ブロードバンドの発展と政策 高速インターネット・アクセスに規制は必要か
|
| 価格: | ¥ 4,200 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #827703 / 本
- 発売日: 2005-07-25
- 版型: 単行本(ソフトカバー)
- 416 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
▼米国では、事業者によってブロードバンドに関する規制枠組みが異なり、電気通信政策上の問題問題となっている。たとえばCATV会社はケーブルモデムサービスの小売料金規制も、競争他社への設備開放義務も課されていない。▼他方、市内電話会社はDSLサービスに対する小売料金規制が課され、ネットワーク設備を競争他社に貸与することが電気通信法によって義務づけられている。▼一方、新規参入者は大部分非規制であるが、その多くは顧客に接続するために既存電話会社から規制料金で借りた設備を使っている。▼本書はこれらの非対称規制について注目する電気通信政策の研究者たちが、新しい高速電気通信サービスの普及において生じる公共政策上の課題を検討したものである。▼これらの分析はわが国における電気通信サービスのあり方を検討するうえで、必須の材料だといえるだろう。
内容(「BOOK」データベースより)
米国の専門家によるブロードバンド・サービスの規制と競争に関する最先端の議論を収録。ミクロ経済学や計量経済学、産業組織論などの理論的フレームワークの下、社会的厚生が最大となる競争のあり方を探る。持続的競争とは何か、その条件として何が必要かを多岐にわたって実証的に分析。
内容(「MARC」データベースより)
競争政策は情報通信サービス市場にどのような影響を与えるのか。米国の専門家によるブロードバンド・サービスの規制と競争に関する議論を収録。持続的競争とは何か、その条件として何が必要かを多岐にわたって実証的に分析。
カスタマーレビュー
過去と未来、そして日米の差異を超えて
実証分析は、常にある種の問題をはらんでいる。
・過去にそのデータを求めているがゆえ、現状、そして将来を妥当に証明できるか否か?
・現状、将来の妥当性を証明するために付加した仮説・手法そのものは妥当か?
特にブロードバンドのように、常にその技術的発展、消費者ニーズの変化、そしてそれらを踏まえた新ビジネスの勃興が起こっている分野では、その問題をクリアする難しさは尚更である。
その意味では、本著は意欲作であると共に、その限界をも全編に渡って孕んでいるものといえるかもしれない。
しかしながら、米国のアカデミアにおいては、こういった意欲作は評価されやすい環境にあるといってよいだろう。
翻って、日本において、この論述をどう捉えるべきか?
出来れば訳者から、そのあたりの彼我のギャップ(ブロードバンド環境の差異、アカデミアの差異)および、過去と現状・将来のギャップを踏まえた、
日本の読者向けの適切なインプリケーションが付記されれば、この本の価値は大いに上がったと思われる。
これをステップとして、訳者陣からの、日本向けの新たな著述の可能性に期待したい。
政策研究者に参考となる論文集
本書に収録された論文は米国のドメスティックな事情を反映した内容であり、「規制と市場」という政策研究として米国の通信に関する事例を調査しようと目的で使う場合、参考となる本です。各章はひとつの論文に対応して読み切りの形で、全てではありませんが、結論が付されています。対象読者は、大学などの政策研究者、通信行政や通信関連企業の経営に携わる人といえます。
AT&Tの解体、CATVの普及、そして異なった通信規制下にある米国と日本を「米国で起きていることが日本でも・・」といった他の分野のような類推で考えることはできないことは、現在の日本の状況を見れば明らかです。本書をそのような誤った発想で読む人はいないと思いますが、念のため・・。


