危険なエクスタシーの代償 (マグノリアロマンス)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #17345 / 本
- 発売日: 2009-04-09
- 版型: 文庫
- 519 ページ
エディターレビュー
内容紹介
異形のものが潜むニューヨーク。デーモン・スレイヤーのテイラは戦いで傷つき、敵の巣窟である病院へと運びこまれてしまう。その病院の医師イードロンは、誰をも魅了するセクシーな外見を持つが、彼もまたテイラの敵のひとり──女性と交わるために生きるインキュバスだった。敵どうしでありながら急速に惹かれあうふたりは、けっして結ばれてはならない。しかし、あらがえぬ運命にふたりは翻弄され……。〈デモニカ・シリーズ〉開幕!
内容(「BOOK」データベースより)
異形のものが潜むニューヨーク。デーモン・スレイヤーのテイラは戦いで傷つき、敵の巣窟である病院へと運びこまれてしまう。その病院の医師イードロンは、誰をも魅了するセクシーな外見を持つが、彼もまたテイラの敵のひとり―女性と交わるために生きるインキュバスだった。敵どうしでありながら急速に惹かれあうふたりは、けっして結ばれてはならない。しかし、あらがえぬ運命にふたりは翻弄され…。“デモニカ・シリーズ”開幕。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
イオーネ,ラリッサ
空軍の退役軍人という経歴のほか、気象学者、救命士、ドッグトレーナーなどの職もこなしてきたが、現在は長年の夢である執筆活動をフルタイムで行っている
多田 桃子
神奈川県生まれ。明治大学農学部農学科卒業。実務翻訳や雑誌記事の翻訳等に従事したのち、出版翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
ちょっとセクシー気分
フェロモン匂いたつような超絶セクシーかつ精力絶倫・テクニシャンでしかも性格は誠実そのもの、強い倫理観を持ち、家族思いの青年医師が一人の女性と出会い、ただ一人の人と思い定める・・・ というと下手な作家が描けばあまりにも現実離れして却って白けるというもの。
しかし、この作品に限ってはその心配はありません。この医師は人間外の存在、デーモンなのですから。
デーモンという人間外の存在の特性をきちんと踏まえたキャラクターの性格設定、その宿命、また作者は救命士の資格を持っているというだけあって、医療現場の描写などが大変リアリティをもって描かれています。(作者は「聖少女バフィー」や「ER緊急救命室」などのファンだそうで、ちょうどそんな雰囲気です)
ヒーローはデーモンの中でもインキュバスという種族で、その他様々な種類のデーモンが登場し、それぞれの特性がよく描き分けられています。特にヒーローには兄弟がおり、それぞれ母親デーモン種族が違うため、同じインキュバスという性質を共有しながらも、微妙に特質・性質が違う、という設定が話の中で良く生きています。それぞれ皆セクシーなので、彼らの生き生きとしたやり取りは読み応え充分です。
またヒーロー・ヒロイン共に凄惨な背景をもっており、この2人が惹かれあうのは当然と思わせる展開ぶりで、ハーレクインなどで感じがちな「こんな美人なら愛されるだろうけどさ・・・(私じゃダメだ)」という気持ちは全く感じませんでした。
SEXシーンは人間外だけあって大変激しいものですが、この凄惨な人生の2人なら当然、という感じで下品さはまるでありません。
またラブシーンだけでなく、ヒロインを取り巻く謎、奇怪な事件の真相解明も絡まり、サスペンスはあまり好きでない私が一気に最後まで読み進めてしまいました。
とにかく激しく、熱いセクシー小説です。読む価値ありです!他のキャラクターも脇役というには惜しい一人一人の魅力があります。世界設定の確かさ、各キャラクターの多彩さなど、ハリーポッター(には及びませんが)を彷彿とさせます。本作はアメリカではシリーズ化して2009年春にヒーローのセクシー兄弟を主役とした2・3作目が出るということです。本作では解明しきれなかった謎も分かるかも?ということなので、翻訳が待ち遠しいです。
イードロンがとにかくカッコイイ!
惹かれあう男女が敵同士で戦いあう、そんな展開が好きな人にはうってつけの作品だと思います。デーモン・スレイヤーの女性、テイラと狩られる側のデーモンの男性、イードロンの恋物語でたくさんの種族の悪魔やヴァンパイアが出てきます。
ヒーローが悪魔の場合、普通なら野性的で攻撃的な性格なのですが、とても穏やかで理知的な医師として描かれています。野性味あふれるヒロインの暴言を穏やかに余裕で言いくるめる様子はとても魅力的です。彼の人格、生き方がとにかくカッコイイ。ただ、ヒロイン、テイラの言葉使いの汚さ、粗野な罵りは気になりました。悲惨な過去を持つ女戦士なので仕方ない部分はありますが・・。
ファンタジーの世界観が多く入っているので、それがOKなら楽しめると思いますが、デーモンの設定などは最初、唐突に感じたり、いかにも作り話だと感じてしまうかも知れません。
世界観を受け入れられるかが、ポイントかも。
セクシー要素もかなり強いです。主人公達だけでなく周りのキャラもかなり激しいので、正直、ポルノぎりぎりの所。至る所に性描写のシーンが・・刺激がほしい人にはお勧めです。
パラノーマル好きには良いかも
パラノーマルものは、結構気になる方は読む価値はあるかも・・・
J・R・ウォードの〈ブラック・ダガー・ブラザーフッド〉シリーズ や、クレスリー・コール「満月の夜に」のように、独特の世界を作り上げています。
デーモンの世界で、インキュバスでありながらも性に関する道徳観や正義感がある医師のヒーロー。
母をデーモンに殺されたが故にデーモン全てを悪と信じ、復讐のためデーモンと戦い、狩る組織に身を置くヒロイン。
昔からロマンスの世界での「身分の違う恋」設定に、異形の登場人物(デーモン?)やERもの、バイオレンスやエロティックロマンスを絶妙に絡めた娯楽作品です。
アメリカンコミックスのノリ的な作品とも言えるかもしれません。それを意識しての表紙かもしれませんが・・・。
今後、ヒーローの弟やヒロインの双子が絡む続編も楽しめそうです。
この作品の中に次作への伏線が多数張られているので、そこを意識して読むといいかもしれません。
☆5にしなかったのは、〈ブラック・ダガー・ブラザーフッド〉シリーズ ほどは、そそられなかったことと、表紙の個人的センスの評価を反映させただけですが、十分楽しめると思います。





