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ネット評判社会 (NTT出版ライブラリーレゾナント057)

ネット評判社会 (NTT出版ライブラリーレゾナント057)
By 山岸 俊男, 吉開 範章

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  • 発売日: 2009-10-07
  • 版型: 単行本(ソフトカバー)
  • 232 ページ

エディターレビュー

内容紹介
この本は、これからの社会で暮らす私たちの生き方についての本であると同時に、社会秩序の作り方についての本です。これからの日本社会をどのように作っていくかと同時に、これから私たちが作っていく社会の中で、私たちはどのように生きていくのだろうかといったことを考えるきっかけになれば、という思いで書かれています。

この本のもとになったのは、第3章で紹介しているネットオークション実験です。この実験を始めたのは、知らない人たちの間で取引を行うネットオークションには、これからの社会が凝縮したかたちで詰まっていると考えたからです。これまでの社会では、閉じた関係性の中で「評判」が社会秩序を維持するのに大きな役割を果たしてきました。しかし、ネット社会のような開かれた社会では、どうでしょうか? どのような評判システムが有効で、今後の課題は何なのでしょうか? 実験の結果、多くのことがわかってきました。

本書では、「安心社会」から「信頼社会」への移行を提唱してきた著者が、これらの実験結果、あるいは最近の急速な技術(情報通信、脳科学、認知科学)の進歩を背景に、「新しい安心社会」とも呼びうる将来の社会の姿を描き出します。はたして、この「新しい安心社会」は、人類にとって祝福となるのでしょうか? それとも呪いとなるのでしょうか?

内容(「BOOK」データベースより)
信頼社会から、新しい安心社会へ?ネットオークションの仮想世界に見る近未来の姿と、山岸俊男「信頼の構造」理論の新たな展開。

著者について
山岸俊男(やまぎし・としお)
北海道大学大学院文学研究科教授。同大学社会科学実験研究センター長。専門は社会心理学。1948 年生まれ。一橋大学社会学部、同大学大学院を経て、80 年ワシントン大学・社会学博士。北海道大学助教授、ワシントン大学助教授を経て、現職。2004 年、紫綬褒章受章。日本学術会議会員。おもな著書に、『信頼の構造』(東京大学出版会、日経・経済図書文化賞受賞)、『安心社会から信頼社会へ』(中公新書)、『日本の「安心」はなぜ、消えたのか』(集英社インターナショナル)など多数。

吉開範章(よしかい・のりあき)
日本大学理工学部数学科教授。専門は情報ネットワーク理論、情報社会学。1954 年生まれ。熊本大学大学院工学研究科修士課程修了。東京工業大学・工学博士。日本電信電話公社(現NTT)・電気通信研究所、NTTサービスインテグレーション基盤研究所主幹研究員等を経て現職。おもな著書に、『ネットワーク・アーキテクチャ』(OHM社、共著)、『ITと文明』(NTT出版、共著)など。


カスタマーレビュー

歯切れが悪いのでは。4

前半は、前作「日本の「安心」はなぜ、消えたのか」のサマリーです。
「安心社会→信頼社会」論がベースになるので。

で、本書では「安心社会」→「信頼社会」→「新しい(開かれた)安心社会」
と発展します。

なるほど!とは思うのですが、
その発展のベースになるのが
ITを中心としたテクノロジーの進化なのですね。

なので、テクノロジーが進化したら、とか
テクノロジーの進化が必要、的な「仮」の話が多くて
それだけ、結論について歯切れが悪い気がしました。
(私が素人だからだ、と思いますが)


もちろん、前作同様、
心理学の門外漢にも、非常にわかりやすい
構成になっていますし、
論旨も、納得度の高いものですが。