転職哲学―気分良くはたらくための考え方
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #68061 / 本
- 発売日: 2004-12
- 版型: 単行本
- 222 ページ
エディターレビュー
内容(「MARC」データベースより)
今や、転職の仕方は、働く個人のすべてが知っておいた方がいいビジネス常識の1つ。転職にまつわるあれこれに関して、細かなテクニックではなしに、「なぜ・どうするのか」という考え方を伝えることを重視したガイドブック。
著者からのコメント
転職は誰にでもできる。本書の最大の目的は、読者にこのことを心から納得してわかってもらうことだ。
もちろん、転職するかしないかは本人の好きずきだ。
「私は転職したくない」と思う人がいても構わない。しかし、今日、大小を問わず会社の状況は驚くほど速く変化するし、「親方日の丸」とばかりに安心を決め込んでいる公務員だって、組織が一生の面倒を見てくれるかどうかはわからない。そして、何よりも、個人の状況が変化する。環境の変化もあれば、心境の変化もある。勤め先が残るとしても、働く個人がどう処遇され、仕事の内容や環境に満足して日々を送ることができるかどうかは不確実だ。「私は転職せずに職業人生を終えることができる」と自信を持って言い切ることができる人は少ないはずだ。
それに、こんな会社は気分が悪いから辞めたい! と思っても、転職しないと決めていると、あるいは転職できないと思い込んでいると、この「ビジネスパーソンの基本的人権」を行使することができない。これは不自由なことだし、場合によっては、危険でさえある。
今や、転職の仕方は、働く個人のすべてが知っておいた方がいいビジネス常識の1つだと言える。転職活動にも、作法やコツのようなものがあり、これらは業界や職種の違い、あるいはその時の状況によって変化するが、基本的な「考え方」を理解しておけば、十分に応用がきく。本書では、転職にまつわるあれこれに関して、細かなテクニックではなしに、「なぜ・どうするのか」という考え方をお伝えすることに重きを置いた。これが、本書に「転職哲学」という大袈裟なタイトルをつけた理由だ。決して、難しいことは書いていないから、安心して欲しい。
また、表面に出る転職活動の方法ばかりではなく、転職することをどう考えて、転職に際して気持ちをどう整理するかといった、他人には聞きにくいし、経験者でなければ答えられないテーマも多数取り上げてみた。幸い、著者は、このまえがきを書いている時点で11回の転職を経験している(11回のすべてが、「幸い」なものばかりではなかったけれど)。
「転職も1つの選択肢だ」と考えると、働く個人は、実はかなり自由で、いろいろな可能性を持っていることに気づく。また、将来転職することがあり得ると考える
と、いわゆるキャリア・プランの作り方も変わってくる。もっと自由に、もっと多くのことができるようになるし、状況の変化に対応することができるようになるから、将来の不安も減るはずなのだ。そして、実際の転職は、自分で決めたことを実行するのだから、やってみると気持ちの良いものだ。
ところで、転職は、自分を商品とする商談だといえる。大切な商品の価値を育てて、効果的に売らなければならない。実は、転職について書いているうちに、転職しないとしても、「有能」または「要領のいい」ビジネスパーソンになるために有効な方法や考え方を多数説明することになった。詳しくは本文を読んでいただきたいが、お金・時間・自由が相互に交換可能であることや、ビジネスの勉強の仕方、無駄な時間への対策、それに近年広がり続けている「成果主義」の攻略方法など、いずれもなにがしか、読者のビジネスパーソン・ライフを改善する武器になるのではないかと期待している。
たとえば、現実に拡がっている成果主義に対しては、被害者ヅラをして文句を言っていても始まらない。ゲームのルールの急所を見極めて、これを利用すれば、成果主義もまた楽しいし、この会社のルールはどうにも合わないと思うなら、転職を検討すればよい。
本書は、四部構成となっている。
PART1「転職の哲学」では、転職というものに対する基本的な考え方を述べており、PART2「転職のある人生設計」では、転職しない人も含めてビジネスパーソンのキャリア・プランについて考えた。PART3「転職の作法」では、やってみてわかる転職のあれこれをお伝えし、PART4「転職者のビジネス心得」では、ビジネスの日々の過ごし方を企業の建前の側からではなく、働く個人の本音の側から書いてみた。一応の構成は以上のとおりだが、一個一個の項目は独立しており、どこから読んでいただいてもいいようになっている。
これから転職しようと思っている人にも、今は転職したくないと思っている人にも読んでいただきたいと思って本書を書いた。きっとお役に立つと思う。
著者について
●――1958年生まれ。経済評論家。UFJ総合研究所主任研究員。企業年金研究所取締役。一橋大学大学院非常勤講師。
●――1981年、東京大学経済学部卒業。三菱商事入社後、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、明治生命保険など、現在までに11回の転職歴がある。
●――1994年、東洋経済高橋亀吉記念賞優秀賞受賞。また、週刊誌などに多数連載中。テレビのコメンテーターとしても活躍。
●――村上龍氏が編集長を務めるメールマガジン『JMM』の常連寄稿者でもあり、村上龍著『おじいさんは山へ金儲けに』(日本放送出版協会・幻冬舎文庫)では、企画・解説を担当。
●――著書に『僕はこうやって11回転職に成功した』(文芸春秋)、『ファンドマネジメント』(金融財政事情調査会)、『お金がふえるシンプルな考え方』『リスクとリターンで考えると、人生はシンプルになる!』(共にダイヤモンド社)、『ビジネスマンあなたの市場価値』(ビジネス社)他がある。
カスタマーレビュー
会社との距離の考え方
転職のノウハウ本と言うよりも、職場との距離の置き方について参考になる一冊。転職を考えていない人も、会社勤めに悩みを抱えている人の処方箋になり得るノウハウが多数掲載されている。
「会社は単なるプロジェクトの名前である」という考え方は、会社との距離感の取り方を的確に表現している。
転職は大したことではない
この本は、転職に成功するための本、ではあるんですけど、「転職」という選択肢を含めた仕事との関わり方について述べる本だと思います。「会社」というものは「法人」であっても「人」ではない、というごくごく当たり前の考え方が新鮮です。
転職するときに同僚に相談するなとか、辞めるときの心得とか実践的なアドバイスもあります。なにしろ、筆者が11回も転職しているそうなので、妙に手慣れているというか、明るいというか。
無理・無駄を脱して、ビジネスに集中する・・そのための心得かもしれません。
転職について悩む方は是非
内容的には、同著者の「僕はこうやって11回転職に成功した」の体験部分を省き、転職に対する氏の考え方のエッセンスを抽出したものになっています。氏のどの著作にも通じるのですが、主張が明快で歯切れが良いのでとても読み易く、内容的にもなるほどと思う事が多いです。
私は氏と同じ金融業界に勤めているので、「僕はこうやって・・・」も大変為になりましたが、畑違いの方はこちらを是非。





