外国人参政権と国籍
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- 発売日: 1996-07
- 版型: ハードカバー
- 196 ページ
エディターレビュー
内容(「MARC」データベースより)
外国人の参政権に関する諸外国の実例を紹介し、その実態を解説。日本における外国人の参政権を認める訴訟と国籍の確認を求める訴訟を考察し、国籍と「国民」民主主義の検討を迫る。
カスタマーレビュー
内容に関するメモ
二重国籍に非常に寛容:カナダ、ニュージーランド、アイルランド、アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ベルギー、ポルトガル、オランダ、イタリア、ギリシア、スウェーデン、フィンランド
二重国籍にかなり寛容:スペイン、デンマーク、ノルウェー
二重国籍にかなり制限的:ドイツ、オーストリア
二重国籍に非常に制限的:ルクセンブルク、日本
(177頁表より、表はこれよりさらに詳しい)
・参政権と二重国籍をめぐる四つの立場
1、同化・ハイタ主義
二重国籍× 外国人参政権×
日本における伝統的な考え方。
2、共生主義
二重国籍× 外国人参政権○
日本で現在最も有力な考え方(らしい)。
ただ外国籍のまま地方政治へに参加を認める点で同化主義を克服しているが
二重国籍に消極的な国籍法を維持する点で保守的、同化主義の要素を残している。(著者談)
3、多文化・共生主義
二重国籍○ 外国人参政権○
日本ではまだ少数だが将来有望な考え方。(著者談)
4、多文化主義
二重国籍○ 外国人参政権×
日本では殆ど見られない珍しい立場。(私はこれに近いが)
アメリカのような生地主義により帰化が極めて容易な伝統的移民国家は
参政権を認めなくても民主主義の欠乏への不満の念が高まりにくく
従ってこの立場が有力になる傾向がある。
ハイタ的とは言えないが帰化していない永住外国人との共生の観点を欠いている。(著者談)
(56、7頁より)

