商品の詳細
貧困の現場

貧困の現場
By 東海林 智

価格: ¥ 1,575 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp

5 新品/中古商品価格 ¥ 680

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #87539 / 本
  • 発売日: 2008-08-29
  • 版型: 単行本
  • 224 ページ

エディターレビュー

内容紹介
悲しみと怒りを込めて告発する。
なぜ貧困は拡大してゆくのか?なぜ労働の尊厳は奪われたのか?なぜ人間らしい生活が蹂躙されているのか?

10年にわたって貧困の現場を伝えてきた新聞記者が、丹念な取材と緻密な分析、そしてこみ上げる思いによって書き上げた入魂のルポルタージュ。

内容(「BOOK」データベースより)
なぜ貧困は拡大してゆくのか?なぜ労働の尊厳は奪われたのか?なぜ人間らしい生活が蹂躙されているのか?10年にわたって貧困の現場を伝えてきた新聞記者が、丹念な取材と緻密な分析、そしてこみ上げる思いによって書き上げた入魂のルポルタージュ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
東海林 智
1964年山形県生まれ。88年に法政大学法学部卒、毎日新聞入社。社会部、『サンデー毎日』、横浜支局デスクなどを経て、現在社会部で厚生労働省担当。労働行政、労働組合運動などを主に取材。労働の他に野宿問題など貧困問題を幅広く取材する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

現場からの生きた声のルポ5
 著者は新聞記者だ、それも大手の。   とくれば、社内では管理部門への昇進を目指し、取材へは社旗を立てた黒塗りハイヤーで向かう姿が想像できるが、著者はそのイメージを覆し、釜ヶ崎の野宿者のブルーシート作りのテントで3泊し、夜中の空き缶集めを手伝ったり、隅田川の橋の下で野宿キャンプアウトに参加している。
 かつて鎌田慧が期間工として働き、『自動車絶望工場』を執筆したが、フリーでなく大マスコミ記者に、そのような心を持つ記者がいたことに驚いた。

 社内では、「ヨゴレがヨゴレを取材している」との声や、自己責任を盾に書いた記事を批判されたこともあったようだが、生活保護申請に身分を明かさず立会い、現場で涙する目線から生み出される、涙と怒りの入り混じった、血の通った文章が読み手の心に響く。

 ワーキングプアは、安易に仕事を選び努力してこなかったから、シングルマザーは、自立できないのに自分で離婚を選択した、多重債務者は金にだらしない、生活保護受給者は、働かずに安易に保護を受けているのだから、最低限の生活で当然だ、障がい者は、賃金が安くてもしょうがない・・・・救う側の行政ですら、ビル・道路など都市作りの工事が終わったのだから、出てきた田舎に帰って農業しろ、と社会的責任を投げ出す。
 また、本人も自分が悪いのだと、“自己責任”の呪縛に縛られ、過度に自分を追い詰める。

 派遣法の規制を骨抜きにし、必要な時に必要な数だけ労働力を機械の様に扱い、不況になれば切り捨てる経営を行う企業が、果たして社会的責任を果たしていると言えようか。
 本書は、不当解雇・過労鬱(自死)など様々なケースを少しずつ紹介しているが、正社員である読者も自分がリストラ・倒産・病気や事故で中途障がいを負ったりした時を想像してほしい。
 その時に、「そんな運命だから仕方ない」と諦め切れますか?

 私たちがやらねばならぬ事は、大同団結している企業・政治に対し、手を取り合って「もうたくさんだ!」と抗議し続ける事や、不買運動をしてでも、自分が企業を利する“加害者”にならず、人としてのルールを守らせる事だ!!

現場を知らなければ書けない本5
「最後の労働記者」と言われる毎日新聞記者の手によるルポルタージュだ。

路上生活者、日雇派遣、フリーターなどの、現場に即した実態が如実に描かれている。
16歳のフリーターの少女が、一般に思われているよりももっと誠実に一生懸命に生きている姿や、1日18時間労働を1ヶ月間休むことなく強制される実態など、21世紀の日本で、いまだにこんなことが行われているのかと思うことが多い。

毎日の仕事に不平不満を抱く自分を省みる機会を与えてくれる本だ。

涙なしには読めません5
いかに現実がひどいか、それが日本社会の権利意識のなさから生まれているか、実感できます。他人の問題としてではなく、自らの生き方、社会のあり方の問題としてとらえなおしていく上でとっても役に立つ本です。