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まち歩きが観光を変える―長崎さるく博プロデューサー・ノート

まち歩きが観光を変える―長崎さるく博プロデューサー・ノート
By 茶谷 幸治

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  • 発売日: 2008-02
  • 版型: 単行本
  • 191 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
10年間で1割以上落ち込んだ観光客数を底上げするために企画された市民主体の地域活性化イベント「長崎さるく博」。この日本初のまち歩き博覧会は、1000万人以上の参加者を集め、3万人近い市民が関わった。その構想から実施までを、イベントプロデューサーという役割でいかに実現し、市民力を高めるに至ったのかを克明に語る。

内容(「BOOK」データベースより)
10年間で1割以上落ち込んだ観光客数を底上げするために企画された市民主体の地域活性化イベント「長崎さるく博」。その構想から実施までを、イベントプロデューサーという役割でいかに実現し、市民力を高めるに至ったのかを語る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
茶谷 幸治
1946年大阪生まれ。69年早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。同年、(株)電通入社、大阪支社クリエーティブ局CMプランナーを経て、81年同社退社、(株)経営企画センター設立。「アーバンリゾートフェア神戸’93」チーフプロデューサー、「ジャパンエキスポ世界リゾート博」催事プロデューサー、「しまなみ海道’99」広島・愛媛両県総合プロデューサー、「ジャパンエキスポ南紀熊野体験博」総合プロデューサーを歴任。2002~03年(社)日本観光協会都市観光活性化会議委員、2003年(社)ひょうごツーリズム協会ツーリズムプロデューサー、2004~06年「長崎さるく博’06」コーディネートプロデューサーを務める。現在、プロデューサー(イベント/ツーリズム/マーケティング)、関西学院大学社会学部非常勤講師、(財)兵庫県園芸公園協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

地域力を掘り起こすこと、それが21世紀の観光だ!5
地域振興のためにこれまで数々のイベントが開催されてきた。しかし、それが持続的な地域振興につながった例は少ない。
ほとんどのイベント(特に官製イベント)は東京で企画され、東京から持ち込まれたもので集客したから、終わったあとに地元には何も残らなかったのだ。

そういう地域振興イベントの閉塞を、根底から打破したのが「長崎さるく博」だった。

現長崎市長である田上氏が観光課主幹として市民グループとともにとことん考え抜いた観光アクションプランの基本コンセプトは、「まち歩き」。
「まち歩き」なんてものは、どこのまちだってできる。
何の新奇性もないこのコンセプトが打ち出された基盤には、長崎の「まち」に賭ける長崎市民のプライドがあった。
「長崎ならば、ただ歩くだけで十分に面白いはずだ!」

筆者は本書に記す。
「それが通用しなければ、長崎というまちが、そもそもつまらないということの証明であり、そうであればあきらめるより仕方あるまい。長崎はそう考えた。」
真の背水の陣である。
しかし、長崎市民の渾身の賭けは、成功する。
そしてその成功は長崎という「まち」そのものの活性化に直結した。

筆者は「イベントのプロ」として「さるく博」の総合プロデューサーを務めた人である。
イベントの舞台裏の記録としても十分に面白いが、「観光とは地域力だ」という大きなパラダイム・シフトがどのように起こっていったかという記録でもあり、極めて貴重である。

「さるく博」の体験を消化して、日本中の「まち」が元気になってほしいと思う。
それはきっと十分に可能なはずだ。

地域振興の情報収集に最適4
実はもっと期待して購入しました。ビジネス書のようにわかりやすくまとめられていると思っていました。しかし、読んでいくうちにはまってきます。実体験をそのまま書いているのでそれが伝わってきます。机上だけでなく本気で地域振興をしたいかたにおすすめです。

地元の活性化5
私は一昨年実際さるく博に参加しました。とても面白かったです。関東在ですが両親が福岡におり近場旅行で楽しめる所を探している時にさるくの事を知りました。当日、黄色のジャンバーのガイド役・サポーター役の方達と「龍馬が見上げた長崎の空」コースへ。地元のバスで目的地に移動、その途中では運転手さんに拍手をおくりたい位の急勾配の坂道を上がったり。。この本の後半にもでてきますが、長崎で一等地にあるのはお墓なんですよね。さるくに参加した事により普通だったら気づかない事も楽しめ、又、後々長崎と聞くとさるくの楽しかった事を思い出してます。この本が出版されさるく博がどのようにしてできたのかを知り、大変興味深かったです。茶谷氏の町づくりに対する各コメントにも同意見(例:京都駅の無個性・・)ですし、ぜひ地元の観光化を考えている人には一読してもらいたいし、友達に紹介したいような町が日本の中でもっともっと多くなってもらいたいと思います。