は中身よりタイトルで決まるという好例2
前作もそうだが、著者の言ってることはだいたい次の4つに集約できる。1、日本のルールで作った決算書で利益が出ているといって、手放しで喜ぶな。シビアに決算書を作り直したら赤字かもしれない。2、経営者は会社と自分の税金を一番安くするように自らの給与を決めるべし3、経営者は、会社がいざというときのために、質素倹約して給与の中から貯蓄をしておくべし4、売り上げを1%あげるだけでもかなり資金繰りは楽になるもんだ。ただし、もともと黒字の会社だけの話。大半の赤字の会社には用を成さない本。このレベルのことは、経理を2から3年かじったことがある人間から見たら当たり前の話ばかり。

ともすれば、赤字の会社にも秘策によってどんどんキャッシュが貯まるという話の本と勘違いするタイトル、オーバーな新聞広告の見出しにつられて買った。けど、3ページで済む話を100倍の字数にに膨らませているだけのように感じたのは私だけではないようだ。ベストセラー本のからくりを解明するにはいい本かもしれない。

あんまりけなしてばかりだと著者に申し訳ないので一言ほめておこう。最後の著者のお父さんの話はおもしろかった。実務書より小説やエッセイを書いたほうがいいタイプかもしれないと感じさせる局面であった。