ちいさなカフカ
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #548500 / 本
- 発売日: 2000-01
- 版型: 単行本
- 156 ページ
エディターレビュー
内容(「MARC」データベースより)
歴史の不条理や官僚制を告発する、きわめて深刻・まじめなカフカ。この定番のカフカ像を手放すと、どんな新しいカフカが現れるか? カフカの周辺をゆったり巡りながら、思わぬ風景や意外な核心を浮き上がらせる10編。
カスタマーレビュー
ボックス・アートのような本
どこの国専門の文学者にせよ、その書棚はご本人にとって、宝物と、
分類できない雑多なものが詰まったおもちゃ箱である。
カフカの隣にミラン・クンデラや長谷川四郎が並んでいても、さらに片岡千恵蔵のビデオが立てられ、チェコの旅先でのノートが差し込まれていても、
本棚という空間では、そのカオスは受け入れられる。池内氏は、その背表紙を見ながら、
そこにそれらが並んでいるという接点を、「ほんのちょっとしたこと、ちいさな手がかり」で持って
著している。ボックス・アート流遊び心。自称、カフカの息子という、インチキ男もちゃんと納まっているのがおかしい。
こういう文学論のやりかたもあったのかと思える本。



