記憶の肖像
|
| 価格: | ¥ 3,150 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #340080 / 本
- 発売日: 1992-10-21
- 版型: ハードカバー
- 226 ページ
エディターレビュー
内容紹介
どうも童話とエッセイは書けないようだ――それが私の長い間の固定観念であった。緊張の持続のはてに能力以上のものを無理強いにしぼり出してきた人間には、たしかにこの二つは書けないだろう。いつかエッセイ集をといわれていたが、実現するかどうか半信半疑であった。(「あとがき」より)
一精神科医として、日々患者の治療に携わってきた著者は、折りにふれて、みずからの思いを文章に書きつけてきた。自分の棲む街・神戸のこと、人との出会いと別れ、訪れた土地や自然、子ども時代の思い出、それに医療や教育、社会問題等々。
その一文一文には、昭和一ケタの最後の世代に生まれ、時代の絶望と希望を体現してきた著者のやさしさと強さがある。精神科治療の現場の緊張感の持続とそこからの解放感が、非凡な文学的才能とみごとに融けあっている。中井久夫が紡いだ初のエッセイ集を、ここにおくる。
内容(「BOOK」データベースより)
自分の棲む街・神戸のこと、訪れた土地や自然、人との出会いと別れ、子ども時代の思い出。日々の治療のあいだに精神科医・中井久夫が紡いだ初のエッセイ集。
カスタマーレビュー
みずみずしい達意の文!
もともとは精神科医である著者の記念すべき初エッセイ。このあと、みすず書房からは「家族の肖像」「アリアドネからの糸」と出版され、3部作をなしている。中井久夫の文は、精神医学関係のものであれ、訳詩であれ、またこういったエッセイであれ、すべて独特のリズムを持っている。またどの文章も、読み手の心に清澄な情景を展開させる。朗読し体に響かせ、味わいたい一品だ。




