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組込み現場の「C」プログラミング 標準コーディングガイドライン

組込み現場の「C」プログラミング 標準コーディングガイドライン
By 福岡知的クラスタ(第1期)組込みソフト開発プロジェクト

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  • Amazon.co.jp ランキング: #108006 / 本
  • 発売日: 2007-10-27
  • 版型: 単行本(ソフトカバー)
  • 216 ページ

エディターレビュー

内容紹介
最近の現場にはコードの書き方をきちんと教わっていない人が増加しているようです。「教える側」が多忙を極めていることにも原因がありますが、結果的に成果物にはバグが入り込んでしまいます。わかりやすいコードを書けば、机上デバッグの精度も上がり、プログラムの効率的な再生産&再利用にもつながるのです。本書は、特に組込み開発現場のプログラマーが遵守すべきプログラミングのモデルを目指し、リアルな開発現場から得られたノウハウを惜しげもなく盛り込みました。組込みシステムの開発では主流のC言語を中心に扱っています。
なお、本書に付属のCD-ROMには、作成されたプログラムコードのチェックを行うツールが収録されています。これを利用することで、開発現場の混乱を多少なりとも回避することができるようになります。


カスタマーレビュー

特効薬ではないが5
不満がないわけではないし,目新しいのでもないのですが,随所でハッとします.さりげなくですが,一環して主張しているのは,ガイドラインに縛られるのではなく,その本質を考えなさいということではないでしょうか?単なるノウハウ本では無く,斯くあるべしというルールでもなく,”What to”を明確にしようとしている.即効性はないがじっくりと効いてくるような本です.
付録のチェックツールも,使いようによっては有効ですが,それより,その思想が良い.
教条的でもアイロニカルでもなく,高圧的でもなく,大切なことが書かれているので,甘いですが,☆5つとしました.

書くためのガイドライン/確認するためのチェックポイント5
 MISRA-C:1998以来この10年間、発表されるコーディング標準は100以上の詳細なルールで構成されるのが一般的になってるような気がします。「情報量が多すぎ」という組込み開発者の怨嗟の声はどこの現場にもあったと思います。
 『「C」プログラミング標準コーディングガイドライン』は、わずか66の「ガイドライン」にまとまっています。その中にコメントの記述指針まで入ってます。格段にコンパクトです。地味に凄い!これなら使えます!!
 その秘密は、書くために(少し曖昧でもいいから)頭に入れておくべきことを「ガイドライン」で示し、第三者がチェックするときに必要な(より客観的な)確認事項を「チェックポイント」にうまく配置したことだと思います。執筆陣の技術的力量にひたすら圧倒されます。
 書くためのルールとチェックするための細かいルールは一本化すべきだ、いや、書くほうの身になってみろ、といった議論でモメることは大昔からありましたが、なかなか答えは出ませんでした。(自分もまだ必須/推奨で悩み続けています。) 迷走するコーディングルール保守の「ぶれ」が、コーディングルールの形骸化を招くこともありました。
 コーディングルールの形骸化が進む(させざるをえない)多くの職場で、この本はきっと役に立つでしょう。福岡知的クラスタ(第1期)組込みソフト開発プロジェクトとご関係者の皆様、ありがとうございました。

道具があるとやる気になりますね。5
C言語でどういうプログラムを書いたらいいかは、OSなのか、C言語そのものなのか、アプリケーションなのかで違いがあります。OS、C言語は、CPUの依存部分を記述する必要があるため、特定のコーディングガイドに従うことは困難なことがしばしばあります。
アプリケーションでも、動的メモリを利用するかしないかで、2つのコーディング規則が考えられます。
また、規則があっても、道具がないと不便です。自分では、MISR-Cを勉強していたころ、ルネサスのコンパイラに付属していた評価版のチェッカをかけながら勉強しました。C言語なら、道具を使って確認していくのがよいですね。
本書は、付属のチェッカがついています。こういう挑戦がいくつもあると、切磋琢磨してよい方向へ向かうと思います。
Lintもありますが、使いこなす術を会得するまでが大変かもしれません。