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行政法〈1〉行政法総論

行政法〈1〉行政法総論
By 塩野 宏

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  • Amazon.co.jp ランキング: #249668 / 本
  • 発売日: 2005-03
  • 版型: 単行本
  • 341 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
行政事件訴訟法の改正及び行政機関個人情報保護法についての解説を付加するとともに「学説・判例」の最新情報を盛り込んだ。

内容(「MARC」データベースより)
大学の講義用に書かれた3部作のうちの一冊で、行政法総論部分を簡潔に叙述。行政事件訴訟法の改正及び行政機関個人情報保護法について解説を付加するとともに、「学説・判例」の最新情報を盛り込んだ、03年刊に次ぐ第4版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
塩野 宏
東京大学法学部卒業。東京大学法学部教授、成蹊大学法学部教授を経て、東亜大学通信制大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

初学者にはやや使いにくい3
行政法を学ぶ法科大学院生としての印象です。

内容については足りないところはなく、また行政法学界でもスタンダードと言われているとのこと。

確かに、章立てを見ても不足はなく、また(当然ながら)百選、重判レベルの判例についてはもれなく触れられています。

しかしながら、初学者にとっては
・言い回しがわかりにくい。
・各節内においての文章の区切りがわかりにくい。
・よって、定義づけなどの部分がわかりにくい。
・事項索引がまったく使えない。なぜか細かな注釈の部分が指定されていたりする。これは意図があるんだろうかと悩み始めると終わらない。

という点が問題です。

もちろん、この本は所謂「教科書」ではないのですから、この本のせいではありません。

あくまでも、学習者としての視点から、タイトルもあえて「使いにくい」などという言葉にし、★3つにしました。この本を「使う」つもりであれば、他に「教科書」的に書かれた本も平行して読まれたほうが良いでしょう。

ドイツ行政法学と英米法体系の狭間の国定教科書4
国定教科書とまで言われる塩野行政法の第1巻です。行政法総論・行政過程論・行政手続法・情報管理が主なテーマです。
2・3巻への参照が多いので、これを読むのなら、3まで(少なくとも2まで)は読み進めるのは覚悟しないといけないと思います。
百選の同時購入はほぼ必須です。判例についても教科書で説明する内田民法のようなスタイルではなく、判例は百選で別途学習することを前提にしています。
理論としては、田中二郎以降のドイツ行政法を参照しながらも、英米法的な発想を如何に入れるかを苦心しながら探っていると行ったところです。宇賀先生のように英米法的な発想に偏っている理論がこれからは主流になるのだろうとは思いますが、そういった理論が批判する現在の行政はドイツ行政法学に立脚している以上は、批判の前提としても読む価値があると思います。
ただし、この時代の先生の本の特徴かもしれませんが、非常にわかりにくい日本語が使われている場面が良くあります。咀嚼して読み進める努力が必要です。しかし、汗をかく価値はあると思います。読んでいて、行間を埋める楽しみがある本でした。

塩野先生の本は最高です。5
塩野先生の本は、芦部憲法のように法律学のもつ豊かさを教えてくれる最高の本です。私自身は、行政法の各教科書は、自分の公法系の頭を鍛えるのに良かったように思われますが、塩野先生の本もその例に漏れず最高の本だと思っています。私はいわゆる「受験テキスト」の類も全て目を通したことがありますが、これら各定評ある教科書に比べて、もの足りなかった記憶があります(というか、切り貼りされた受験テキストの類は論理性が無い場所もあるせいか、自分で目を通していない箇所の記述を自分で考える楽しみが無かった気がします。)。やはり学者の先生のテキストはいいと思います。