魅惑の仏像 如意輪観音―大阪・観心寺 (めだかの本)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #468991 / 本
- 発売日: 2001-06
- 版型: 単行本
- 109 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
『魅惑の仏像』全28巻を増補・改訂・再編集したシリーズの9冊め。
内容(「MARC」データベースより)
法輪を回して全ての煩悩を打ち砕くという力を持ち、苦しみを取り除いて福を与え、智慧を授ける観音・如意輪観音。大阪・観心寺の如意輪観音の美しさ、技法と工程、鑑賞ポイントなどをカラー写真を交え解説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小川 光三
1928年、奈良市に生まれる。日本画・洋画を志して青年期を過ごす。父・晴暘のあとを受け、飛鳥園を継ぐ。現在、株式会社飛鳥園社長。写真家。毎日文化センター講師
西村 公朝
1915年、大阪府に生まれる。1940年、東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻科卒。財団法人美術院国宝修理所長、東京芸術大学教授などを歴任。京都・愛宕念仏寺住職
西川 杏太郎
1929年、東京に生まれる。慶応義塾大学文学部(美学美術史専攻)卒。文化庁文化財鑑査官、東京国立博物館次長、奈良国立博物館館長、東京国立文化財研究所所長などを歴任
永島 龍弘
1944年、大阪府に生まれる。1970年、高野山大学大学院修了。1976年7月、中院住職任命。1986年9月、観心寺住職に任命される
小川 瞳
1929年、奈良市に生まれる。1951年、京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)日本画科卒。同年、前田青邨に師事。日本美術院院友。日本美術家連盟会員。奈良県展審査員を経て同展参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
仏さまのお顔の魅力と秘仏に残る彩色への驚き
大阪観心寺の如意輪観音像の全体に彩色が残っていることに驚く。年に2日しか開扉されない秘仏として信仰・維持されてきたお陰なのだろう。続く15枚の観音さまのカラー写真のお顔は、一体の仏像の顔なのにすべて違った表情として感じられる。写真家小川光三という匠の腕なのか、悩み苦しむ様々な衆生に観音さまが対処されている現れなのか...2つめの少し左下ぎみから撮られた見開きページの幽艶なお顔に一番魅了されている。西村公朝さんによる如意輪観音の形姿の意味説明はわかりやすい。西川杏太郎さんの文から真言密教における仏像の位置づけを学べた。また造仏の技法解説から仏師の技術に感心するばかり。小川さんの神祀りと秘仏の関連性や蘇生の思想への言及は興味深くおもしろい。永島龍弘住職による簡潔な沿革史は、観心寺そのものの変遷に関心を誘うものでもある。台座連弁の図柄がすべて異なるというのも何だか謎めいている。




