水の家族
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #306179 / 本
- 発売日: 2006-06
- 版型: 単行本
- 309 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
死者の視線が、平凡な家族の、ある過去と現在を照らし出す。忘れじ川の水とともに浄化されていく魂の救済を描いた、生と死の壮大な叙事詩。作家による再構成をした新生版。
内容(「MARC」データベースより)
死者の視線が、平凡な家族の、ある過去と現在を照らし出す。忘れじ川の水とともに浄化されていく魂の救済を描いた生と死の壮大な叙事詩。作家による再構成をした新生版。昭和42年~平成18年の著者目録も掲載。
出版社からのコメント
死者の視線が、平凡な家族の、ある過去と現在を照らし出す。忘れじ川の水とともに浄化されていく魂の救済を描いた、生と死の壮大な叙事詩。作家活動40周年を記念して、名作復刻「再生復活版」として同時刊行された3冊の中の一つ。再生復活版とは、原本をそのまま再現したのではなく、作家による再構成を施した新生版。1989年発表で、時代を経てもまったく古さを感じないばかりか、最新版として新たな魅力を秘める。韓国では増刷を重ね続ける珠玉の名作。
カスタマーレビュー
30歳の鎮魂歌
丸山健二の中期の最高傑作だと思います。
この作品の最大の特徴は、散文と詩文を交互に配置した文体ですが、凝縮度の高い散文と印象深い詩文の組み合わせが見事に成功した作品です。同種の文体を使用した作品には、他にも「月に泣く」「惑星の泉」「野に降る星」「さすらう雨のかかし」などがあり、どれも素晴らしいのですが、その中でも本書は最も際立った傑作だと思います。
旧版でしか読んでいませんが、今回、求龍堂から著者による再構成が施された復活再生版として出版されたので、どのような再構成がされたのか楽しみです。
水を媒体にした作者の小宇宙。
マルヤマケンジヲ ヨンダコトガアリマスカ........
なんとも思わせぶりな帯だけの価値はある。
丸山健二の小宇宙
小説なんだろうが抒情詩........
故郷の水は
たゆたいながら
自分に繋がる者たちを
中空から見据える
死者の目をへて
さまざまに色に変え
かたちをかえた水は
やがて 光きらめく
希望の明日にいざなう。
豊かな水は
母の子宮であり
流れる水は
永遠に続く
いのちを連想させる。
装丁、紙質、挿入写真も秀逸!
『入れ物』も作品の一部を成す
ハードカバーでなくしては
味わえない秀作。
再読に喜び!
丸山健二の中期作品、求龍堂から続々と再生復活版が出されています。
中でもこの作品、旧版はどこを探しても手に入れることができず、田舎から神保町まで足を運びましたがダメで、すごく残念に思っていました。
図書館でしか読めなかった作品が、バージョンアップして再び読者の元へやってきました。とても嬉しいです。
流れる水に託された、水の家族へ贈る幸福への祈り。
すべては流れ続けることで、浄化されていく。
人と自然が一体化した、まさに神の領域ともいえる作品です。
やっぱりマルケンは宇宙人だったのか(笑)





