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知性の構造 (ハルキ文庫)

知性の構造 (ハルキ文庫)
By 西部 邁

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  • Amazon.co.jp ランキング: #8979 / 本
  • 発売日: 2002-11
  • 版型: 文庫
  • 270 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
今まで日本に、これほど本格的かつ正統的な思索の書があっただろうか―。知識人が、ジャーナリズムによる「雰囲気の支配」の下にすすんで屈服している現在、自らの精神の有り様と思考の“構造”を八五点の図を示しつつ初めて全的に開示し、真の“知性”は如何にして獲得できるかを真摯に考察した画期的な知性論。

内容(「MARC」データベースより)
日本人はなぜ議論が下手なのか。精神の平衡感覚はいかに鍛えられるのか。言語と思想の死の予感のなかで、自らの精神と思考の構造を初めて全的に開示しつつ、真性の知はいかにして獲得できるかを考察する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西部 邁
1939年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒。横浜国立大学教授、東京大学教授を経て、88年3月に辞任。83年、『経済倫理学序説』で吉野作造賞を、84年、『生まじめな戯れ』でサントリー学芸賞を受賞。現在月刊誌『発言者』主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

なんと図解!5
物事の価値を判断するには、その礎となる信念や哲学が必要なのはいうまでもないが、なかでも知識人の哲学を示そうと試みたのが本書である。著者自身が「知性の骨格」と呼ぶ三十歳代から組み立ててきた図形的解説を、「羞恥を押し殺しつつ開示」したという本書だけに、その意義は大きい。なにやら著者の秘密の引き出しをのぞき見したような、少々助平な興味を満たしてくれる本である。宗教人の価値体系が信仰に依るなら、知識人のそれは何に依るのか?相対主義やイデオロギーなのだろうか?読み進めていくうちに、知識人であることは、厳しい思索を通してバランスを獲得するという極めて心もとない営為だということに気付かされる。それは宗教人の悟り至る道のりに比することができるのではないだろうか。そうすれば「知識人」が「瀕死の状態にある」のも無理からぬことなのか。著者の政治的・思想的立場に賛否はあるだろうが、本書を一読する価値は十分にある。

日本人の思考についてあらゆる視点を与えてくれます5
これも必読。日本人の思考についてあらゆる視点を与えてくれます。特に海外と折衝する人など、精神のバランス感覚について考えたい人に。テレビで発言しているいい加減なエセ知識人の論法についての考察は面白い。若い頃仕事で海外に出てもっとも恥ずかしかったのは、自分の国のことをほとんど知らなかったことです。日本人の考え方を欧、米などと4軸で比較し理論的にまとめてある良書。"

うらやましい・・・3
こういう風に、価値に絡むような事柄を、自分の頭のなかで、きちんと
整理できるて、かつ、人に図解に落としてまで説明できることに、まず
おどろきました。これらが、借りものでなく、いわば仕事のために
職人が技に応じた道具を作るように、知識人もこうしたチャートを道具
としてカスタマイズするんだということを初めて知りました。

しかし、チャートは自分だけのものとして、つたなくても経験や思索を
とおして、自分で所序につくっていかねば意味がないはず。
この本の中の各チャートをあたかも出来合いのテンプレートとして
拝借するようなマネは許されないのでしょう。。。
一つの身の処し方として興味深かったですが、なかなかまねはできない
なぁ・・・