こんなデザインが使いやすさを生む―商品開発のためのユーザビリティ評価
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #275189 / 本
- 発売日: 2001-11
- 版型: 単行本
- 247 ページ
エディターレビュー
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名著『誰のためのデザイン?』の実践版ともいえる書。家電や情報機器を手掛ける三菱電機のデザイン研究所が執筆を担当している。本書のすぐれたところは、ユーザビリティテスト、データ解析などの各トピックに関して、そのプロセスと具体的な手法が明確に示されている点にある。また、ユーザーテストにおけるチェック項目やアンケートシート、依頼文の実例も掲載されており、大変便利だ。さらに、カーナビや携帯電話、洗濯機、電子ジャーなどの実際の事例を写真入りで紹介し、イメージしやすいように工夫されている点にも好感がもてる。
本書は全部で7章に分かれており、第1章から第3章ではユーザビリティの基礎について書かれている。第3章までにひと通りユーザビリティテストに関する知識を習得したら、続く第4章では、チェックシートをもとに自分たちのユーザビリティ向上へのアプローチが正しいのかどうか、確認できるようになっている。「ユニバーサルデザイン編」、「家電製品の操作パネル編」、「GUI編」の3つが用意され、それぞれに十分な量の質問が盛り込まれているため、きちんとこなせば自分たちのプロジェクトに足りない視点を得ることができるだろう。
さらに第5章では、ユーザビリティワークショップの事例、第6章ではプロを支援するためのインタフェース、最後の7章ではユーザビリティの規格化の動きとWebサイトのユーザビリティについて述べられている。巻末にある参考文献リストも、これからユーザビリティを学ぶ人にとって貴重な情報源となるだろう。
全体的に、現場の視点にこだわって書かれているため、どの内容をとっても実践的である。開発予算や社内事情、ユーザーの立場を考慮した現実的な提案は、理想論からいえばもの足りない部分もあるだろうが、十分な説得力をもっている。ユーザーに長く愛される商品を作るために、ぜひ一読したい。(土井英司)
内容(「BOOK」データベースより)
実際の製品開発にすぐに導入することのできるユーザビリティワークショップ(ユーザビリティ評価手法)を紹介。製品開発に関係する営業、商品企画、デザイン、設計や取扱い説明書に代表されるドキュメント制作の部門に属する実務家に最適。
内容(「MARC」データベースより)
製品の使いやすさを評価する方法、使いやすい製品を開発するための体制について解説する。メーカーで実際に行われているユーザビリティ評価を実例を交えて紹介し、生の体験に基づく具体的ノウハウをあますところなく伝える。
カスタマーレビュー
デザインの重要性
製品の開発においてそのデザインとユーザビリティ評価が
いかに重要か、どのように開発を行うかを実際の家電や案内装置、
携帯情報端末の製品開発事例を通して述べている。
人が使う製品を提供する上で人が使いやすく、また使いたいと思う
デザインを持たせることは非常に重要なことである。
今後、実際に製品の開発に携わる私にとってこのような事例を
知ることができてとてもためになった。
家電からウェブサイトまで、三菱電機(株)の事例紹介
この本は、三菱電機(株)の取り組み事例の概要である。家電製品のユーザビリティーチェック、会社の公式サイト構築の際のユーザビリティー向上のための取り組みなどが、概要ながら複数盛り込まれている。
理論的な本ばかりでなく、実際の企業の取り組み方や取り組みに際しての考え方・体制・手法などより実践的な情報を得たい方には、「あくまで概要である」という認識のもとにお勧めする。
概念の理論的な説明や、俯瞰的に手法を一覧したい方は、別の本を購入した方が良い。
実践活動にもとづいたユーザビリティへの入門書
ISO13407が一つのトリガーとなって、製造業各社では(温度差はまだかなり大きいが)ユーザビリティに対する意識が向上し、活動が活性化してきた。本書はそうした流れのなかで、三菱電機殿における関係者の皆さんの努力の成果をまとめられたものである。
企業の方が執筆すると、社内での販売を主目的にすることもあるが、本書は一般の書籍として十分に通用する内容になっている。ユーザビリティについての概論からはじまり、開発プロセスの説明、ユーザビリティと関係して語られることの多くなったユニバーサルデザインについての説明、チェックリスト、事例、そしてISO13407についての解説、といった内容から構成されている。
開発プロセスの説明で利用状況の部分についての記述が少ないのがちょっと残念ではある





