現代社会の神話―1957 (ロラン・バルト著作集 3)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #300312 / 本
- 発売日: 2005-02
- 版型: 単行本
- 409 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
日常生活に隠されているブルジョワ・イデオロギーの濫用、自然らしさを押しつけてくる大衆文化の言葉づかいを批判して、「神話」をあばきだすこと。記号学的批評が生まれた主著の全訳決定版。
内容(「MARC」データベースより)
日常生活に隠されているブルジョワ・イデオロギーの濫用、自然らしさを押しつけてくる大衆文化の言葉づかいを批判して、「神話」をあばきだすこと。記号学的批評が生まれた「神話集」「今日における神話」の全訳決定版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バルト,ロラン
1915‐1980。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1975年に彼自身が分類した位相によれば、(1)サルトル、マルクス、ブレヒトの読解をつうじて生まれた演劇論、『現代社会の神話』(2)ソシュールの読解をつうじて生まれた『記号学の原理』『モードの体系』(3)ソレルス、クリステヴァ、デリダ、ラカンの読解をつうじて生まれた『S/Z』『サド,フーリエ,ロヨラ』『記号の国』(4)ニーチェの読解をつうじて生まれた『テクストの快楽』『彼自身によるロラン・バルト』などの著作がある。そして『恋愛のディスクール・断章』『明るい部屋』を出版したが、その直後、1980年2月25日に交通事故に遭い、3月26日に亡くなった
下沢 和義
1960年生まれ。1987年、京都大学文学部卒業。1994年、東京都立大学人文科学研究科博士課程を単位取得退学。パリ第3大学博士準備課程修了。フランス現代文学・思想専攻。専修大学商学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
今日的な意義のない、バルトの教条左翼ぶりを哀れむだけの本。
現代のいろんな報道や記事なんかが、実は現代社会の各種価値観を肯定する役割を果たしている、というのを各種の時事ネタから述べたエッセイ集。50年前は先駆的だったのかもしれないが、今はこうした見方が常識となっていて、現代的価値はほとんどない。またソ連の実態をありのままに伝えた記事に対して、これは反ソ連の神話を反復しているだけだといきりたったり、港湾労働者が親分の搾取に刃向かう映画を、これは組合運動否定の神話だと主張したり、さらに最後の理論編で、左翼は現状を肯定するのではなく革命による変革をめざすので神話は基本的にない! と述べたりするあたり、バルトこそ最低の親ソ左翼むきだしの神話の奴隷であったことが露骨にわかる。そしてかれは、本書でブルジョワ神話の手法と称して批判していたことをすべて、後の「記号の国/表徴の帝国」でだらしなく無批判に実施するようになる。バルトが過大評価されていることを再確認するにはいいかも。




